明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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<小沢幹事長>「陸山会貸付に関する経緯の説明」全文

2010年01月23日 21時19分46秒 | Weblog
<小沢幹事長>「陸山会貸付に関する経緯の説明」全文

民主党の小沢一郎幹事長が23日公表した「陸山会への貸付等に関する経緯の説明」の全文は次の通り。(原文のまま)

本日は、午後2時ころより午後6時30分ころまで東京地検特捜部の要請を受けて事情説明をいたしました。

今までは、検察官への説明前の段階だったので、発言を差し控えておりましたが、この機会に、新聞・テレビ等で報道されております陸山会の不動産購入とこれに関する資金の流れ等についてご説明いたします。

◇陸山会に4億円を貸し付けた経緯

秘書の数も増え、妻帯者も増えたので、事務所兼用の住居を提供したいと思っていたところ、秘書が本件土地を見つけてきて、これはいいのではないかということになりました。それで、秘書に不動産業者にあたらせたところ、土地売買代金額が金3億4000万円余りと決まりました。

そこで、この土地を購入することになりましたが、当時陸山会の経理を担当していた秘書から各政治団体の資金をかき集めればなんとかなるが、そうすると各政治団体の活動費がほとんどなくなってしまうので、私に何とか資金調達できないかと言ってきました。

そこで、私は自分個人の資産の4億円を一時的に陸山会に貸し付けることとしたのです。

◇平成16年10月に私が陸山会に貸し付けた4億円の原資について

(1)昭和60年に湯島の自宅を売却して、深沢の自宅の土地を購入し建物を建てた際、税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から平成元年11月に引き出した資金2億円
(2)平成9年12月に銀行の私の家族名義の口座から引き出した資金3億円
(3)平成14年4月に銀行の私の家族名義の口座から引き出した資金6000万円を東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。
平成16年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けました。

4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされておりますが、事実無根です。私は不正な裏金など一切もらっておりませんし、私の事務所の者ももらっていないと確信しています。

◇4億円の銀行口座への入金や売買代金支払いへの関与について

全て担当秘書が行っており、私は、全く関与していないので、具体的な処理については分かりません。

◇所有権移転日を平成17年にした理由について

そのことについては何の相談も受けていません。

購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、また所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、何故翌年にしたのか私には分かりません。

◇売買代金支払い後に定期預金を組んで預金担保に借り入れをした理由について

具体的な事務処理については、私は関与していないので分かりません。

◇銀行から融資を受ける際に個人が借り入れ、陸山会に貸し付けた理由

これについても私は関与していないので分かりません。

ただし、以前に陸山会が不動産を購入した際にも金融機関から個人での借入を要請されたこともあったので、担当秘書から銀行の書類に署名するように頼まれ、そういう理由からと思って署名したことはあります。

◇収支報告書の記載について

私は、本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。また、収支報告書の記載内容について、相談されたり、報告を受けたこともありません。

◇収支報告書の内容の確認について

常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。

担当秘書から、各政治団体ごとの収入支出と残高などの概要について報告を受けることはありましたが、収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはありません。

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小沢氏が記者会見「裏献金は一切受け取っていない」

政治資金規正法違反事件で東京地検特捜部の参考人聴取を受けていた民主党の小沢一郎幹事長は、23日午後8時15分ごろから、東京都千代田区のホテルニューオータニで記者会見した。

小沢氏は会見に先立ち、資金管理団体「陸山会」の土地購入と資金の流れについて説明するとして文書を公表、あらためて虚偽記入への関与を否定。資金管理団体「陸山会」の土地購入の資金とされる4億円について、「一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされているが、事実無根。私は不正な裏献金など一切もらっていない」と説明した。

会見した小沢氏は、聴取に対し「私は隠し立てすることはないので、記憶している限り、事実をそのまま包み隠さずお話を申し上げた」と述べた。また、「与えられた職責を全うしたい」と述べ、党幹事長職を辞任しない意向を明らかにした。

水谷建設からの「裏献金」とされる金については「そのような不正の金は水谷建設はもちろん、ほかの会社からも一切受け取っていない。秘書や秘書だった者も受け取っていないと確信していると申し上げた」と話した。

