明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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<大津いじめ自殺>「学校が見殺しに」生徒の父、不信感

2012年07月17日 19時48分20秒 | Weblog
<大津いじめ自殺>「学校が見殺しに」生徒の父、不信感・・・毎日新聞

 「いじめと自殺の因果関係を認める可能性が高い」。

大津市の市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、遺族が市と加害者とされる同級生3人らに損害賠償を求めた大津地裁での訴訟で、市側は17日の第2回口頭弁論で「いじめを苦にしての自殺と断じることはできない」としたこれまでの主張を一変させた。

男子生徒の父親(47)は閉廷後、代理人を通じて「息子は学校に見殺しにされた気がしてならない」と改めて学校側を批判した。

 この日の法廷には父親も出廷。

淡々と市の主張を読み上げる市側代理人の話を熱心に書き留めていた。

 遺族の「教員はいじめを現認していた」との主張に対し、市側はこれまで教諭の認識について「具体的な事実の摘示(提示)がない。

誰がいじめの事実を目撃したのか明らかにされたい(してほしい)」などの主張を繰り返していた。

しかしこの日、市側は「法廷に積極的に資料を出し、真相解明のため丁寧に調査したい」とし、外部調査委員会の調査や情報開示にも誠実に対応する姿勢を示した。


 父親は閉廷後、「越直美市長の因果関係を認める発言は評価する」とコメントしたが、沢村憲次教育長が訴訟継続の意向を示しているため、「市長と教育長の発言に相違があり、信じていいのか」と不信感を示した。

 市側代理人は「学校、市教委の調査、公表が不十分だったため、ご遺族様や、絶望のふちにあって死を選ばざるを得なかったご本人様に大変ご迷惑をおかけした。

市長に代わって深くおわび申し上げます」とのメモを報道陣に読み上げた。


 大津地裁では341人が傍聴券を求めて列を作り、いじめの被害者や子供を失ったことのある父親の姿もあった。

 09年5月に長女を自殺で亡くした滋賀県守山市の小林恵さん(45)は、「親は子を失って自分を責めているのに、周囲から『なんで異変に気付かない』と言われるとつらい」と遺族の心情をおもんぱかった。

また、いじめ問題に取り組む市民団体「全国学校事故・事件を語る会」のメンバーで、いじめを受けたことのある小西史晃さん(36)=兵庫県姫路市=は「裁判で市教委や学校のいじめに対する認識の甘さを明らかにしてほしい」と話した。

【加藤明子、村瀬優子、前本麻有、石川勝義】

志賀原発も直下に活断層か=保安院、再調査検討

2012年07月17日 17時58分42秒 | Weblog
志賀原発も直下に活断層か=保安院、再調査検討 ・・・時事通信

北陸電力志賀原発(石川県志賀町)1号機の原子炉建屋直下を走る断層が、

活断層である疑いのあることが17日、

経済産業省原子力安全・保安院の調査で分かった。

保安院はこれまで、この断層を「活断層ではない」とした北陸電の評価を

妥当としており、見落としていた可能性もある。

保安院は同日午後に開かれる専門家意見聴取会で、再調査の必要性を検討する。

 原発の耐震安全審査指針は、約12万年前以降に活動した可能性を

否定できない断層を活断層とし、その上には原子炉建屋など安全上重要な

施設は建てられないと規定している。

再調査で早期の再稼働が難しくなるだけでなく、

結果によっては「立地不適格」として廃炉の可能性が出てくる。

 保安院によると、問題となったのは

1号機原子炉建屋の南西角を走る「S-1断層」。

保安院は1988年の1号機設置許可や、

2009年の耐震指針改定に伴う2号機の再評価

(バックチェック)中間報告などの際、

「活動性はない」とした北陸電の報告を妥当としてきた。

 しかし、東日本大震災を受けて全国の原発敷地内の断層の再評価を進める中で、

当時の掘削調査結果を調べ直したところ、約12万年前以降に活動したと

疑われる形跡が見つかったという。

(2012/07/17-11:13)

民主参院3人が離党へ

2012年07月17日 17時33分26秒 | Weblog
民主参院3人が離党へ

政権運営、苦境に


 民主党の舟山康江(山形選挙区)、行田邦子(埼玉選挙区)、谷岡郁子(愛知選挙区)

各参院議員は17日午後、輿石東幹事長と国会内で会い、離党届を提出した。

原発再稼働や消費税増税への反対が理由とみられる。

民主党は消費税増税をめぐり分裂、離党者が相次いでおり、

野田佳彦首相の政権運営は一層の苦境に陥りそうだ。


 3人は先に国民新党を離党した亀井亜紀子参院議員と統一会派を組む方針で、

17日夕に亀井氏とともに国会内で記者会見する。

 参院第1会派の民主党会派は88議席となり、

第2会派の自民党会派86議席との差は2議席となる。

(共同通信)

