明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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鈴木宗男議員の質問主意書と亀井議員の怒り

2010年01月28日 20時17分53秒 | Weblog
鈴木宗男議員の質問主意書と亀井議員の怒り   (政治の季節)より

亀井の発言をマスコミも国民も自分の問題としてもっと深刻に捉える必要がある。
マスコミは、「亀の言うことだから」と聞き流すフリをしている。
国民も自分のことだとは思わずに、自分以外の国民のことだと思っている。

亀井氏「国民の相当数、冷静な判断能力ない」 (YOMIURI ONLINE 1/26)
国民新党代表の亀井金融相は25日、衛星放送BS11の番組で、小沢民主党幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件に関して「今の国民は相当数が大脳皮質で冷静に判断する能力をお持ちでない。新聞が『けしからん』と書いたりすると、その人(小沢氏)が何を言っても耳を貸さない」と述べた。

今起こっていることはまさに亀井の言う通りである。
新聞・テレビは「小沢はけしからん」と叫び続けている。
特にテレビがひどい。
検察と警察、刑事と検事の区別もつかないような芸能人に小沢批判をやらせる。
無邪気で幼稚な正義感で小沢を責めるみのもんたをはじめとする司会者達。
司会者に遠慮してか何も言えないコメンテーターというやから。

新聞の側も何人の記者が、亀井の発言を聞いて我が身を振り返ってみたか。
自分たちは客観的、公正・公平な立場で記事を書いているか?
検察にただ踊らされているだけではないのか?
読者に誤ったことを伝えているのではないか?

亀井発言に異を唱えることの出来る記者はいるのか!
そういう自信のある記者がいたら、共同で、あるいは単独ででも亀井に抗議をしてほしいものだ。

世論調査の結果を見て、満足しているマスコミ。
小沢を非難しているのは自分だけじゃないのを確認して「そうだ、そうだ」と妙に納得している「国民の相当数」

こんなマスコミにちょっとぐらいつつかれたからといって総理大臣がオタオタしていてはしょうがない。
「戦ってください」
「起訴されないことを願っている」
当然の発言である。
もっと堂々としていなさい。

だからこんな馬鹿な対応をする。

政府が小沢不動産事件で「検察リーク」否定の答弁書を閣議決定 (産経ニュース 1/26)
政府は26日の閣議で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件に関し、「捜査情報等の漏洩(ろうえい)があったとは考えていない。検察当局は従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきた」と、東京地検特捜部による報道機関へのリークを否定する政府答弁書を決定した。
 鈴木宗男衆院議員(新党大地)の質問主意書に答えた。

鈴木宗男の質問主意書の標題は「検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する質問主意書」というものである。
あいにくまだ衆議院では経過のみで本文は掲載されていない。

質問主意書提出年月日 平成22年 1月18日
内閣転送年月日 平成22年 1月20日
答弁書受領年月日 平成22年 1月26日

せっかく宗男議員がきっかけを作ってやったのに、馬鹿な回答をだす。
平野官房長官あたりの判断か。
この程度の回答で検察へのけん制になると考えたとしたら甘すぎる。
検察は、今のままでいいのかとわざと曲解し、情報漏洩を続けるぞ。

いやしくも現職の衆議院議員が逮捕され。国会に参加出来なくなっている事件である。
それについて現職の国会議員が質問しているのである。
政府はしっかり調査したのか!
特捜部の検事や検察事務官の一人一人にヒアリングを実施したのか?
客観的にみて、検察からのリークとしか考えられない報道が氾濫しているのだ。
政府はメディア各社に対してもヒアリングをすべきである。
ニュースソースの秘匿はメディアの義務ではあるが、個人名まではともかく、少なくとも守秘義務違反にあたるようなソースからの情報漏洩はないということの確認ぐらいはしてもいい。

この程度は指揮権発動でもなんでもない。
小沢事件に対する指揮権ではなく、国家公務員の守秘義務に関する調査に過ぎない。

幸いなことに、鈴木宗男議員は再質問を提出したようだ。
「検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等に関する再質問主意書」

今度こそ、鳩山総理大臣、千葉法務大臣、平野官房長官は徹底的な調査をして、鈴木宗男議員に誠実に回答をしなければならない。
一体宗男議員は誰のためにやっているのか分かっているのか!

