明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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夕方のニュースに合わせた強制捜査。検察も最後の勝負に出たということか

2010年01月13日 23時23分02秒 | Weblog
【小沢事務所の家宅捜査は西松事件での重大証言を隠したいから】(南青山)より

昨年の3月に起きた西松建設の民主・小沢氏秘書である大久保氏の第2回公判公判が行われた。その中で非常に重要な証言があった。

そもそも、西松建設の政治団体である「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」がダミーである。という前提で検察は立件・起訴をしている。ところが、大久保氏は一貫して否定をしている訳である。

又、同時に西松建設が社内に設置をした第三者委員会で「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」がダミーととの見解をしているのである。それだけであれば、通常の方なら西松の政治団体はダミーであると思ってしまう。

今まで、マスコミは検察側の一方的な主張、つまり「秘書がダミー団体を通じて西松建設から違法な献金を受け取ったと」という前提で記事を書いてきたのである。

ところが、それが崩れたのである。お金を渡す側、つまり西松建設のお金を寄付をした側である岡崎彰文元総務部長が、「政治団体がダミーとは全く思っていなかった」と答えている。これは検察の再主尋問での答えである。この点は非常に重要である。

大久保氏の弁護人の質問には、「OBがやっていて、届け出もしている、と被告に説明したと思う」と証言をしている。つまり、ダミーでは無いと大久保氏には説明をしたと言うことになる。

同時に裁判官の質問には、「事務所も会社とは別に借りて、資金も別だった」と西松本体とは別ものであると述べている。これでもダミーだと検察は言い張るのだろうかw

ようは、マスコミの記事が嘘であり「関係者」と言う名前を用いた東京地検のリークが意図を持って流されていてマスコミはそのリーク情報に沿って書かれていたと言うことに他ならない。

正義の味方を気取った「東京地検」も「マスコミ」も一皮むいたら、「嘘つき集団」でしかなかったと言うことである。
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政治団体、ダミーと思わず 西松公判で元総務部長

西松建設の巨額献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書大久保隆規被告(48)の第2回公判は13日午後も東京地裁(登石郁朗裁判長)で続行、西松の岡崎彰文元総務部長(68)が検察側の再主尋問に「(献金していた)当時は、政治団体がダミーとは全く思っていなかった」と証言した。

献金元の政治団体について、検察側は西松が名前を隠して献金するための、ダミーだったと主張している。

検察側は、政治団体の会員だった社員の賞与に上乗せ支給する手法で、実際には西松が会費を負担していたのではないかと質問したが、元総務部長は「知らない」と答えた。

弁護側の反対尋問では、政治団体について「OBがやっていて、届け出もしている、と被告に説明したと思う」と述べ、続いて裁判官に西松と政治団体の関係を質問されると「事務所も会社とは別に借りて、資金も別だった」と説明した。
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石をぶつけられない内にとっとと、特捜を解体し、マスコミは潰れた方がいい。

今日の夕方から、小沢氏の事務所を家宅捜査をしたようであるが、これは、西松事件での証言を隠したいからであろう。

(南青山コメント)

夕方のニュースに合わせた強制捜査とは、検察も最後の勝負に出たということか。

しかし、大方の冷静なコメントを見るかぎり、どう見ても検察の無理筋というほかない。

もうどうにでもなれ、という心境か。

しかし、「小沢氏の事務所を家宅捜査をしたようであるが、これは、西松事件での証言を隠したいからであろう」というのが事実としたら、これは大問題だろう。

本当に、「石をぶつけられない内にとっとと、特捜を解体し、(それに手を貸した)マスコミは潰れた方がいい」というほかない。

なんだ!石川は唄ってないんじゃないか!

2010年01月13日 22時05分43秒 | Weblog
石川は唄わず、ガサ入れてもマル証出ず、大久保は無罪。そして、何も打つ手が無くなる東京地検特捜部 (井伊泰三)

ブログ 「ラ・ターシュに魅せられて」より 一部抜粋
http://latache1992.blog56.fc2.com/

なんだ!石川は唄ってないんじゃないか!
特捜部のガサ?
選挙資金規正法では無理筋になってきたから、軽犯罪法違反とか道路交通法違反なんかを狙ってるんじゃないか。

以下、抜粋
さて、本日のメイン。
メインは数行で終わっちゃうのが・・・拙ブログのいいトコです (笑)。

北海道地方で有権者の農作業を手伝ったり・・・支援者が差し出した牛乳を・・ホントはあんまり好きじゃないくせに美味しそうに飲んだりする一発芸で秀でているかたが、「あれ言った、コレ言った」 って報道されてますが、アレ・・ってほとんどデマカセです。

