明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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検察は正義か?殺人犯か?

2010年01月18日 22時20分12秒 | Weblog
検察は正義か?殺人犯か? (鉄人28号)より

小沢問題で毎日おびただしい情報が詳細な図解入りで新聞を飾っている。ほとんどは検察の公務員法違反のリークを記事にしているだけである。しかしこれだけ見ているともっともらしくて小沢氏は大悪人に見えてくるかもしれない。しかし検察の過去を見るととても信頼する気になれない。真相は一応不明としても、やり口がデタラメだからである。

1995年9月1日東村山市の市議であった朝木明代さんはビルから転落して死亡した。状況から他殺が疑われ朝木氏の親族始め関係者は創価学会の組織犯罪を疑っていた。警察関係者にも創価学会員といわれる人物もいたが、こともあろうに複数の創価学会員の検事が事件を担当し自殺として処理してしまった。その時の検事は死体解剖鑑定書を作成させなかったが、後に作成された鑑定書には他殺を示唆する内容がある。
百歩譲って真相は不明としても、犯行を名指しされている組織の構成員が事件を担当するとは本当に恐ろしいことである。

2002年4月22日。元大阪高等検察庁公安部長検事の三井環(みつい・たまき)氏は、テレビ取材に対して検察の裏金作りの実態を実名告発する予定になっていた。ところがその日の朝「口封じ逮捕」されてしまった。逮捕理由は、“新しく購入したマンションに住んでいないのに住民票を移し、不動産登記に伴う登録免許税の軽減措置適用を受けて、登録免許税約48万円相当の納付を免れようとした詐欺罪”であった。(さすがにこの理由では公判が維持できないためか、起訴理由は変わっている)しかし、これが逮捕理由にされたのは事実で、これではマンション買った庶民のほとんどは検察が逮捕したくなった時には何時でも逮捕出来ることになる。

このようにして検察は、内部に癌組織のように巣食っている怪しげな組織でも組織に忠実な人間の関係者はどこまでも庇い、組織に反抗する人間は言いがかりのような罪をでっち上げて逮捕して社会的に抹殺してしまう国民に背を向けた組織に成り下がっている。

植草一秀氏はりそなに関連して社会的に抹殺されかかった一人であるが、他に国税調査官にもりそなの脱税問題を調査中に“手鏡でスカートの中を覗いた”として逮捕された人がいる。

警察がからんではいるが、検察は社会的抹殺だけではなく、本当の殺人にも手を貸しているか、あるいは黙認している可能性が高い事件もある。

りそな関係では、朝日新聞の鈴木啓一記者が、“りそな問題の後、りそなの政治献金が10倍になった”ことを記事にした直後東京湾で死体となって発見されたが自殺として片付けられた。郵政問題の記事を書いていた読売新聞政治部記者の石井誠氏は“東京都文京区白山のマンション室内で5日、後ろ手にした両手に手錠をかけ、口の中に靴下が詰まった状態で死んでいるのが見つかった”。これは一人でSMプレイをしての事故死として片付けられた。

小沢問題でも、本当のことを書いたら明日東京湾に浮かんでいるかも知れないという恐怖の中で記事書いているとしたら、マスゴミの関係者も大変ですね。

このまま進めば、誰かが殺される予感がしてきます。・・・闇の殺人組織の存在事実あり。

NHKが検察のリーク情報を認めた!?

2010年01月18日 22時00分42秒 | Weblog
NHKが検察のリーク情報を認めた!? (スリーエイト)より

先ほど、NHKの手話ニュースをみていたら、石川知裕議員が「容疑を認める供述をした」と報道されました。
これについて検察からマスコミへの発表があったのかとNHKに問い合わせたところ、社会部の「谷氏」という方がこう答えてくれました。

問(私)
「検察からの発表はあったのか。」
答(谷氏)
「発表はあった」

「それは検察側からの記者会見なのか」

「それは分らない…が、当社記者が取材して分った事だ」

「NHKの記者が単独で検察側に取材したのか?」

「それは分らない」

「今は弁護人も接見できない状態なのに、本人に取材できるのか?それは地検からのリークじゃないのか?」

「リークだと思う。」

「えっ!?リークがあるのか?今までもリークがあったのか?」

「リークはありますよ。表向きは違法なことだが情報は漏洩している。
じゃなかったら記事ができない。検察に取材すれば情報はくれる。
しかしその情報が本当か嘘かは我々報道側は知らない。
しかし、検察からリークした情報に脚色することはない。
リークした情報そのままそっくり情報を流しているだけだ。
そしてその報道の真偽の判断は視聴者に委ねる。
あくまでわれわれはリークした情報をそのまま伝えている。」