事情聴取は黙秘権の告知を受けて行われたことを明らかにし「(黙秘権は)行使しておらず、すべて答えております」と述べた。2通の調書に署名したという。説明責任については「今後さらに、国民に説明すべきことは説明していきたい」と述べた上で、「捜査にはいつでも協力すると伝えてきた。結果として今日になった。捜査には今後も協力してまいりたい」と話した。

小沢氏は「国民を騒がせ、恐縮している。申し訳ない」と陳謝したが、「検察はぜひ、公平、公正な捜査を行っていただきたい」とも語った。マスコミに対しても「ぜひ出来るだけ公正、冷静に報道してほしい」と述べた。

最後に、刑事責任を問われた場合の対応について、「そのような疑問を解いてもらうために、今日はすべて説明した。そうなったら、どうするのかということは考えていない」と答えた。

誰も知らない小沢夫人の素顔

2010年01月23日 19時28分06秒 | Weblog
誰も知らない小沢夫人の素顔 (日刊ゲンダイ)より

地味な印象の和子夫人だが、実はタイヘンな資産家だ。

上智大卒で英語ペラペラの才媛。

小沢幹事長が、今週末に検察の聴取に応じるという。
一時は、小沢の妻・和子さん(65)の任意聴取まで取り沙汰され、その存在に注目が集まった。
西松事件がなければ、今頃ファーストレディーになっていたかもしれない女性なのに、和子夫人の素顔は、ほとんど知られていない。
一体どんな人物なのか。

「和子夫人は、“内助の功”という言葉がピッタリの控えめな人です。
ポッチャリ体形で、服装は質素。ブランド品を身につけることもありません。
鳩山首相の幸夫人とは正反対のタイプですね。
小沢邸での新年会でも、厨房を仕切るなど裏方に徹し、表には出てこない。
人手が足りないときには料理を運んで来たりもしますが、自分から挨拶することもなく、すぐにいなくなってしまう。
後になって“さっきの女性が奥さんだったの?”と驚く議員も多いそうです」(政治評論家・有馬晴海氏)

“お手伝いさん”と間違われることもあるくらい地味な印象の和子夫人だが、実はタイヘンな資産家だ。

数億円の貯金もナットクの大金持ちだった。
田中角栄の後援会幹部で、新潟県の大手ゼネコン「福田組」の経営者だった福田正氏の長女。
上智大卒の才媛でもある。

「英語がペラペラで、ダイアナ妃が来日した時は、通訳なしで話したそうだよ。頭がいいことをひけらかさないし、偉ぶらなくて感じのいい人だよ」(地元関係者)

角栄の仲介で、衆院2期目だった小沢一郎と73年に見合い結婚。

09年3月に提出された有価証券報告書によれば、今も福田組の株式を136万3000株(3.03%で第8位)も保有している。

「昨年、福田組の第2位の大株主だった父の正氏が亡くなり、和子夫人は株などの財産を相応に相続したと思われます。
保有株の資産価値は数億円。配当だけでも、毎年かなりの金額になる。長者番付が公表されていた当時は、和子夫人は高額納税者の常連でした。福田組の監査役を務めていたこともあり、毎年2000万円前後を納税していた。

つまり、6000万~7000万円程度の収入があったということです」(ベテラン政治記者)

それなら、数億円単位の貯金があっても不思議はない。小沢の政治活動をまさに物心両面で支えてきたわけだ。

「平成3年に小沢氏が狭心症の疑いで入院した時には、献身的に看病。その後も体調を気遣って、小沢氏の昼食は、いつも和子さんお手製のおにぎり2個です」(有馬晴海氏=前出)

さしもの小沢も夫人には頭が上がらないという。


小沢氏、説明内容を今夜公表へ 、虚偽記入への関与否定

2010年01月23日 18時23分16秒 | Weblog
小沢氏、説明内容を今夜公表へ、虚偽記入への関与否定

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、小沢氏は23日、東京都千代田区のホテルで東京地検特捜部の事情聴取を受けた。

説明内容を同日夜、弁護士を通じて公表する見通し。

小沢氏は虚偽記入への関与を否定し、特捜部が水谷建設(三重県桑名市)の「裏献金」5千万円が含まれるとみている土地代の原資については「相続資産などの個人資金」と、あらためて説明したとみられる。