神幸祭(祇園祭)7月17日夕方より

2012年07月17日 17時19分32秒 | Weblog

神幸祭(祇園祭)7月17日夕方より

7月17日に祇園祭の神幸祭が八坂神社~御旅所までを巡行します17:00頃に舞殿から、神輿が降ろされます。

宮本講社神宝奉持列が出発します。南楼門の外で待機している豊園社御真榊行列が加わります。

  

豊園社御真榊行列は16:30頃に、洛央小学校より出発して八坂神社に向かいます。


東御座の神輿が下ろされ、舞殿をまわり、本殿前で差し上げを行い、南楼門(正門)を出ていきます。

 
神幸祭に参加される代表の方々のお祓いが境内で行われます。

西御座の神輿が下ろされ、舞殿をまわり、本殿前で差し上げを行い、南楼門(正門)を出ていきます。
  

石段下に、18:15頃に神輿が到着します。
 
石段下に神輿が到着すると、1基づつ、差し上げなどが行われます。
3基の神輿(西御座・中御座・東御座)が揃うと、石段下におられる神職さんによって、神事が行われます。
  

18:30頃に石段下で3基の神輿が一斉に、差し上げて回されます。


3基の神輿(中御座・東御座・西御座)が、それぞれのコースを通り、御旅所まで行きます。

 

  

御旅所の通を隔てた場所では、神輿が到着すると雅楽の演奏が行われます。


御旅所に、神輿(中御座・東御座・西御座)が一基づつ登場です。
 
御旅所を行ったり来たり、差し上げたりまわしたりとします。
  

神事が行われている最中は、氏子衆はしゃがみこみます。神輿(中御座・東御座・西御座)から御霊を御旅所に移します。
  
中御座(三若)と東御座(四若)は、御旅所が右側です。西御座(錦)は、御旅所が左側です。

最後の神輿の御霊が、御旅所に移されると神幸祭は終わります。神輿は、左右の御旅所の中央に還幸祭(24日)まで置かれます。
24日まで無言詣りが行われます。無言詣りとは、花街の舞妓さんや芸妓さん等が、御旅所にお詣りをすると願いが叶うと言う風習があります。
誰にも話さないで御旅所で願をして、無言のまま帰宅するのだそうです。最近では、一般の女子も無言詣りをされています。


石段下の周囲には多くの人が早くから場所取りが行われます。
神輿巡行を1基づつ同行すれば、花見小路や新橋など背景的にも良い箇所が多く存在しています。


~八坂神社の行き方~
市バス「祇園」下車。/京阪「祇園四条駅」下車、徒歩5分。

~御旅所の行き方~
市バス「四条河原町」下車、徒歩3分。/阪急「河原町駅」下車、徒歩3分。

関西電力の株価急落を通してみる「電力会社の黄昏」 ~原発安全神話崩壊で一気に信用崩壊~

2012年07月17日 16時38分31秒 | Weblog

関西電力の株価急落を通してみる「電力会社の黄昏」 ~原発安全神話崩壊で一気に信用崩壊~

(暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える)より

▲① 暗黒夜考

フクシマ原発事故により東電のトンでもぶりが露呈し、”原発利権ムラ”の存在と”ムラ”の住民たる政治家・官僚・電力会社・原発メーカー・マスゴミらと地元自治体による”利権”に塗れた実態が明らかとなり、多くの国民が原発の危険性と共にその構造的欠陥に気づくこととなった。

そして野田政権のあまりに強引過ぎるやり口にて大飯原発こそ再稼動されたものの、今年5月には日本にある全原発が停止するに至り、毎週金曜日に行なわれている「大飯原発再稼動デモ」が加熱する一方の現状、大飯に続く原発の再稼動は容易いことではないであろう。

電力会社の財務(会計)面に着目すると、東電に限らず、国内の電力会社は原発再稼動ができないことによりそのバランスシートは急激に悪化する構造である。


 
即ち、老朽化原発に対する「廃炉の際の除却損」「解体引当金の引当」や既存原発の「”空焚き”でも必要な維持コスト」「減価償却」により、電力会社が一気に超赤字企業の転落するということである。

電力各社については短期的にみた場合の「火力発電による燃料コスト増」ばかりがクローズアップされがちであるが、本質は中長期的にみた場合の「廃炉に係るコスト」こそが致命的欠陥なのである。


(そもそも論として、燃料コスト増についても、諸外国より何倍も高い値段でこれを輸入し、何ら輸入コスト削減努力もしないままに「高い、高い」と主張すること自体、本末転倒であろう。)


然るに、既に老朽化した原発を多く抱える電力会社は、今仮に原発を再稼動させたとしても、早晩、老朽化原発の廃炉コストという大問題に直面する訳であり、このままではやがて経営危機に陥るということである。

(実際、銀行は原発再稼動なしでは将来不安大の電力会社に対し、新規社債の発行を引き受けないという対応である)


もっとも、原発再稼動などは”対処療法”的意味合いしかなく、暫くの間、電力会社の延命のためだけに、全国民の健康・生命が天秤にかけられ、これを危険に晒す「原発再稼動」が実行されようとしているのであるから実に馬鹿げた話である。