以上のようなやり取りをしました。
法を犯してリークは行われているとはっきり言ってました。情報の真偽は視聴者の判断だと…
とんでもないことですね。

私が電話したNHKの電話番号は0570ー0660ー66です。最初電話口に出たのは女性社員で、手話ニュースで報道された石川氏自供部分をまず確認するというので、確認してもらいテロップにもそう出ているねと確認いただきました。
詳しいことは分らないので、上司に聞くというので、では直接上司と話をさせてくれと申し出ると、了解してくれました。
それが社会部?の谷という方でした。かれが社会部の記者かどうかは分りませんが、報道に関する部署の人間であることは間違いないと思います。

上記のようなやり取りの後、もう一度念を押す形で、
「検察からのリークはあるのか」と聴いたところ
「リークはありうる」とちょっとトーンダウンしてましたがwそれでもきっぱりと言ってました。
皆さんでも電話して谷氏に繋げてもらって聞いてみてください。
「リークはありうる」と言うはずです。
そして「われわれ報道側は検察からの情報そのままを流しているが、検察の情報の真偽は知らない。
それは視聴者が判断することだ。」とはっきり言いました。
それについて私が「検察が嘘を言う場合もあるのか」と私が聞くと、「それは分らないが過去のことを考えれば、嘘をリークする可能性も大いにありうる。」と断言しましたよ。
私自身正直肩透かしを食らった感じてした。
これほどあっさりとマスコミ側が「リークはありうる」というんですから。
私もこれは大変な事実だと思っています。
録音しておくべきだったと悔やまれます。

小沢氏、参院選の陣頭指揮に意欲 選挙に「プラスではない」

2010年01月18日 20時48分56秒 | Weblog
小沢氏、参院選の陣頭指揮に意欲 選挙に「プラスではない」

民主党の小沢一郎幹事長は18日、福井市内で記者会見し、自身の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について「できる限り公正な捜査に協力しながら、国民の理解を得られるような結論を得て参院選に臨みたい」と語り、幹事長職にとどまり、参院選を陣頭指揮する考えを強調した。

参院選への影響に関しては「決してプラスではない。今のままでは影響が出てくることもある」と述べた。

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コメント

できる限り公正な捜査に協力・・・。
国民の理解を得られるような結論・・・
今のままでは影響が出てくることもある・・・。
微妙な言い回しになってきている。・・・事情聴取に応じるとは言ってない。
強力な弁護士軍だを構築出来たようです。・・・さて、どう打つ、次の一手?

補正成立「一刻も早く」 菅財務相が財政演説

2010年01月18日 16時29分37秒 | Weblog
補正成立「一刻も早く」 菅財務相が財政演説

菅直人副総理兼財務相は18日午後の衆参両院本会議で財政演説し、厳しい経済情勢に対応し、景気回復を確実にするため、2009年度第2次補正予算案について「一刻も早い成立が必要だ」と訴えた。

体調を理由に辞任した藤井裕久前財務相に代わって7日に就任したばかりということもあり、補正予算案と緊急経済対策を淡々と説明する内容にとどめた。

景気の現状については「持ち直してきているものの、自律性に乏しく、いまだ厳しい状況にある」との見方を表明。

先行きについても「雇用情勢の一層の悪化やデフレなどのリスクが存在し、経済が民需主導の力強い成長経路に復帰するための基盤は、依然として脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘した。

そのうえで、政府が昨年12月にとりまとめた雇用、環境、景気を柱とする緊急経済対策の概要を改めて説明。

09年度第2次補正予算案についても、緊急対策の関連経費として計7兆2013億円を計上するなどの概要説明した。

USダウ反落。東証も反落。 USダウ先物、時間外、朝は売り優勢、午後から買い戻し。

2010年01月18日 15時40分21秒 | Weblog
日経平均は10,855円の127円安。東証1部の値上がり銘柄数は496、値下り銘柄数は1,060。出来高は23億7,724万株。

USダウの利益確定売りで急落、それに連動して東京市場も急落しました。

三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループ(8411)などの銀行株は下げ渋りました。大規模増資による需給悪化も、既存の株主に対して新株や新株予約権を発行して資金を調達する「ライツイシュー(=株主割当増資)」で実施されるなら、1株主当たりの希薄化は避けられることや、日本航空に対する金融支援も、19日に日本航空が会社更生法を申請すると、アク抜け感につながるといいう期待で、押し目買いが入りました。