小沢氏は22日夜から聴取場所となったホテルに滞在。特捜部の検事と合流し、23日午後2時ごろから4時間程度の予定で聴取を受けている。

小沢氏側は聴取をこの日限りとするよう事前に要望していたが、特捜部は説明内容を不十分と判断すれば、あらためて聴取を要請する可能性がある。

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説明内容を同日夜、弁護士を通じて公表する見通し。

狂った特捜部も、今日はデッチアゲ情報のリ-クは出来ないよね。

リーク情報のないマスゴミは事実を報道できるのかな。

「政界の最高実力者」と「国内最強の捜査機関」。特捜部が今後、捜査に失敗すれば、人事などで小沢氏の報復を受けることは必至。果たして、どちらが生き残るのか。

NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘

2010年01月23日 12時30分33秒 | Weblog
NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘【現代ネット】より

20日付の米紙ニューヨーク・タイムズが小沢疑惑を報じ、日本の検察の異様さと大マスコミとの癒着ぶりを指摘している。

マーティン・ファクラー氏の「指導者たちが守旧派の攻勢を受け、停滞する日本」との記事で、小沢疑惑の実相が、官僚組織を改革しようとする小沢と、組織防衛に血眼になっている検察の権力抗争であると指摘した上で、日本の検察の特殊性を次のよう説明している。

「2600人の検察官からなる日本の検察は米国など西欧の民主主義国家の司法組織と全く異なっている。検察は、捜査対象・時期を決める権利ばかりでなく、起訴前に捜査対象者を逮捕し数週間拘置する権利まで持っている。

このことにより検察には警察・司法長官、そして裁判官を総合したような権力が与えられているのだ」

そして、検察と大マスコミが密接な関係にあり、小沢報道は「ほとんど検察寄りのものばかり」であると指摘し、「事件の報道は検察のリークに基づき、容易に予想がつく物語パターンで展開されてきた」と、大マスコミの報道をバッサリ切り捨てた。

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「三宅坂三郎VS八王子之吉宗-検察捜査権を巡って」・・検察の捜査権は二次的捜査権に限るべし=特捜部は廃止すべし。
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/260.html
投稿者 tk 日時 2010 年 1 月 10 日 03:02:51: fNs.vR2niMp1.

「日本検察の特質」(短評子)・・「多分に日本特有のもの」。特捜は廃止してもよいのでは? 
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/259.html
投稿者 tk 日時 2010 年 1 月 10 日 02:50:17: fNs.vR2niMp1.

内部告発検事の出所で再び問われるメディアの姿勢

2010年01月23日 10時58分51秒 | Weblog
内部告発検事の出所で再び問われるメディアの姿勢 (永田町異聞)より

小沢報道をめぐり「検察からのリークで情報操作されている」と多方面から批判され、大手メディアがムキになって反発しはじめた。

その矛先は民主党ならびに鳩山内閣に向けられる。いわく、「報道規制」「政治圧力」はもってのほか。

むしろ、われわれ一般国民からメディアと検察の関係に強く疑問が呈されているのだが、そこはおなじみの「自己正当化」で対処する。

朝日新聞などは、わざわざ東京本社社会エディターなる肩書きの梅田正行氏が、記者たちの立派な取材ぶりを自画自賛してみせた。

「今回の報道では、10年以上もゼネコンの取材を続けている記者が集めた資料を基に出来上がった記事がいくつもある。人や資料から得た情報を重ね合わせて、特捜部の狙いを薄皮を一枚一枚はがすように明らかにする作業を毎日繰り返している」(22日朝刊)

毎日の社説も「事件の取材先は、捜査関係者に限らず多岐にわたる」と胸を張る。

リークで書いているのではないと言いたいらしい。実はこうした主張にこそ大きな矛盾がある。

それを各紙の論者は承知のうえで、「良識ある記者」イメージを発信しているように見えなくもない。

報道された石川議員の供述をこれからいくつかあげるが、真偽はともかく、検察、石川本人以外の誰からこうした内容が取材できるだろうか。

「2004年に陸山会に4億円を入金する際、四つの銀行の各口座に、2週間がかりで数千万円ずつ分散入金した」(21日朝日)

「4億円で土地を購入したことが表面化した場合、代表選に影響があると考えた」(18日時事)

「土地代金に充てる現金4億円を同会の同年分の政治資金収支報告書に記載しない方針を小沢氏に報告し、了承を得ていた」(20日読売)