以下に転載した記事は1ヶ月程前のものであるが、関電の台所事情を非常に的確に指摘しており、これを読めば、中長期的な視点のないままでの原発再稼動が如何に場当たり的で、愚かしい行為であるかが窺い知れよう。


近い将来、老朽化原発の廃炉コストという重い荷物を背負った「電力会社の黄昏」を感じずにはいられない話である。


(転載開始)

◆株価急落「関西電力」が怯える“東電化”
 2012/06/27 「Foresight」(杜耕次 Mori Koji)

八木社長の発言はネガティブなメッセージに (C)時事

関西電力が追いつめられている。

八木誠社長(62)以下経営陣が切望した大飯原子力発電所(福井県)3号機、4号機の再稼働が野田佳彦首相(55)はじめ関係閣僚会合で正式に決定したのが6月16日土曜日。

昨年3月の東京電力福島第1原発の事故以後、国内にある原発50基(事故を起こした福島1-4号機を除く)は定期検査を機に次々と運転を休止し、北海道電力泊原発3号機が5月5日に発電を停止して以来1カ月以上も「原発ゼロ」の状況が続いていた。

ようやく叶った再稼働だったが、同社の株価は上がるどころか、逆に堰を切ったように急落。

19日火曜日には、1984年以来、28年ぶりに1000円の大台を割ってしまった。

投資家は収益基盤がメルトダウンしている関電に経営危機のにおいを感じ取っている。


○外資系のシビアな評価

関電株価の19日終値は前週末比34円安の984円。年初(1月4日)に1215円だった株価は、過去最大の赤字決算(12年3月期最終赤字2422億円、以下業績の数字は「単体」の注記がない限り連結ベース)を発表した4月27日には1158円にまで下がり、5月31日の1134円を最後に6月に入って終値は1度も1100円台を回復することがなかった。
 
1000円の大台割れの引き金になったのは、16日午前の「大飯再稼働」政府決定を受け、関電社長の八木が大阪・中之島の本店で同日午後に開いた記者会見だった。

「大飯の2基を7月下旬にフル稼働すれば、原発稼働ゼロの場合に比べ、1600億円程度のコスト改善になる」
 
この八木の一言が週明けの市場を大きく動かした。
 
4月27日の決算発表記者会見で八木は「原発再稼働がなければ、代替発電のための火力燃料費が一段と増加し、今期(13年3月期)のコストは前期比4000億円増える」との見通しを明らかにしていた。

それから50日後の6月16日、念願の大飯再稼働にこぎ着けた安堵感から、“これで4割(1600億円)のコスト改善が可能になる”と八木はひと息ついたつもりだったかもしれない。

だが、投資家たちの見方は違った。

「2基が再稼働しても(4000億円-1600億円=)2400億円のコスト増がのしかかる」とネガティブなメッセージとして受け取ったのだ。
 
前期の関電の決算数字をおさらいすると、営業赤字2293億円、経常赤字2655億円、最終赤字2422億円。

燃料コストをストレートに反映するのは営業損益であり、前期の数字にそのまま単純に2400億円の負担増を加えると、今期の営業赤字は約4700億円に膨らむ計算になる。
 
16日の八木の会見後、多くのアナリストが関電の今期の最終赤字を5000億円規模とみなした。

モルガン・スタンレーMUFG証券が20日に関電への投資判断を見直し、目標株価を従来の1400円から850円に引き下げるなど、国内勢と違って電力業界にしがらみのない外資系のシビアなスタンスが広がり、関電の株価下落には歯止めがかからなくなった。


○なりふり構わぬ情報操作

同じ20日、産経新聞と並んで電力業界に最もシンパシーを寄せているとみられている読売新聞は大阪版1面(東京版は9面)で「関電、家庭用18%上げ必要 大飯再稼働でも」との記事を掲載した。

この記事によると、関電は大飯原発3、4号機が再稼働しても13年3月期の単体経常赤字が5200億円となり、赤字解消には家庭用で平均18%、企業など大口向けで平均27%の値上げが必要と試算しているとし、値上げをせずに赤字を解消するには大飯の2基を含む原発7基の再稼働が条件になると報じている。

 
この読売の記事を材料に20日午前、関電の株価は一時前日比18円高の1002円に上昇したが、午前10時半に同社が「(値上げの記事について)当社が発表したものではない」とのコメントを発表したのを機に再び1000円を割り込み、26日現在株価は922円にまで値を下げている。


「今度は“値上げテロ”か」
 
読売の「値上げ」報道の顛末を見た大阪市関係者はこう語って不快感を隠さない。
 
約1カ月前の5月17日、元経産官僚で現在は大阪府市統合本部特別顧問の古賀茂明(56)がテレビ番組に出演した際、関電や経産省が電力の足りない状況をつくり出し「停電」を連呼して脅している状況を“停電テロ”と表現。