「言っていないこと」 が、まずマスゴミにかかると・・・「ああ言った・・こう言った」 と文字となって報道されます。

東京地検特捜部の事情聴取に1回応じたコトは事実ですが、その際に報道されているようなことは一切話していないコトが確認されました。

不思議ですね・・・。

この国では、本人が "オレはそんなこと言ってない!" ってコトが・・・「本人がコレコレと供述・・・」 との "関係者" への取材を根拠に・・あたかもそれが真実であるかのように報道されるのですね。

言って無いことが "先行報道" されてるので、関係がある者・・・いや決して関係者とは申しておりませんよ (笑)。

関係がある者・・・東京地検特捜部としては・・・もう一回呼んで・・・「言ってもらわないと」 ならなくなっています (笑)。

皆さん、これはもうコッチの完勝です。

記載漏れについての略式起訴・・・在宅起訴も無理筋です・・はあるでしょうが、それ以上のものは・・・事件になりません。

もう幹事長室は余裕ですよ (笑)。

さて・・・一段落したら・・・予算通したあと・・時期としては・・桜が咲く頃が良いでしょう。
桜が散るが如く・・・散りゆく人たちが・・大勢出ることになります。

以上、抜粋終り  

地すべりで、コストもすべる八ッ場ダム

2010年01月13日 20時37分34秒 | Weblog
地すべりで、コストもすべる八ッ場ダム (大野ひろみ)より

昨日のTV「報道ステーション」が、八ッ場ダムの地すべり問題を取り上げていた。

八ッ場ダム現地の地盤の脆弱さは、以前から私たちも指摘して来た。

2万4千年前、浅間山の大噴火で、吾妻川流域に大量の岩屑が降り積もってできた地盤なので、大変もろいことを専門家も認めている。

現在八ッ場ダム周辺では22箇所の地すべり危険地帯が指定され、そのうち、国交省が地すべり対策を実施するのは、たったの3ヶ所。それも極めて簡単な工事だそうな。

(図)ピンクが地すべり危険地区。黒丸が対策工事実施箇所。

京大名誉教授の奥西一夫さんが番組に出ていたが、「八ッ場は地すべりのデパートみたいなもの。いろんなタイプの被害が起きうる。

ここは絶対ダムを作っちゃいけない場所」と指摘した。

危ないのは、ダムの水位を下げるとき。水位の変動が地下水脈を通じて地殻変動を起こし、地盤に亀裂が入ると言う。八ッ場ダムは夏季に、洪水対策のため、水位を28メートル以上も下げる・・・

典型的な例が、埼玉県の二瀬ダム。
夏季に潅漑のため水位を41メートルも下げるという。
毎年繰り返されているうちに、周辺の住居で深刻な事態が起き始めた。
地面にヒビが入り、家が傾く。
補修に追われ、住民は働いて得た金をつぎこむことに。国からの補償は一切なし。

二瀬ダムから1キロ離れたところにある滝沢ダム。
ここも地すべりが起きている。
国は心配する住民に「コンクリートで固めるから、大丈夫だ」と言い放ったそうだ。
地滑り対策に工事費がかかり、結局当初予算610億円が2320億にまで膨らんだ。
4倍近くも増額したことになる。

これで驚いていちゃいけない。もっとすごいのが、奈良県の大滝ダム。
2002年に本体が完成し、試験湛水を開始。
すると周辺居住区に地滑りの兆候が現れ、白屋という集落が全戸移転をせざるを得なくなった。
いまだに水を半分しか溜められない「欠陥ダム」である。
建設費は当初の230億円が、なんと、16倍の3640億円!

再び八ッ場ダムに戻ると、奥西教授が、「建設費4600億円は、地すべり対策のため今後2倍に膨れ上がるだろう」とコメント。

ヒエーッ、いわんこっちゃない。

しかも、現地の住民はダム賛成派も「地すべり」のことは、みんな暗黙の了解だろうという。

これじゃあ、泥船に乗ったまま、いつ沈むか分からないのに、船上で宴会をやったり殴り合いをしたりしているのと同じじゃないか!