小沢氏の再聴取、見送りへ 特捜部、政治的影響も考慮 (47ニュース 1/27)
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ。
 特捜部は23日に約4時間半にわたり小沢氏を聴取。一定の説明を受けた上で「被疑者調書」2通を作成し、当初の目的は果たしたと判断した。
 聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる。
 ただ、元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=らの供述次第で、小沢氏の聴取を再度検討する可能性もある。

特捜部が再度の事情聴取をあきらめたのかどうかはよく分からない。
なんと言っても特捜部である。
油断させておいて後ろからバッサリ、なんて心配もある。

インチキ記事を捏造した読売新聞と日経新聞

2010年01月28日 18時25分54秒 | Weblog
インチキ記事を捏造した読売新聞と日経新聞  「日刊ゲンダイ」より。

日経新聞・読売新聞の25日夕刊などが「石川議員、手帳にホテル名」という見出しでデカデカと報じた記事は、誤報だった。

記事の内容は、「東京地検特捜部が押収した石川議員の手帳には、水谷建設の元幹部らが5000万円を渡したとする04年10月15日の欄に、授受の場所とされるホテル名が記されていた」というもの。

石川議員は、現金の授受を否定しているが、「特捜部はこの手帳の記事を、水谷建設の当時の幹部と面会したことを示す証拠と重視している」なんて書いていた。

ところが、手帳は「04年」ではなく、「05年」のものだったのだ。

しかもホテル名が記載されていた時期も4月だったという。

どこをどう見たら「水谷側の供述による現金授受の日付と一致」するのか、理解に苦しむ。

日経・読売の両紙は、26日付朝刊に、ひっそりと訂正記事を掲載。

記事と見出しの当該部分を取り消した。

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テレビに騙されるな・・・TBS【朝ズバッ!】の捏造映像

JNNの独自取材という事で【ニュースバード】でもやっていたのですが、TBS【朝ズバッ!】の

〔小沢幹事長側 ウラ献金疑惑 金銭受け渡し現場 核心証言〕のニュースを記録しました(青字はナレーション)(「」は証言者の発言)

さて、嘘つきは誰でしょう?!  

この証言者?! 石川&小沢氏?! TBSの陰謀?! 検察(笑)?! 自民党(笑)?!

(証言者は図を指しながらの会話形式で喋っていたので、字幕と少し違います。)

http://dametv.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-6ab2.html

USダウ反発。東証も反発。 USダウ先物時間外、終日、買い優勢。

2010年01月28日 15時37分36秒 | Weblog
日経平均は10,414円の162円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,094、値下り銘柄数は451。出来高は23億6,292万株。

最近は銀行に対する強硬な規制強化策を発表したり、財政赤字削減のために安全保障や医療分野などを除いた政府支出の伸びを3年間凍結する方針と報じられ、株式市場から疫病神扱いをされかねなかったオバマ大統領が本日は面目躍如し、東京株式市場も持ち直しました。 

オバマ大統領は一般教書演説で、経済を再生させ、できる限りの雇用を確保するために、職を失っている米国民を救わなくてはならないと訴え、1時間15分のうち3分の2を雇用対策や経済対策に費やしました。
 
雇用対策では高速鉄道網や道路整備などインフラ投資、代替エネルギー開発に重点的に取り組む方針を表明しました。今後5年間で輸出を倍増し、200万人の雇用を創出することや、子育て世帯に対する税額控除拡大などを柱にした支援策や中小企業への減税策を示しています。

米国経済の立ち直り期待から東京株式市場も反発し、日経新聞に業績改善の観測記事が報じられた本田やソニーなどの輸出関連を中心に、幅広い業種が反発しました。

ただ、米国でリコールした8車種の販売を一時休止したトヨタは続落となり、新日鉄(5401)も建設鋼材の需要減退で今期の最終赤字150億円に下方修正したことで売られました。

日立建機(6305)は10~12月期の営業利益が9億円に留まり、会社計画の60億円を大きく下回ったため、通期の会社計画の営業利益240億円は下方修正されそうという懸念で売られました。

一方、NECエレクトロニクス(6723)は10~12月期の営業赤字は93億円でしたが、今回から会計基準を米SEC基準から日本基準に変更し、1株純資産も9月末の716円60銭(米国基準)→12月末1,085円40銭(日本基準)に上昇したため、一時ストップ高まで買われました。

小糸製作所(7276)は22日に本体や子会社で保有していた金融商品などで元本割れが発生し、最大121億円の損失が発生する見込みと発表したことで売られましたが、昨日は通期の営業利益見通しを175億円(前期比92%増益)→278億円(前期比204%増益)に上方修正し、過去最高となった2007年度の290億円近い水準まで引き上げられたことで、株価は大幅反発しました。

大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)は今期の最終損益を赤字4億円の見通し→黒字1億円の見通しに上方修正したことが評価されました。航空機や鉄鋼添加剤に使うスポンジチタンの販売が持ち直し、コスト削減も寄与するそうです。
 