これに関電関係者が激しく反発して騒動になったが、市長の橋下徹(42)を筆頭に関電への不信感を募らせる大阪市の幹部らは、「“停電”の次は“値上げ”を持ち出し、なりふり構わぬ関電の情報操作が続いている」と見ている。


○「関電の不作為」を見る目

古賀や環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也(53)ら電力問題の論客が参集した「大阪府市エネルギー戦略会議」(飯田は山口県知事選出馬のため6月に辞任)は、昨年の福島事故以後、定期検査で運転を停止する原発の再稼働が困難になることを予想できたにもかかわらず、関電は必要な手を打たず、意図的に現在の電力不足を招いたと批判した。

 
実際、東京電力や東北電力はこの1年間、震災などで損傷した火力発電所の復旧やプラント新増設(代表例はタイから無償貸与されたガスタービンを東電が川崎、大井2カ所の火力発電所に設置)を必死に行ない、今夏は電力需給に余裕のある水準に持って行くことができた。

 
関電関係者は「東電や東北電は震災被災地の特例で発電設備増設に必要な環境影響評価(アセスメント)を免除されたが、わが社には適用されず、機動性を削がれた」と釈明するが、前出の大阪市関係者は「関電は“原発はいずれ再稼働する”とタカをくくり、もっといえば“代替発電設備を確保すると原発不要と言われかねない”と不作為を決め込んだ可能性が高い」と分析する。

 
昨年夏、九州電力玄海原発(佐賀県)の再稼働を巡る「やらせメール」問題が発覚し、第三者委員会の事実認定を九電側が否定するなど事態が混迷を深めた際、電気事業連合会(電事連)会長でもある関電社長の八木は「あくまで九電の問題」との発言を繰り返し、対立がエスカレートしていった経産相の枝野幸男(48)と九電首脳の関係修復に動いたフシはない。


「九電の『やらせメール』問題を手際よく収めていれば、ここまで原発再稼働がこじれて追い込まれることはなかった」


「東電があんなことになって、いまや業界のリーダーは関電しかいないはずなのに、当人たちにその自覚がない」
 
関電社内からも、社長の八木や会長の森詳介(71)に対するこうした不満の声が漏れてきた。


○「霞が関発」の試算
 
ただ、東日本大震災と福島原発事故から丸1年が経過しても、一向に「再稼働」の手続きが進む気配がないことに、さすがの関電首脳も焦りを露わにするようになっていった。

特に前期決算や今期業績予想の数字が取りざたされるようになってきた4月以降、八木や森の危機感は一気に高まってきた感がある。
 
関電の決算発表から1週間も経たない5月2日、今夏の電力需給を精査する内閣府の「需給検証委員会」が原発稼働ゼロの状態が続いた場合の電力9社の財務状況の試算結果を公表した。

それによると、発電量に占める原発依存率が50.9%(11年3月期)と高水準だった関電は、13年3月期の単体最終損益が7020億円の赤字になるとの指摘。

「霞が関発」の試算だけに、関電に衝撃が走ったのは言うまでもない。

同社が経済界や政界、官界などあらゆる人脈を使い、大飯原発3、4号機の「再稼働」推進のロビー活動をなりふり構わず始めたのはこの時からだ。

 
最も効果が表れたのが、企業を通じた自治体への圧力。

滋賀県では知事の嘉田由紀子(62)を中心に早くから再稼働に慎重な姿勢を打ち出していたが、「滋賀県内に2カ所の太陽電池工場を持つ京セラなどが電力不足では稼働が困難になると県に方針転換を働きかけてきた」(地元関係者)という。

その結果、対関電強硬派の1人だった嘉田だけでなく、足並みを揃えていた京都府知事の山田啓二(58)が態度を軟化。

さらに関西広域連合の結束を重視した大阪市長の橋下も「期間限定の再稼働容認」にハードルを下げ、そこから野田政権の関係閣僚会合による「大飯再稼働正式決定」になだれ込んで行ったのは周知の通りである。


○深刻な「廃炉問題」

大飯の2基の再稼働により、関電の今期最終赤字は5000億円程度に縮小できるとみられている。

しかし、いま一度、同社のバランスシートを詳細にチェックする必要がある。

前期末(12年3月末)の自己資本は1兆5098億円で、11年3月末からの1年間で3010億円も減少している。

東電の7871億円(12年3月末、11年3月末比7710億円の減少)に比べればまだ余裕があると考える向きもあるかもしれないが、それは早計。

今期原発の再稼働が2基にとどまるなら、前述のように最終赤字予想額は5000億円であり、向こう3年で自己資本を食いつぶしてしまう。

 
加えて、関電にとって頭痛のタネが新たに持ち上がっている。

原発の「廃炉問題」である。

民主党国会議員の勉強会「脱原発ロードマップを考える会」が6月13日に開いた会合で、資源エネルギー庁が試算した「廃炉決定の際の除却損、解体引当金引当不足額」が明らかにされた。

それによると、政府が原発を再稼働させずに廃炉にすると決めた場合、国内原発10社(沖縄電力を除く電力9社と日本原子力発電)のうち、東電はじめ北海道電力、東北電力、日本原電の4社が債務超過に陥る。
 