来年度予算の成立は遅れそうですが、6月から支給される子ども手当に期待して、子どものいる家庭の外食支出も増えそうといった期待から回転寿司のくらコーポレーション(2695)や焼肉屋のあみやき亭が買われ、秀英予備校やリソー教育といった学習塾も値上がりしました。

企業の聖域なきコスト削減で恩恵を受ける企業にも押し目買いが入り、シークスやアスクルも値上がりしました。

アスクル(2678)は企業の間接材を一括購買するサービスの「ソロエル」を行っていますが、コスト削減のために利用する企業も増えるという期待から、業績の拡大が見込まれています。

橋梁会社のハルテックは大型工事の受注拡大と工場集約化によるコスト削減が奏功し、業績上方修正と年間配当も3円に復配したことで買われ、日本橋梁にも連想買いが入りました。

ユニオンツール(6278)は2009年11月期の営業利益は前期比93%減益の5億円でしたが、2010年11月期の営業利益計画は前期比5.6倍の28億円と発表し、買われました。

日経ジャスダック平均は1,192円の0.11円安。

3Dテレビ向けに画像データ高速伝送用ICの出荷が増えると期待されているザインエレクトロニクスが買われました。

半導体製造装置の生産回復期待で、精密減速機を半導体製造装置メーカーに納めているハーモニックドライブシステムも値上がりしました。

ワークスアプリケーションズは企業のIT投資になっていることを受けて、業績予想を下方修正したことで売られました。

「心気一転<検察の陰謀 」

2010年01月18日 15時05分48秒 | Weblog
「心気一転<検察の陰謀 」 (天橋立の愚痴人間 )より

近々のNHKニュースでも、すっかり小沢の巨悪が明るみになり、幹事長辞任はやむを得ないと報道を始めた。

検察の取調べの結果も待たず、その罪過の確認もしない内に、法以外のところで判決を出そうとしている。

その流れの中で、民主党自体が毅然とした態度を貫くことが出来ない。
衆愚の前に、本当の正義が追いやられている。

小沢の失脚で、誰が喜ぶかを見ればよい。
自民党の谷垣であり、大島、森、中川、古賀、伊吹のような妖怪が息を吹き返すべく手ぐすね引いているのだ。

創価学会の池田も、してやったりとほくそ笑んでいることだ。
さらには、霞ヶ関の官僚共も、天下ったOBも、大きな荒らしはこないことを確信している。

アメリカのユダヤ資本も、これまでどおりに我が国を従属化して、利権が吸えると喜んでいるだろう。

岡田や鳩山に、アメリカと対決する根性などないのである。

こう言うことを嫌って政権交代を選んだのではなかったか。

それとも平和ボケした大衆は、1回の選挙へ行けば、何でも直ちに改善されるものと思っていたのか。

旧勢力が残した負の遺産を、これから改革しようとする矢先に、そのリーダーを訳の解らないうちに葬り去るとは何事だ。

この場合、国民から指揮権発動を要請して、検察を抑える選択枝もあるのである。

今回の検察、マスコミがやった行為は、我が国政治史の歴史的な汚点として残って行くであろう。

これからは、官僚の抵抗の前に、民主党の掲げた政策は半分少しの成果よりあげられないであろう。

否、民主党には、小沢には、現在掲げているような政策を凌駕した、本当の国つくりを託さねばならなかったのである。

掲示板の議論もそうであるが、一般大衆も、口先だけで社会の改革を言うのは止めていただきたい。

貴方の様な考えで、大きな改革が出来ると思っていることは、幼児のレベルの我儘であるのだ。

我が国には民主主義が育ってないといわれているが、まさにその通りである。

自分の力で手に入れたものでないので、社会を守る術をしらず、公平、自由、権利と囀っていれば、社会が対応してくれるものと信じている。

物事でも人でも、本当に信じる事は、勇気もいるし、我慢も努力も必要なのである。

情けない世論は、国民の多くが全くそのように動いていないことを証明している。

以前に劇場化選挙を自慢した馬鹿がいたが、自国の政治に対して、傍観者でしかいられない腰抜国民が多いことを痛感する。

・・・てな、悲観論も出てくるが、

心配御無用!