ヤフー(4689)は第3四半期の営業利益が前年同期比9.9%増となり、配当性向も従来の10%→20%に引き上げたことが評価されました。

日経ジャスダック平均は1,212円の1円高。

楽天(4755)は中国でバイドゥ(百度)とネットショッピングモールの合弁会社を立ち上げると発表し、買われました。

小沢再聴取見送りでひとまず休戦か

2010年01月28日 12時59分23秒 | Weblog
小沢再聴取見送りでひとまず休戦か (永田町異聞)より

昨夜、共同通信が「小沢氏の再聴取、見送りへ」というニュースを加盟各社やネットへ流した。

この記事で筆者が注目したのは次の二ヵ所だ。

「東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ」

「聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる」

共同通信記者が夜回り取材で、検察幹部からそういう感触を得たようだが、これまでのように「関係者」を使わず、「特捜部」としているところは、ハラが据わっている。

加盟社のうち、各地方紙はそのまま掲載しているようだ。産経新聞は筆者が見た限りでは、ボツにしている。

面白いのは日経新聞だ。共同の記事をこう書き変えている。

「東京地検特捜部が小沢氏に対する2度目の事情聴取を見送る方針を固めたことが27日、関係者の話でわかった」

取材発信元の共同が堂々と「検察」を主語にしているのに、配信を受ける日経は、リーク隠し用語「関係者」を用いて、逃げをうっている。

泊まりの社会部デスクが、そのほうが無難だと考えて書き直したのだろう。共同記事にある「政治的影響」のくだりもカットされている。

それでも、この記事を一面でそこそこに扱っているところをみると、検察の捜査が転機にさしかかっているという直感が働いているのかもしれない。

ライバル社、時事通信も、今日の未明になって同じ内容のニュースを伝えた。無視できず、「後追い」したと見える。

「政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮」という共同通信の見方は当たっているかどうか分からないが、検察としては「小沢聴取」というセレモニーを挙行できたことで、ひとまず休戦したいということかも知れない。

朝日、読売、毎日はいまのところ、この件に関しては無視を決め込んでいるようだ。

ところで、あれだけ強硬なポーズをとっていた検察が、なぜここへきて大人びた気配を感じさせるようになったのか。

荒っぽい捜査手法に幻惑されて、「二回目、三回目の小沢聴取は避けられないでしょうね」とテレビ常連の評論家やジャーナリストはコメントしていたし、小沢逮捕を取りざたする先走りメディアの悪乗りぶりも目立っていた。

検事総長への民間人登用や、取り調べの可視化など、最も危険な考えの持ち主である小沢一郎を叩きつぶしたいという思いは検察にあるだろう。

しかし、やり過ぎると組織の利益を損ねる場合もある。

小沢側も、検察側も、聴取を機にひとまずファイティングポーズをゆるめたということではなか。

検察には、いくつかの心配ごとがある。

18日に出所した元大阪高検公安部長、三井環氏が、検察の調査活動費にかかわる裏金問題を国会で追及すべきだと、民主党サイドをけしかけている。

報道陣へのリークを国家公務員の守秘義務違反だとして問題にする動きもある。

むろん、小沢追放に失敗したら、近く任期切れとなる検事総長に民間人登用などという、最悪の結末を招く恐れもある。

「私は、捜査が公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません。公平公正な捜査に、今までもそのつもりだったが、今後も協力していく」

小沢氏が25日の記者会見でそう語ったことと、「再聴取見送り」の検察方針は、無縁というわけではあるまい。



連日8時間以上「嘘をつくな!」などと激しく罵倒され続けている石川議員

2010年01月28日 11時37分54秒 | Weblog
連日8時間以上「嘘をつくな!」などと激しく罵倒され続けている石川議員

石川議員の弁護人である安田好弘弁護士が、魚住昭氏が主宰する魚の目というサイトに、弁護側が作成している書類を公開している。

「弁護士業の現場から」まず、目を引くのが、取り調べの時間の長さだ。

2010/1/16 土 18:30-23:30  5:00
2010/1/17 日 10:30-11:30
          13:30-16:00
          18:30-22:00  7:00
2010/1/18 月 不明
           弁護人の聞き漏らし。
2010/1/19 火 10:30-11:30
          14:00-16:00
          18:30-23:00  8:00
2010/1/20 水 10:45-11:30
          13:30-16:20
          18:30-23:10  8:15
2010/1/21 木 11:30-12:30
          13:30-16:30
          18:50-23:30  8:40
2010/1/22 金 10:30-12:30
          14:00-16:30
          19:40-23:00  7:50
2010/1/23 土 10:30-11:20
          14:00-16:30
          19:00-23:00  7:20
2010/1/24 日 13:50-16:30
          18:30-23:00  7:10