関電はどうかというと、12年3月末の単体純資産1兆1835億円に対し、保有原発11基の廃炉に伴う損失額は6318億円、差し引きで残る純資産は5517億円となる。

繰り返しになるが、関電の原発が稼働ゼロなら今期の単体最終赤字予想額は7020億円、大飯の2基稼働なら約5000億円。

「債務超過」はあっという間に訪れる。
 
もともと関電には老朽原発が多い。美浜原発1号機(福井県、運転開始1970年11月)がすでに40年を過ぎているのをはじめ、同2号機(72年7月)や高浜原発1号機(福井県、74年11月)など向こう8年間で11基中7基が順次稼働40年に到達する。
 

社長の八木が16日の大飯再稼働を受けた記者会見で40年超の原発を原則廃炉にする政府方針について問われた際、「(廃炉にする)科学的、技術的根拠を明示してもらいたい」と声高に主張したのは、フロー(電力事業収益)とストック(原発廃炉)の両面で財務基盤の脆弱化が進む現状に苛立ちを募らせているからだろう。


○「負の連鎖」がちらつく

大震災と福島原発事故の前日(2011年3月10日)の関電株価は2146円。


このとき約2兆100億円だった株式時価総額はいまや8655億円(6月25日現在)に縮小している。

12年3月末の有利子負債は1年前より4551億円増えて3兆8649億円。金融機関は東電向けと同様に、関電への追加融資の条件にも原発の再稼働(大飯の2基に続く)を上げてくる可能性が高い。

巨額赤字→株価下落→信用不安→資金繰り難……、3.11後に東電を襲った負の連鎖が関電の先行きにもちらついている。
 
6月27日の株主総会で関電は、筆頭株主の大阪市(保有比率8.9%)による「脱原発」などの株主提案をことごとく否決できる見通しだが、それが苦境克服に何の意味も持たないことを多くの株主は理解しているはずだ。

関電にとって、真の危機はこれから始まるのだから。(敬称略)

(転載終了)


野田民主党が「刺客」を立てるなど、おこがましいにもほどがある。

2012年07月17日 16時27分58秒 | Weblog
野田民主党が「刺客」を立てるなど、おこがましいにもほどがある。

(世に噛む日日)より

今、愛知県の名古屋市近郊にある某漫画喫茶にいる。

最近は、月に1~2回ある名古屋出張の帰り、必ずこの漫画喫茶に立ち寄り、予約していたホテルのチェックインまで、時間をつぶすことにしている。

トンボ帰りをすれば、経費の節約になるのだが、徹夜で走ってきてそのまますぐ帰るなど、若いころならいざ知らず、50半ばの齢となれば、とんでもない危険行為と言わざるを得ず、十分な睡眠をとらなければ、無事に九州に帰りつく自信がない。

ところでわが郷土であるが、梅雨前線が完全に居座ってしまい、これまでにない危険な状況になっている。

仕事上、何度も行って慣れ親しんだ市町村が、無残な姿をさらしているニュース映像を見るにつけ、胸が痛んで仕方がない。我が家は丘陵地帯にあるので水害の心配もなく、土砂が崩れ落ちてきそうな崖もない。

しかし、女房の郷里や、佐賀でひとり暮らしをしている息子が心配だ。

今のところ、大丈夫なようだが、この先、どうだろうか。

政治に関して、あまり書くネタはないし、時間もないが、「刺客」について・・。


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小沢元代表に「刺客」?…民主岩手県連、消極論も

民主党岩手県連は、同党を除籍(除名)された畑浩治氏(2区)と小沢一郎元代表(4区)の両衆院議員の選挙区で、対立候補を擁立する方向で検討に入った。

 しかし、県連内には慎重論も根強く、今後の調整が難航することも予想される。

 民主党執行部は、小沢氏らが結成した新党「国民の生活が第一」に参加した現職の29小選挙区すべてで、対立候補の擁立を目指し、各県連と調整に入る方針だ。

 県連も15日、盛岡市内で次期県連代表に就任予定の黄川田徹衆院議員(3区)など、県選出の同党国会議員や県議が出席する「県連再構築準備会」を開催して対応を協議する。

 県連内では、党執行部の方針通り、2、4両区で候補者の擁立作業を進めるべきだとの意見は多い。一方で、小沢氏や達増知事を支持する後援会幹部を抱える議員からは「全面対決は避けるべきだ」として、擁立に慎重な意見もある。

特に強固な地盤を誇る小沢氏の4区への擁立については、消極的な意見が根強くあるのは確かだ。

 既に新党「国民の生活が第一」に所属する県関係の国会議員らは、階猛氏(1区)、黄川田氏の両衆院議員の選挙区で対立候補を擁立する考えを示している。

(CIA読売新聞)

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なんと、野田民主党は、小沢氏の選挙区に「刺客」を立てようとしているらしいのだ。

これは、「身の程知らず」の実例として、後世に記録されるほどの愚挙である。

ましてや、「国民の生活が第一」の議員の29章選挙区ぜんぶに「刺客」を立てるなど、正気の沙汰とも思えない。

彼らはそれで、勝てると本気で思っているのだろうか?