仮に小沢の逮捕があったとしても、小沢は死なない。

小沢が生きている限り、小沢の執念は政界から消えることはないのである。

まだまだ、我々は頑張って小沢の声援したいものである。

小沢が嫌いな方も、旧勢力が息を吹き帰し、またぞろ徘徊することは好まないでしょう。

そう言う輩から、みんなの国を守る為だけに、小沢を信頼していただきたい。

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コメント

天橋立の愚痴人間さん ご無沙汰してます。
この事件はあなたの言われている通りだと想います。
今回の事件で国民も検察について何かおかしいと気付いているのではないでしょうか。
こんなことがまかり通ったら日本は検察の統治するゲシュタポ国家になってしまうような
気がしてます。
この捜査を最終的に許可した者の処分が必要であると感じています。

現民主政権は自公の暴政と官僚のやりたい放題を拒否し、その退陣を求めた国民が昨年夏期待をこめてつくった政権である。
民意を代弁しない検察官僚が旧勢力を復活させるべくマスコミとグルになって民意の代表を葬り去ろうと国民無視の権力乱用を始めた。
国民が選んだ政権つぶしの陰謀以外の何ものでもない。
何を言われても飼い主に噛み付く恥犬は飼い主が処分するしかないだろう。
飼い主は国民だ。

検察対小沢 元地検郷原さんに聞く2

2010年01月18日 14時49分33秒 | Weblog
検察対小沢 元地検郷原さんに聞く2・特捜抹殺の福島県知事・水谷建設社長刑務所証言は信用できない(パックインジャーナル)より

愛川欽也パックインジャーナル
<コメンテーター>
山田厚史(朝日新聞シニアライター)
石川 好(作家)
川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
下村満子(ジャーナリスト)
横尾和博(社会評論家)

※第1項目 コーナーゲスト
郷原信郎(名城大学コンプライアンス研究センター長、元東京地検特捜部)

(一部記述)
検察対小沢 元地検郷原さんに聞く

山田)問題なのは、小沢さんが出した4億円が、その中にゼネコンからの闇献金があるのではないか、ということではないですか。

愛川)それだったら、ゼネコンからお金が出た容疑で捕まえたらどうなんですか。

郷原)それはですね、まだ単なる疑惑なんです。犯罪事実でも何でもない。ただ、その疑惑には小沢さんは答えないといけない。それは非常に重要な点です。

愛川)疑惑だけでは、逮捕できないですよね。
疑惑だけで逮捕されたら、えらいことになっちゃう。

郷原)もし、この疑惑が、水谷建設から5000万円とか1億円入ったということが、本当に刑事事件として嫌疑があるとか、立件の可能性があるということであれば、闇献金があったのにそれを記載しなかったという事実で、捜査差押許可状とればいいし、逮捕状もそれでやればいいわけです。ところが、いまの段階ではそういった嫌疑は、まったく固まっていないという認識です。

愛川)じゃ、捕まえといてから固めようってことですか。
昭和11年の芝居を書いたばっかりだけど、昔の特高警察は捕まえといて、だめだったらほっぽりだす。そういうことだとしたら、恐ろしいことです。
石川さんらが捕まったという中身が、捕まえるほどの中身なのか。

川村)国会が始まると、不逮捕特権で、国会の許諾請求がいるため、検察が説明しなきゃならない。国会議員を捕まえるということにしては、とても不可解で、国会が始まる前に捕まえとかなきゃいけないということがあったんではないか。

昨日、特捜部長の佐久間さん記者会見をやっているが、ほとんど報道されていない。テレビのカメラも入れない。

記者の自殺のおそれがないのか、という質問に、「否定はしない」と答えた。そこのとこだけ、大きく見出しに出ていた。国会が始まったら、検察行政のトップは、どういう説明をすべきかを、聞きたい。法務省と東京地検特捜部がどういう関係だったのか、検事総長と法務大臣がどういう話し合いをして、この逮捕がOKになったのか。

もしかすると、東京地検特捜部の暴走というか、現場が小沢さんを参考人で呼んでいるのに、無視されてこないことに対し、ある筋から聞こえてきたのは、「なめられてたまるか」といったと。それに対し、小沢さんの方は、「負けてたまるか」といった子供じみた状況になっていると、ある政治学者がいっていたが、そういう状況からすると、検察のほうは、もっと説明しなけりゃいけないんだと思うんですよ。