石川議員やその弁護士がこんなことをペラペラしゃべるはずはもちろんない。検察幹部から聞いたか、そうでなければ捏造したことになる。

こんな当たり前の読者の疑問に対し、朝日の社会エディター氏の記事はきちんと「説明責任」を果たせているだろうか。

ゼネコン関係者への地道な取材を積み重ねれば、それなりに談合の仕組みなど、一般に知られていない裏事情がわかるだろう。

しかし、銀行に顧客情報の提出を求める権限もない記者たちが、どうやって資金の流れを正確に把握できるというのだろうか。結論から言って、事件の周辺はともかく、本筋は捜査権力から与えられる情報に頼るしかないのである。

まず、メディアは検察取材の実態を認めるべきだ。そして「正義のために戦っている特捜検事に共感し、純粋な気持ちで取材に取り組んでいる」と弁明すればいいのだ。

リークが国家公務員の守秘義務違反になるといっても、検察のことを検察に告発して検察が立件するはずがない。もちろん、リークの恩恵にあずかる司法記者も黙っているしかない。両者が組めば怖いものなど何もないはずである。

そういえば、この最強タッグは、「検察の裏金」問題を闇に葬ったことで知られている。

1年間に概ね、東京地検三千万、大阪地検2千万、高知地検4百万。情報提供者への謝礼を名目とする「調査活動費」の予算額だという。

元大阪高検公安部長、三井環氏はこのほとんどが幹部らの飲み食い用の裏金にまわると指摘する。

架空の情報提供者をでっち上げ、事務局長が浮いたお金を保管する。捜査の秘密だということで、帳簿をチェックされることもない。やりたい放題できるというわけだ。

この実態をテレビ番組で内部告発しようとした三井氏が、口封じのためか、同じ検察に逮捕されたのが2002年4月22日のことだった。

逮捕理由はほとんどこじつけといえる。区役所から証明書一通の「財物」をだまし取ったとして「詐欺」を適用された。中身がないから詳しくは書かない。

問題はそのあとだ。検察はメディアを通じて「三井=悪徳検事」のイメージを広めることで、裏金報道をまんまと封じることに成功したのである。

メディアを利用した情報操作で世論を味方につけ、自分たちの組織に有利なほうへ持っていく。今回の小沢捜査とほとんど同じ構図ではないだろうか。

検察によっていったん社会的に葬られた三井氏は18日、静岡刑務所を満期出所した。

検察批判をゆるめる考えのない三井氏は、石川秘書逮捕についても憤りを隠さない。

「これは戦いだ。小沢氏側は、検察の弱点をつく必要がある。裏金問題について樋渡検事総長を国会で証人喚問すべきだ」

検察にとって厄介な人物がシャバに戻ってきたものである。

今後、三井氏がどういう行動を起こすか、そしてマスメディアがいかに対処するか、しっかりと見極めなければならない。



小沢氏余裕「いつでも説明」 潔白と権力保持へ強気

2010年01月23日 09時32分54秒 | Weblog
小沢氏余裕「いつでも説明」 潔白と権力保持へ強気

民主党の小沢一郎幹事長は、事態の乗り切りに強気の姿勢を示している。事件では平成16年の土地購入の際の原資4億円にゼネコンからの裏献金が含まれているかが焦点。小沢氏側は「やましい点はなく、いつでも説明できる」と自信を持っており、捜査状況をにらみながら潔白を証明し、今後も政権の中枢で指導力を発揮していく考えだ。

「毎度お騒がせしております小沢一郎でございます」。小沢氏は22日、札幌市内でのあいさつでこう切り出したが、事件には触れなかった。小沢氏は23日に東京地検特捜部の事情聴取に応じる見通しだが、双方の対決の構図はこれまで複雑な展開を見せてきた。

小沢氏周辺は「事情聴取を拒否してきたわけではなく、特捜部には弁護士を通じて説明していたから、その必要はないと判断していただけ。どうしても必要だというなら拒まない」と、事情聴取に応じることになった経緯を説明する。

小沢氏は、特捜部が鹿島や陸山会事務所などの家宅捜索を行った13日から、弁護団らと綿密に対応を協議していた。その最中の15日、小沢氏周辺によると、関係者が法務省側の意向として「土地購入の原資が政治資金収支報告書に記載されていなかった容疑で、石川知裕衆院議員を立件するが、事情聴取に応じてもらえれば裏献金問題の捜査は終結させたい」との趣旨を伝えてきたという。