あの郵政選挙で、造反議員の選挙区すべてに「刺客」を送った小泉の猿真似をしたいのだろうが、あのときの小泉政権と今の野田政権で大きく異なる点がひとつある。

そう、支持率だ。

70%にも迫る勢いだった小泉だからこそ、できたのだ。

7%にも満たない(時事通信の7月の世論調査)とされる支持率の現民主党が送る候補者など「刺客」とは言えない。

敵を襲ったはいいが、見事返り討ちにあったのでは、「刺客」の名に値しないだろう。

小沢氏の選挙手腕から見れば、このまえの参議院選挙で露呈された選挙下手な現執行部など赤子のようなものだ。

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これが小沢“仁義なき戦い”の全貌だ!衆院選で民主に“逆刺客”も2012.07.10

権力闘争の域に入った以上、選挙になれば食うか食われるかの「仁義なき戦い」だ。

民主党が「どんな手を使っても小沢新党を潰す」と考えるのは仕方ないことだ。

 当然、小沢グループとしても相手を蹴落としてでも生き残りを図る。

そして、小沢氏は選挙には絶対の自信を持っている。民主党の「刺客」に対し、

「逆刺客」の準備を進めているという。

 「気の早いことに、もう、『小沢新党から出たい』と言ってきている人が何人かいる」

 2日のグループ会合で、小沢氏はこんなあいさつをしたが、実は水面下で、新人候補擁立を着々と進めてきた。小沢氏に近い議員がいう。

 「今回、消費増税法案に賛成した民主党議員の選挙区には、『増税反対』

『脱原発』などを掲げて、小沢新党の候補をぶつけるということだ」

 小沢氏の選挙戦術は一言でいうと「強気」だ。

政権交代後の2010年参院選で、小沢氏は幹事長として

「複数区には複数候補を立てる」と宣言し、票の掘り起こしを目指した。


 民主党は当時、小沢氏の陸山会事件や、鳩山由紀夫首相の母親による月1500万円の子ども手当問題などで逆風にあった。

現職議員は「共倒れになる」と総反発したが、小沢氏は「政権与党が複数区で1人に絞るなどあり得ない」と意に介さなかった。

 今回も、報道各社は「小沢新党は追い込まれている」「低支持率で展望は厳しい」と酷評しているが、小沢氏は拡大路線の、強気の選挙に踏み出しているのである。

 「離党届提出の翌日から、小沢さんはグループの一部議員に対し、『県レベル単位で(候補者擁立を)頼むぞ』と指示を出した」(同議員)

 私(=鈴木)の取材では、小沢氏が候補擁立を言及しているのは、青森3、4区、岩手1、3区、福島3、4、5区などである。

 青森3、4区は、自民党の大島理森副総裁と木村太郎副幹事長の地盤だが、増税法案に賛成した民主党の田名部匡代、津島恭一両衆院議員も比例復活している。

岩手1、3区は、小沢新党への参加を拒んだ民主党の階(しな)猛、黄川田徹両衆院議員の地盤。

 そして、福島3、4、5区は、野田佳彦首相の松下政経塾の後輩に当たる玄葉光一郎外相や、小沢批判を繰り広げた渡部恒三最高顧問、増税法案を推進した吉田泉財務大臣政務官の地元である。

 注目の「逆刺客」候補だが、小沢氏側近は「地方議員や、中小企業のベンチャー経営者、12年やってきた小沢塾卒業生など、人はいくらでもいる」と話す。

 小沢氏が、東北から具体的指示を出しているのにも戦略がある。

選挙協力や選挙後の連携パターンに「地域政党」を考えているのだ。

 「地域政党といえば、北海道には鈴木宗男代表率いる『新党大地・真民主』、中部地方には名古屋市の河村たかし市長の『減税日本』、近畿には大阪市の橋下徹市長率いる『大阪維新の会(維新)』、関東は地域政党でないが渡辺喜美代表の『みんなの党』が主戦場。

こうした政党とバッティングしないような配慮だ」(同)

 ただ、全国には10%程度とされる強固な小沢支持票がある。

報道各社のインチキ世論調査でも、70-80%は「期待しない」と答えるが、10-15%は「期待する」と答えており、「雨が降ってもやりが降っても小沢氏を支持するファン」(自民党選対幹部)という。

 このため、小沢氏は選挙協力の進展具合を見ながら、「比例当選の上積みを狙い、全国各地での候補擁立も考える」(小沢氏側近)。

 選挙戦の手足となる人材確保も狙う。民主党では現在、「小沢氏が、民主党で長く選挙を担当し、選挙区事情や支持団体をすべて把握している職員を引き抜こうとしているようだ」との情報が流れ、戦々恐々としている。