郷原)最終的に政治資金規正法違反という、石川さんの逮捕事実は、およそ現職の国会議員を逮捕するような事実ではないと思う。
しかし、その一方でこの(借入先小沢一郎)小沢さんから現金が出ているということが、陸山会の説明では出ていなかったし、今回の捜査の課程で石川さんが話して初めてわかったことです。そういう意味で、この4億円というのは、どこから来たお金なのか、国民は疑問を持った。小沢さんに説明してもらいたいと思ったことは事実だ。小沢さんがそれに対してきちんと説明することが、こういったおかしな捜査が続くことを防止する。早く捜査に決着をつけるためには、ベストの手段だと思う。それが、行われなかったために、捜査や報道がどんどんエスカレートしていって、とうとうこんなところまで至ってしまった。

愛川)それでは、この4億円(つなぎ資金)がどこから出たんだ、ということを小沢さんがいったら、検察は一体どうするんでしょう。

郷原)もし、それが納得のいく説明で、なるほど十分それは考えられる、ということになったら、ほとんど今の騒ぎはどこかへ行ってしまう。

(中略)

郷原)もし、その点(資金がどこからきたか)の疑惑がなくなってしまうと、政治資金規正法違反の犯罪事実は吹き飛んでしまう。ほとんど実体がないもので、ほかに味付けがないと、犯罪事実としてとても世の中にアピールできるようなものではない。だから早く収束してもらうしかないと思う。

しかし、それは、ある意味では、検察の歴史に残る大変な汚点ということになる。これだけ、世の中に影響を与え、その実体になっている原因となった犯罪事実がほとんど根拠のないものだったということになれば、これは検察の権限行使としては、絶対になってはいけないことをやったということになってしまうわけです。

だから、今注目しなきゃいけないことは、小沢さんが4億円に対してどういう説明をするのか、それが納得できるものなのかどうか、まず小沢さんの打順だ。もし、これを小沢さんが説明したら、今度は検察の打順になる。

愛川)あくまでも推測ですが、郷原さんは、この4億円の裏には、ゼネコンやなにやから引っ張ってきたレールのようなものをみつけたぞ、というようなものを、検察はもっていると思いますか。

郷原)私には思えませんね。私は、政治資金規正法違反、公共工事がらみの捜査を現場でしてきました。その経験からいいますと、水谷建設からの5000万円の裏金が、石川さんとか小沢さんに渡されて、それがこの4億円の原資だという話しは、ちょっと考えられない。

愛川)5000万でなくて4億円ですよね。

郷原)その一部です。少なくとも4億円のうち5000万が、水谷建設から来た裏金だということが、問題にされていて、それ以外にもゼネコンからの闇献金がたくさん入っているんじゃないか、という想定のもとに、あえてこういった形式的な事実でやっているわけです。

山田)明確な証拠のあるものはないが、今までの捜査に中で、水谷建設の社員が、小沢さんに2回にわけて渡しましたと証言しているが、その証言が正しいのかどうかということわからないけど、証言がある。

郷原)ただ、水谷建設側の供述なんですが、今服役中の社長が、刑務所の中で供述したことなんですよ。一般的にいって、そういう供述はあやしい。普通は刑務所の中で作業をやっていないといけない人なんだけど、検事さんが来て、一日取調室で話しを聞いてくれるというハッピーな時間ですからね。こういう時の供述は、大変気をつけないといけない。

しかも、この水谷建設の社長というのは、例の福島県知事の佐藤栄佐久さんの供述者です。1年半も検察は水谷建設をとことん追いかけた。なんとか事件にしようと思ってもなかなかうまく行かなかった。それで、最後佐藤栄佐久さんの逮捕までいったんだけども、なかなか一筋縄ではいかない会社で、その社長の供述はなかなか信用できない、と一般的には言われている。

愛川)あの本見せてよ。

下村)「知事抹殺」私はなぜ殺されたのか、という本です。当時は新聞に大きく報道されましたが、本人が詳細にドキュメントとして昨年出した。

「知事は日本にとってよろしくない、いずれ抹殺する。」東京地検特捜部検事が発言したと裏表紙に書いてある。作られた福島県汚職事件。

この知事はなかなかの人で、原発の反対とか、道州制など、政権与党の方針と真っ向から対立し、戦う知事として名を成した、県民に圧倒的支持のあった人です。

最高裁までいって、去年ほとんど無罪近い判決がでた。無罪というのは、土地の取引でもって賄賂をもらったが、市場価格より遙かに高い価格で買ってもらったのが賄賂だと言われていたのが、最終判決では、一切それがなかった、ゼロだった、ということになった。  
では、一体何が賄賂だったのかというと、その土地を買ってもらったのが賄賂だったという、わけのわからないことになって、とにかく有罪。