これを受け、小沢氏側は事情聴取に応じる日程などの調整に入った。しかし、その直後の15日夜、特捜部は石川容疑者ら3人の逮捕という強制捜査に踏み切った。法務省側が先に示した意向と異なる強硬手段がとられたわけで、小沢氏側の予定は狂い、新たな対応を迫られることになった。

そこで小沢氏はまず、翌16日の民主党大会で「(検察の)このようなやり方は到底容認できない。自らの信念を通し、戦っていく決意だ」と表明、特捜部の捜査には屈しないとの強気の姿勢をアピールした。小沢氏は当初、周辺に原資の4億円の中身についても党大会で説明する意向を示したが、周辺が「捜査がひと段落し冷静な状況になってから説明した方が、国民にも理解してもらえる」といさめ、現時点では抽象的な説明にとどめているようだ。

小沢氏の関係者によると、原資4億円は小沢氏や家族名義の預金を引き出し、自宅などに保管していたもので、証明する書類もそろっているという。裏献金については「ないのだから、ゼネコンを捜索しても出てくるはずがない」(同関係者)と余裕をみせる。小沢氏側に計1億円の裏献金を渡したという水谷建設元幹部の証言も「水谷建設は1億円を説明できない使途に用いたから、小沢氏側に渡したとウソの証言をしている」(同)という。

とりあえず特捜部の事情聴取に応じることにした小沢氏だが、周辺は特捜部の捜査手法を「法的に異常であり、小沢氏を何としてもつぶそうという政治的意図がある」(周辺)と批判しており、対決方針に変わりはないようだ。

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東京地検特捜部は23日午後、東京都内のホテルニューオータニで、小沢氏本人に対する任意の事情聴取を始めた。

「政界の最高実力者」と「国内最強の捜査機関」。特捜部が今後、捜査に失敗すれば、人事などで小沢氏の報復を受けることは必至。果たして、どちらが生き残るのか。

22日、USダウ216ドル安 2カ月半ぶり安値、ハイテクや金融株に売り

2010年01月23日 08時16分23秒 | Weblog
22日の米株式相場は大幅に3日続落。

ダウ工業株30種平均は前日比216ドル90セント安の1万0172ドル98セントと2009年11月6日以来、約2カ月半ぶりの安値で終えた。

下げ幅は昨年10月30日以来の大きさ。予想を上回る四半期決算を発表したインターネット検索大手グーグルが利益確定売りに押され、ハイテク株全般に売りが広がった。

新たな金融規制を巡る業績懸念から金融大手株を売る動きも続いた。

 グーグルや半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が発表した決算はともに市場予想を上回ったが、両社とも利益確定売りが優勢となった。

ハイテク株は業績期待などから足元で買い進まれていた。

市場の一部で決算の大幅な上振れ期待があったグーグルが決算発表後に売られたことが、ハイテク株全般の売りを促したとの指摘があった。

前日にオバマ米大統領が発表した新たな金融規制案が実現すれば、業績押し下げにつながるとの懸念から金融大手は引き続き軟調に推移した。

中国の金融引き締めの思惑やギリシャの財政懸念などを背景に、最近は世界的な景気の先行き不透明感が強まっている。

原油先物相場が下落し素材やエネルギー株などが売られ、次第に幅広い業種に売りが広がった。午後に主な株価指数は下げ幅を拡大した。

ナスダック総合株価指数は同60.41ポイント安の2205.29と09年12月17日以来の安値で終えた。S&P500種株価指数は24.72ポイント安の1091.76と09年11月27日以来の安値で終えた。業種別S&P500種株価指数は全10種が下落。「IT(情報技術)」が4%弱、「金融」も3%下げた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は5%下落。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約14億7000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約27億6000万株だった。

グーグルは6%弱の下落。AMDは12%急落。半導体大手インテルとパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)はともに約4%下げた。

決算が予想を上回ったクレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)は8%急落し、ダウ平均構成銘柄で下落率首位。前日に大幅安となった米銀大手JPモルガン・チェースは3.4%、バンク・オブ・アメリカは3.7%下げた。

一方、決算で1株利益が予想を上回ったゼネラル・エレクトリック(GE)とマクドナルドはそれぞれ小高い。

CME日経225先物 10380円