 11日の結党大会で正式スタートする小沢新党だが、選挙準備は早くも先行している。


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時間がなくなった。

とにかく、民主党執行部は愚かである。

(アホと言いたいが、それは使わないというポリシーなので)それでは、また。

読売新聞・亡国論。

2012年07月17日 16時16分22秒 | Weblog
読売新聞・亡国論。・・・(山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)より

読売新聞が国を滅ぼす。

読売新聞は、連日連夜、ストーカーのように小沢一郎を追いかけ、「小沢一郎に期待しない」「小沢一郎新党を支持しない」「小沢一郎は終わった」・・・と繰り返し、報道している。

何故なのか。

小沢一郎がいては困るからだろう。

では、誰と誰が困るのか。むろん、われわれ国民は困らない。

困るのは?読売新聞だけではないが、特に読売新聞が先頭に立って「小沢一郎バッシング(いじめ)報道」を繰り返している。

何故、「小沢一郎いじめ」なのか。何故、読売新聞なのか。

ここで、もう一度、読売新聞と言う新聞社の始まりとその歴史について考えてみたい。

その前に、読売の最近の「インチキ世論調査報道」を見てみたい。



2012年07月15日

小沢新党に「期待しない」82%…読売インチキ世論調査


読売新聞社が13〜15日に実施したインチキ全国世論調査(電話方式)で、民主、自民、公明の3党が、

消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案以外の政策についても、

できるだけ協力していくべきだと思う人は61%に上り、「そうは思わない」29%を大きく上回った。

 「決められない政治」からの脱却への期待が表れたとみられる。

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らが結成した新党「国民の生活が第一」には「期待しない」が82%を占め、「期待する」は12%に過ぎなかった。

野田内閣の支持率は31%(前回6月27〜28日は31%)、不支持率は59%(前回59%)で横ばいだった。

 政党支持率は民主は15%(同18%)に下がり、2009年9月の政権交代後では今年4月に並ぶ最低となった。

自民も14%(同17%)で、10年5、6月と並んで過去最低だった。「国民の生活が第一」は1%にとどまった。

無党派層は57%(同52%)に上昇し、政権交代後で最高を記録した。

 次期衆院比例選の投票先は、自民18%(同20%)、民主14%(同13%)で、「国民の生活が第一」は2%だった。

読売新聞 7月15日(日)22時45分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120715-00000754-yom-pol



 この読売の記事が、「小沢新党バッシング」をメイン・テーマにしていることは、タイトルのつけ方から明らかである。

政党支持率の世論調査なら、わざわざ、「小沢新党」を前面に出す必要はない。

とりわけ、「小沢新党」、つまり新党「国民の生活が第一」への国民の支持率が低く、「支持しない」という人が「82%」もいるのなら、新党「国民の生活が第一」など、問題にする必要もないだろう。

しかし、このむ記事は、やはり「小沢新党に「期待しない」82%」というタイトルにしなければならない理由が、読売の側には、あるのだ。

読売にとって「小沢一郎」「小沢新党」こそ、最大の敵であり、どうしても社会的にも、政治的にも葬り去らなければならない「人物」であり「組織(政党)」だからだ。

では、読売は、何故、そこまで、「小沢一郎」、ないしは「小沢新党」に固執するのか。

 「東京地検特捜部」を作ったのが、米軍、日本占領軍、GHQであったように、戦後の読売新聞を、実質的に作ったのも、実は米軍、GHQであったという歴史的事実が存在するということに注目しなければ、この問題の謎と深層は解けないだろう。

戦前、戦後の読売新聞の「産みの親」ともいうべき社主・正力松太郎は、戦争犯罪人として、つまり戦犯として巣鴨プリズンに収容されていた。

しかし、彼は、誰よりも早く、巣鴨プリズンから解放され、社会復帰を果たしている。

何故、正力松太郎は解放されたのか。

その秘密を解くことは、意外に簡単である。

正力松太郎は、米軍の「スパイ」になることを交換条件に、巣鴨プリズンから出てきたのである。

この経緯については、すでにこのブログでも、また小生の新著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』でも、かなり詳しく解説し、論じているので、そちらをお読みいただきたいが、ここでも、もう一度、確認しておきたい。


 有馬哲夫(早大教授)の『日本テレビとCIA』(2006/10「新潮社」刊。

2011/7/11「宝島文庫」収録)という本がある。

名著である。この本は、米国公文書館に残されている「秘密文書」を資料として、実証的、科学的調査に基づいて、「戦後の正力松太郎」を追跡したもので、いわゆる陰謀論的書物ではない。