山田)私は、経済記者としてかかわったけれども、電力会社が佐藤さんのこと本当に困ってたんですよ。廃棄物のこと全部反対するし、日本の国策が原発に振り変わったわけだけど、それを仁王立ちで止めてた人です。

電力会社が佐藤さんをなんとかしてくれないと、原子力行政が進まない、といっていた人だ。そこを何とかするよ、と思っていたら、水谷建設でふっとんじゃったわけです。

愛川)その社長が牢獄にはいっていて、その問題のある会社の社長がいったという、予備知識があって、この方が言ったんだという記事ならば、ちょっとこれはだめだぞ、というところからスタートすればいい。
しかし、我々そういうこといちいち覚えていないし、読んでない。

郷原)問題は、なぜ裏金が何の目的で収支報告書に出されずに献金されるのか、ということを考えてみなければいけない。去年、大久保事件の時に問題にされたのは、表のお金です。それが、ダミーの団体を使っておかしかった、と言われたけども、あえて裏にするとすれば、それは裏で使いたいからだ。それ以外には考えられない。派閥の領袖として、モチ代を配るとか、いろいろ表にだせない使い道があるのではないか。政治家というのは、そういうものが必要だとみな思ってますよね。そういうお金が必要だから、領収書のいらないお金としてもらうのはわかる。

しかし、そうだとすると、なんで5000万を表に出して、土地代金に充てないといけないのか、私だったら、裏は裏としてプールしておく。土地代金については、銀行からの借入の話しができているわけですから。

山田)だから、つなぎ資金に(裏を)使ったんではないですか。一回、表にだして裏にもどすわけだけど。

郷原)それは、一旦口座にはいるわけですから、裏金の使い方としては、考えられないですね。

川村)東北の公共事業で、仕切屋がいて、鹿島といわれているが、小沢さんの天の声で仕切っていたと、従ってそれぞれの建設会社が小沢さんのところに献金をしていたんじゃないか、という構図を明らかにしようとして、大久保容疑者を去年逮捕したけれど、その構図は明らかにならなかった。

郷原)検察はそれを、西松建設事件の冒頭陳述で、天の声、天の声って、ものすごいそういう言葉を使って、いかにも天の声に関連して献金が行われたような、イメージを植え付けたけれども、結局裁判所の判決は、そういう献金が公共工事の受注と対価制を持ったものではない、と認定してしまった。

山田)しかも、あの冒頭陳述は、選挙前にぶつけたんですよね。選挙前に小沢さんをやって、冒頭陳述で、小沢さんはいかいもひどいことをやっているということを世間に印象づけるだけで、それがなくなっちゃった。

郷原)選挙前に判決が出たんですけど、ほとんど報じられなかった。

川村)知事の場合は、職務権限があるけど、小沢さん野党だからない。

山田)よく、予算だけでなく決算をやらなきゃいけないというが、地検がやる場合は、やる前から新聞がどーっと書いて、しこたま悪いやつだと言って、出てくるのは、ほんのちょっぴりですよ。そのちょっぴりも、判決になると、さらにちょっぴりになっている。だから、はじめに言われていたことと、最後の着地点がどれだけ違ったのか、を本当はメディアがちゃんと検証しなきゃいけない。

郷原)しかも、検察は裁判所に否定されたにも関わらず、その後、大久保さんの公判の冒頭陳述でまた同じようなストーリーを展開する。それがまた、メディアで報じられる。だから、そういうような印象だけを狙って捜査をしているとしか思えないところに、非常に危険さがある。今回も、水谷建設から来た金なんでは、という印象を植え付けるためだけに、ほとんど微罪にしかならないようなものでやってる。

下村)なさけないことに、メディアもこれにのっかっちゃってて、いいように使われている。
それを書くのはいいんだけど、去年の事も解説みたいなところで、実はこうだったという、複雑な構図をくっつけて記事がでるならいいですけど、ほとんど(そんな記事は)ゼロですからね。