最後の奥西さんのコメントがとどめの一発・・・

「ダムは完成したあとも地すべり対策で公共事業が潤うようになっているのです。

小さく産んで、大きく育てる、ということです」 あああ・・・

USダウ反落。東証も反落。 USダウ先物、時間外、売り買い交錯様子見。

2010年01月13日 15時37分25秒 | Weblog
日経平均は10,735円の144円安。東証1部の値上がり銘柄数は474、値下り銘柄数は1,105。出来高は31億4,291万株。

中国人民銀行が昨日、預金準備率を0.5%ポイント引き上げ、16%とすることを発表したため、本日の上海株式市場と香港株式市場は銀行や不動産会社、鉄鋼メーカーなどが売られ、東京株式市場もコマツや三菱商事やJFEホールディングスなどの中国関連が安く、中国での需要拡大が有望視されていた日産自動車やファナックも反落しました。

ただ、中国も不動産投機は取り締まるけれど、景気を犠牲にしてまでも金融引き締め策を強化することはないだろうという見方も抱かれ、ショックを和らげているようです。

現在、多くの欧米投資家が中国などの新興株をオーバーウエイトにする一方で、日本株をアンダーウエイトにしていますが、この資産配分の見直しが起こるかも知れないので、中国の預金準備率引上げは、むしろ日本株組入れを高めるチャンスになりうると論評しています。

消費者金融株のアイフル(8515)やアコムの株価上昇が続きましたが、6月に完全施行される改正貸金業法では、融資額を収入の3分の1までとする総量規制が義務付けられますが、国民新党では当面の間、2分の1までとする「激変緩和措置」を設けることを主張しているので、規制の弾力運用に期待した買いが入っています。

3D(3次元)テレビへの期待でソニーやパナソニックは値上がりしました。ソニー(6758)は家庭用ゲーム機の「PS3」の苦戦が長く続いてきましたが、3Dゲームが普及すると、世界で唯一そして3,000万台以上の3D対応ゲーム機を持つ企業に生まれ変わるシナリオが浮上することが期待されています。

経済産業省は来年度から3D(3次元)アニメの制作者育成のため、映像系学科のある大学やアニメ制作会社を巻き込んで、3D技術を身に付けるカリキュラム作りを進めるとフジサンケイビジネスアイでは報じましたが、3Dアニメの振興策に期待して角川ホールディングス(9477)も小幅高となっています。

日経ジャスダック平均は1,186円の1円高。

海外情勢に悪影響を受けにくい点が安心され、東証マザーズ市場ではサイバーエージェントやグリーやミクシィなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)関連の銘柄が買われました。

ジャスダック市場の楽天は小幅安となりましたが、ザインエレクトロニクスは(6769)は高速伝送用LSIがフルHDテレビ向けに搭載率が上昇しているために、3Dテレビでも採用されるだろうといった期待から買われました。

直近新規公開株で、パワービルダー最大手の一建設が高値更新となりました。パワービルダーの東栄住宅やタクトホームが業績上方修正を発表したため、一建設の業績拡大にも手応えを覚えたようです。

小沢資金4億円は夫人からの借り入れ?

2010年01月13日 11時39分33秒 | Weblog
小沢資金4億円は夫人からの借り入れ? (永田町異聞)より

日本のメディアは、ともすれば優先順位を間違える。小沢の資金問題よりも、もっと大きく報道しなければならないことは山ほどあるはずだ。

このままでは、通常国会の審議も空疎な内容に終わる恐れがある。

早く、政治資金問題に決着をつけてもらいたいという思いをこめ、あえていま一度、小沢資金関連で気になる報道を取り上げたい。

まず、小沢一郎の元秘書、石川知裕衆院議員が東京地検特捜部に話したとされる以下の二つの内容。

小沢氏の事務所で現金を受領し、台車に載せて車に搬入し、別の事務所まで運んだ(日経)。

小沢先生のいるマンションに呼ばれ、先生から現金4億円の入った紙袋を手渡された(読売)。

いずれも、「関係者への取材」でわかったという。昔は素直に「東京地検特捜部の調べでわかった」と記事を書いたものだが、今はそれではまずいらしい。

リークは国家公務員の守秘義務違反にあたるからだ。いつのころからか、検察の要請で記事の書き方を変えたようだ。

それはともかく、事情聴取した内容を検察以外の者が知っているはずはない。一般的には、上記の二つの供述内容は東京地検の谷川恒太次席検事あたりから漏れていると勘ぐられても仕方がない。

こうした各社の断片情報がくっついて、世間に情報は拡大拡散され、ついに「石川は4億円を複数の紙袋に分け、台車で運んだ」という、ほとんど幻想のような話が一人歩きする。

「小沢がゼネコンあたりから受け取った裏金に違いない」と、多くの人が疑いを持ち、関連する有力情報が検察やメディアに寄せられるようになれば、リークのしがいがあろうというものだが、今のところそうはなっていないようだ。