すでに、多くの日本国民の常識と言っていいが、なんと正力松太郎は、「ポダム」という暗号ネームを持つ「米軍スパイ」として記録に残されている。

つまり、戦後日本の新聞、テレビ、週刊誌・・・、いわゆるマスコミの中枢部に君臨していた正力松太郎は、「米軍のスパイ」だったのである。

日本の戦後マスコミ、ジャーナリズムを支配、先導してきた、その米軍のスパイ的体質が、今も、尾を引いていないということは出来ない。

確実に「米軍のスパイ」的体質は、意識しているか、いないかに関係なく、無意識のうちに生き延びているのだ。

朝日新聞から産経新聞まで、「米軍スパイ的体質」は、どの新聞社も共有していると言ってても過言ではない。

読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、そして新聞の支配下にある各テレビ局・・・が、「小沢一郎バッシング報道」において、ものの見事に共同戦線を張り、瓜二つの記事の報道を繰り返すのは、情報の発信源が、同じだからだけろう。


 言い換えれば、小沢一郎や小沢新党を恐れているのは、読売新聞であるにとどまらず、同時に、読売新聞のバックにいる米軍、GHQ、CIA・・・だということだ。

日本のマスコミによる「小沢一郎バッシング報道」の裏には、戦後日本の政治史を支配してきた「日米関係」があるということだ。

従って、小沢一郎が、これまで、何と戦ってきたかは明白である。

米国の「ポスト植民地主義的支配」とその「手先たち」(検察官僚やマスコミ)と戦ってきたのである。

今、小沢一郎が、左右を問わず、多くの日本国民の支持を集め、国民的ヒーローになろうとしているとすれば、それは、米国の支配から逃れ、ホンモノの独立国家になろうとする日本国民の悲願が背景にあるのだ。

(続く)


韓国朝鮮人”長老”が、朝鮮人に喝!:朝鮮人の「真の歴史」を知りなさい!

2012年07月17日 16時04分56秒 | Weblog

韓国朝鮮人”長老”が、朝鮮人に喝!:朝鮮人の「真の歴史」を知りなさい!

みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より

韓国朝鮮人にもすばらしい人々はまだ健在のようである。

しかし、そういう人々は、日本と同様に高齢化している。

そんな韓国朝鮮長老の1人のソウル大学名誉教授が、朝鮮人にお灸をすえた。

もちろん、我々日本人にも”喝”! 以下のものである。


なぜ朝鮮人は嘘をつくのか Why does the Korean tell a lie?(1/3)

http://www.youtube.com/watch?v=9ATZG6pyY88&feature=player_embedded


なぜ朝鮮人は嘘をつくのか Why does the Korean tell a lie?(2/3)

http://www.youtube.com/watch?v=jbgbbXk0n1k&feature=player_embedded


なぜ朝鮮人は嘘をつくのか Why does the Korean tell a lie?(3/3)

http://www.youtube.com/watch?v=KR7z_-jagCE&feature=player_embedded

【韓国】反日運動に異論を唱えるソウル大教授

http://www.youtube.com/watch?v=Dt8PRoWh1eU&feature=player_embedded

おそらく、この世代が朝鮮からいなくなる頃には、

本当に戦争が始まるのかもしれないですナ。

いずれにせよ、「坂の上の雲」を小中高の教科書にせよ!というのは、

実に良いアイデアに違いない。


わが祖国・日本は、助かる!

2012年07月17日 15時59分13秒 | Weblog
わが祖国・日本は、助かる!・・・(飯山一郎)より

「精神一到何事か成らざらん」とか「心頭滅却すれば火もまた涼し」と
といった“精神主義”が鷲は好きだ。

だってそ~じゃろ?

座禅をくみ心頭を空虚にすれば、燃えさかる炎(ほのお)だって涼しい!

つーんだから爽快じゃないか!


そーゆーことなので、一日に1~2回、鷲は座禅をくむ。

若き日の鷲は座禅をくみ瞑想しても女体が浮かぶ妄想が多かった。

いま、鷲は老いたお陰で娘たちの裸体はあまり浮かばなくなった。


昔、中国の寺で座禅を組んでいた時、つい卑猥な妄想が浮かんだ…。

その瞬間、鷲は、「バチッ!」っと警策で肩を打たれてしまった。

痛かった。

それにしても、
直堂(座禅の監視僧)は何故に鷲の卑猥な妄想が分かったのか?

あとで訊いてみたら…、

座禅の姿勢のわずかな崩れでソレ(妄念)が分かるのだ、と。


連休中、鷲は結跏趺坐(けっかふざ)して何回も座禅を組んだ。

久しぶりの深い瞑想のなかで、くっきりと見えてくるものがあった。

それは不思議なイメージだった。

いったい、どんなイメージなのか?

   ↓こんなイメージだ↓

激甚なる放射能地獄…

この未曾有の災厄のなかで…

わが祖国日本は…

滅びてゆく可能性が高い…


しかし!

その日本が…

助かる!


…とまぁ、文字で書けば上のようなイメージだ。

このイメージは、いま、鷲の脳裏では、確信 になっている。


とにかく日本は助かる!

もージタバタすることはない。

史上最悪、かつ最凶の民主党政権は絶対に倒さねばならないが…、

希望を捨てず、闘いながら生き抜いていけば…、

鷲らは、絶対に、助かる!

どーゆーふーに助かるのか? 助けられるのか? 助かっていくのか?

飯山一郎、懸命に書いていく所存。

(つづく)