愛川)今日、郷原さんに来ていただいて、よーっく見えてきました。郷原さん、ありがとうございました。また、続きをやりたいと思いますので。

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コメント

あぁ なんて世の中なんだろう
 検察は事件を捏造し、無実の人間を罪に陥れる機関だったのか,,,。

なんだよ。水谷建設って社長も社員もデタラメじゃねえかよ。
検察に促されれば即うたう、まるで押せば湯が出る電気ポットみたいなやつらの言うことなんかアテになるかよ。
それにしても検察ってひでぇもんだな。信念を持って原発に反対した知事の首を獲るためにこんな濡れ衣まで着させて罪に陥れるなんて。
ますます嫌いになったわ。
てかこんな組織の中から奇跡的に郷原さんや三井さんなんかが出てくるんだからつくづく人じゃなく結局組織が腐ってるってことなんだろうな。
いや待てよ。郷原さんや三井さんたちは腐る寸でのところで見限った人たちで残った連中は腐りきってただれたやつらばっかりなんだろ、きっと。

水谷の元会長が赤旗に語ったのがでてた。
で検察でも注目してるって。
1 赤坂のホテルの中華料理店に紙袋に5千万入れてもっていった。
2 同じ場所に社長に持っていかせた5千万
社長は持っていってないって言ってる。
検察は2回とも持っていった人間の供述を取ってるって言ってる。
会長も社長も1回しかもって行ってない、しかも社長は行ってないと言う。
2回とも持っていった人間は存在しないハズなのに供述は得てる。
いくらなんでもそれはないでしょう。
水谷の1億円からして大いに怪しい。



世論はマスコミに誘導されていると

2010年01月18日 13時43分03秒 | Weblog
民主党の高嶋、平田両氏がマスコミ批判 「報道で世論は動く」「無罪と言ってるのに罪人扱い」

民主党の平田健二参院国対委員長と高嶋良充筆頭副幹事長は18日午前、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査で小沢一郎幹事長の辞任を求める声が7割を超え、内閣支持率が急落したことについて、小沢氏をめぐる報道が原因だとマスコミ批判を行った。

平田氏は「報道によって国民世論は大きく動く。

国民はマスコミやテレビの報道を正しいと思っているから、(小沢氏をめぐる疑惑が)事実かどうかわからない状態で報道することでそうなるだけだ」とマスコミを非難した。

そのうえで「菅谷(利和)さんの事件だって冤罪(えんざい)だったじゃないか。あの時のマスコミの報道の仕方はどうだったんだと、もっと反省しなきゃいかんではないか!」とまくし立てた。

「そういう報道に基づいた世論調査だから、そうなる(=幹事長辞任論7割超)のは当たり前の話でね。

別の報道していたらそうはならない! 小沢幹事長がああいうふうに(潔白だと)話しているのは事実だと思いますよ」とも語った。

高嶋氏も「検察がマスコミに情報をタレ流している。情報が検察から出ない限り、皆さん方書けるのか? 基本的には世論操作になっている」とマスコミ批判を展開。

「小沢さんが無実だと言っているのに罪人扱いしてマスコミが報道してきたから、国民の皆さんがそう思っているだけの話だ」と述べ、世論はマスコミに誘導されているとの認識を示した。