毎日毎日、これだけの長い時間、しかも深夜にわたって取り調べを受け続けるのが、どんなに辛いことか想像に難くない。

記事から引用する

被疑者は、逮捕勾留以来、以下のとおり、毎日平均約8時間、合計約80時間の長時間の取り調べを受けている。しかも、その取り調べ時刻は、午前10時から深夜の午後11時半までに及び、その間、被疑者は、椅子に座り続けさせられ、
  「小沢議員は虚偽の収支報告をすることを知っていただろう!」
  「水谷建設からお金を受け取っただろう!」
等と激しく追及され続け、また「嘘をつくな!」などと激しく罵倒され続け、肉体的にも精神的にも完全に疲弊させられており、筆舌に尽くしがたい苦痛を受けている。

被疑者に対し、憲法36条が禁止している拷問が行われているのである。

(引用終わり)

石川議員は、収支報告書に書いた金額の合計が4億円少なかった、という容疑で逮捕されたのであって、小沢議員と共謀したことや、まして水谷建設からのヤミ献金容疑で逮捕されたのではない。

逮捕容疑と違うことで取り調べ(拷問)を行うことを、別件逮捕という。
これが冤罪の温床であることは論を待たない。

さらに、接見禁止、新聞さえ購読させない、弁護人との接見も30分に制限する、などのメチャクチャな横暴を行っている。

その挙げ句に、デマリークだ。

(以下引用)

報道機関各位

読売新聞は、本日、
「(略)石川知裕衆院議員が東京地検特捜部の調べに、土地購入前の2004年10月下旬頃、土地代金に充てる現金4億円を同会の同年分の政治資金収支報告書に記載しない方針を小沢氏に報告し、了承を得て いたと供述していることが、関係者の話で分かった。」
と報道していますが、石川氏が上記のような供述をしたことは全くなく、上記の報道は完全な誤報です。
2010/01/20

石川知裕氏弁護人
弁護士 安 田 好 弘
同   岩 井 信

(引用終わり)(略)はブログ筆者によるもの

このデマは、いまだに各マスゴミ社が言いふらしている。
恥のハの字もないのか。(ないんだなあ)

やはり、石川議員の逮捕は、日本史上初の民意による政権に対するクーデターだ。

一部には、検察の点数稼ぎだとか、異常な正義感だとかいう説もあるが、それは甘いと思う。
検察が好き放題できなくなる司法制度改革への反発だという指摘すら、ちょっと物足りない。

「日本人が自分の意志で政権を選択するなんていうことは絶対に許せない。オカミの言うことに媚びへつらっていろ。」と考えている勢力が、大同団結してクーデターを起こしている と見るべきだろう。


小沢氏再聴取、見送りへ

2010年01月28日 08時56分58秒 | Weblog
小沢氏再聴取、見送りへ

関与捜査は継続-政治資金規正法違反事件

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地取引をめぐる事件で、東京地検特捜部が、小沢氏への2度目の事情聴取を見送る方針を固めたことが27日、関係者の話で分かった。

「聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる」

小沢氏は23日の聴取に、政治資金収支報告書の虚偽記載への関与を全面否定していた。

27日、USダウ反発 ダウ41ドル高、FOMC現状維持で上昇 金融株高い

2010年01月28日 08時45分41秒 | Weblog
27日の米株式相場は反発。

ダウ工業株30種平均は前日比41ドル87セント高の1万0236ドル16セントで終えた。

米連邦準備理事会(FRB)が同日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利政策を維持することを賛成多数で決めた。

低金利政策の継続が確認できたとして買い安心感が広がり、主な株価指数が上昇に転じた。

前日まで売られた米銀大手JPモルガン・チェースなど、金融株の一部に自律反発狙いの買いが入ったことも相場を支えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は17.68ポイント高の2221.41で終えた。

FRBはFOMC後の声明文で「経済活動は強くなっている」と景気認識をやや引き上げた。

一方で、金融政策については「例外的に低いフェデラルファンド(FF)金利が長期にわたって続く可能性が高い」との前回会合までの表現を踏襲した。

株式市場を取り巻く不透明感の一つがなくなったとして、取引終了にかけて買いが入った。

もっとも、中国の金融引き締めや欧州の財政不安に対する懸念は引き続き相場の重荷だった。

2009年12月の米新築一戸建て住宅販売件数が市場予想を下回ったこともあって、FOMCの結果判明までは安い水準での推移が目立った。

現状維持の決定が全会一致ではなかったため、結果判明直後に下げ幅を拡大する場面があった。

CME日経225先物 10375円