検察「魔法の杖」に踊る司法記者クラブ

2010年01月18日 11時27分28秒 | Weblog
検察「魔法の杖」に踊る司法記者クラブ (永田町異聞)より

なぜ小沢一郎は検察の事情聴取に応じないのか。マスメディアは一本調子に批判する。

実のところ、その理由くらい、ジャーナリストなら分かっているはずだ。事情聴取という、検察の用意した舞台に上がりたくないというのが、小沢の心境だろう。

経験者の具体的な話を紹介するのが、いちばん手っ取り早い。

2002年6月19日、斡旋収賄罪で東京地検特捜部に逮捕された鈴木宗男は、その三日前、全日空ホテルで事情聴取を受けた。

「その取り調べは、セレモニーに過ぎなかった」。鈴木は著書「汚名」のなかで、そう書いている。

鈴木は必死になって身の潔白を主張した。必要な資料も提出するし、証人を集めることも約束した。しかし、検事らは聞くだけ聞いて、あっさり切り上げた。

そのとき彼は「“事情聴取を受けた”という既成事実を作るために呼ばれたことを理解した」という。

「東京地検特捜部、鈴木宗男議員を事情聴取」というニュースが列島をかけめぐったのは言うまでもない。

否認し続け、4畳のコンクリートの独房で耐えた437日間にわたる拘留劇の序章となった。

検察と対峙しつづける小沢が、政治資金規正法の虚偽記載ていどで、あっさり事情聴取に応じるなどと、検察も考えていないだろうし、記者たちも同じだろう。

事情聴取に応じることは、メディアに「金権政治家」の派手なレッテルを貼られに行くようなものだ。

それでも、大手メディアが「事情聴取に応じるべきだ」と、検察側に立ったタテマエ論に執着するのは、なぜなのか。

その深層をさぐるには、霞が関の東京高裁内にある「司法記者クラブ」をのぞかねばならない。

加盟するメディアは朝日、読売、共同など新聞・通信13社と、NHK、日本テレビなどテレビ6社。担当範囲は、検察庁、裁判所だ。

ふだん、記者たちは裁判を傍聴するか、地検幹部、すなわち検事正、次席検事による記者会見を聞いて、原稿を書く。取り調べにあたっている検事に直接、取材することは許されていない。

ならば、記者はどうやって「生の情報」にアクセスできるのだろうか。

警察マターの殺人事件や交通事故なら、「現場」というものがある。そこに駆けつけた記者が状況を観察し、周辺の人々から聞き込みをすることができる。

刑事顔負けの名探偵ぶりを発揮する事件記者もいて、新聞紙面には独自につかんだ情報が織り込まれる。

ところが、贈収賄、政治資金規正法違反、脱税など政治家がらみの経済事犯には、「現場」がない。

容疑をかけられている人物の周辺をかぎまわって情報を集めようにも、公権力のない者がカネの動きをつかむことなど不可能だ。せいぜい、いくつか噂話を集めるくらいだろう。

つまるところ、検察取材では「生の情報」など、ほぼありえないということだ。

記者にもたらされるのは検察幹部のフィルターを通した管理情報であり、しかも、その内容のほとんどは密室の取り調べで引き出した供述である。

厳重に管理され、ひょっとしたら都合よく加工されたかもしれない情報でも、それに頼らなければ、検察捜査に関連する記事を書く手立てはない。

しかも、その管理下情報を入手できることが、メディアのごく一部に過ぎない司法記者クラブ員のみに与えられた既得権である。

大手メディアが検察を批判できない構造が少しずつ見えてきたのではないだろうか。

司法記者クラブ員は、検察がいったん大きなヤマを手がけ始めると、揃って検察幹部宅に夜回り取材をかける。そして酒を飲み交わしながら禅問答のようなやり取りで、検察の捜査状況についての感触を探る。

このような交流のなかで、記者の頭はしだいに検察の論理に染まっていく。

検察幹部に気に入られることが、情報をリークしてもらうために大切なのだ。

逆に、検察の気に入らない記事を書けば、その後は出入り禁止か、情報の遮断で日干しにされる恐れがある。

すべて検察の思うがままにメディアは操作されている。それでも、餌に食らいつき、記事を本社に送るのが彼らの仕事だ。「原稿はまだか!」。矢の催促が飛んでくる。背に腹はかえられない。

逮捕のずっと前から、検察リークをそのまま書いて、狙われた人物を極悪人のように一般国民の頭に植え付ける作業に加担させられる。

書かなければ、他社に出し抜かれて「特落ち」になり、本社デスクにダメ記者の烙印を押されてしまう恐れがある。

検察が、捜索の場所や日時を記者クラブに事前に知らせるようになったのはリクルート事件のころかららしい。

それまで続けてきた人権への配慮を捨ててまで、「正義の味方」が「悪の巣窟」へ乗り込むイメージづくりを狙ったのだろう。

指定された時刻、指定された場所で、メディアのカメラが「正義」の軍団の勇姿を撮るべく待ち構える。これも、メディアが検察の宣伝マシーンとして、せっせと働いてきた例といえる。

記者クラブが、特定メディアの既得権であるとともに、官庁側にとっても世論操作に利用できる、もちつもたれつの仕組みであることは周知の通りだ。

それにしても、官庁の役人にまともにモノを言えず、ただただその論理に従う記者クラブは、司法記者クラブ以外にないのではないか。

司馬遼太郎は昭和元年からの20年間を、軍事官僚が「統帥権」という杖をふりかざして暴走した「魔法の森の時代」と呼んだ。

検察と司法記者クラブのつくる閉鎖的な情報空間が、「正義」の美名のもとに、政治を逮捕拘留自在の杖で動かす「魔法の森」と化すようなことがあってはならない。それこそ民主主義の重大な危機である。