それどころか、昨日発売の週刊朝日には、巨悪の小沢像を描くのに血眼になってきた社会部記者たちが卒倒しそうな記事が掲載された。

小沢一郎の土地購入原資4億円は夫人から借りたカネだった、というのだ。

「永田町関係者」と、ここも情報の出所ははっきりしないが、とにかく、この人物が以下のように語っているらしい。

「この4億円、実は小沢さんが自分の奥さんから借りたカネのようなんです。それで小沢さん周辺が、検察に対して、奥さんの口座番号を教えて確認させたようで、永田町では“小沢聴取ムード”が一気にしぼんだという話でもちきりです」

夫人の口座番号を教えたというのは、すこしばかり具体性があって興味深い。

小沢夫人、和子さんといえば、新潟を代表する建設会社「福田組」前会長、福田正氏(故人)の長女である。

フリーランスや週刊誌記者は、司法記者クラブに所属していない分、検察に気兼ねなく書ける。昔のように、検察や警察など、いわば「大本営発表」だけがモンモノだと素直に信じている人は少ないだろう。

新聞の書く「関係者」と、週刊朝日の書く「永田町関係者」、どちらの関係者が真実に近いことを言っているか、それはいまのところ読者の判断に任せるほかない。

しかし、かりに小沢氏が奥さんから土地購入代金4億円を借りたというのが本当だとしたら、検察がこれで小沢を追い込めると腕まくりした「ゼネコンからの裏金」ストーリーは、あっけなく崩れることになる。

そういえば、昨日の定例会見では、検察に怒っているはずの小沢がほとんどこの件について語らず、「検察はすべてご存知のはずです」と最後に付け加えたが、これを自信の表れとみることができなくもない。

田中角栄、金丸信の金脈事件を近くで見続け、彼らを「反面教師」として、政治献金がらみの法律には人一倍気をつかう小沢のこと。鳩山首相のファミリー献金の処理のようにずさんなやり方をしているとは考えにくい。

検察がそのガードを突き崩すのに苦労し、このところ焦りさえ感じられる。リークされる内容をつぶさに見れば、捜査がほとんど進展していないことがわかるはずだ。

メディアを使って汚職事件のごとく大騒ぎさせた西松献金問題で、小沢の秘書を政治資金収支報告書の虚偽記載に問うしかできなかった東京地検特捜部。

佐久間特捜部長以下、この国を正すという意気に燃える精鋭たちが「4億円=ゼネコンなどからの裏金」という筋書きで失地回復に突っ走ろうとしたのだろうが、もしかりに、土地購入原資が和子夫人からの借り入れだったら、今度はどうするつもりだろうか。

既得権を奪われることに抵抗

2010年01月13日 10時41分24秒 | Weblog
既得権を奪われることに抵抗

それにしても、なぜ東京地検や大マスコミは、ここまで「小沢叩き」に血道を上げるのか。親の敵のように敵視している。ズバリ、このままでは小沢一郎に既得権益をぶっ壊されかねないからだ。

自民党の村上正邦・元参院議員が、「サンデー毎日」で小沢一郎について興味深い指摘をしている。

「小沢幹事長に対する評価ですか? ひと言で言えば『あっぱれ』ではないでしょうか。天才的で、いまの時代が要求する政治家だ。戦国時代でいうなら織田信長みたいな存在でしょう」「旧体制を打破し、そして壊していくためには、ぜひとも必要な政治家でしょう」

織田信長は、商売の権利を独占していた商人を排除するために「楽市楽座」を開き、修行もせず酒色に耽(ふけ)り武装していた僧を一掃するために比叡山を焼き打ちした。時代を前に進めるために、既得権を許さなかった。

霞が関も、大手メディアも、このままでは小沢一郎に焼き打ちにされると敵意をむきだしにしている。

「官僚組織と大マスコミは、戦後、既得権益にどっぷりつかってきた代表格です。とくに検察は聖域だった。ところが、小沢周辺は『検事総長を国会同意人事にする』『民主主義的な統制下に置く』と言い出している。

検察の危機感は相当です。検察は霞が関の代表という気にでもなっているのでしょう。同じように、大マスコミは、テレビ・ラジオの電波を独占してきたが、民主党は独占を許さず電波をオークションにかけようとしている。既得権を奪われたら、大手メディアは存続の危機に陥る。

地検も大マスコミも、なにがなんでも、破壊者の小沢一郎を葬りたいのがホンネです」(政界事情通)

織田信長は、天下統一を果たす前に倒れた。小沢一郎も政治的に抹殺されようとしている。

改革が成功すれば日本は一新される
しかし、自分たちの既得権益を死守するために、邪魔な政治家を抹殺し、国民が選んだ政権を潰そうなんて許されない。小沢幹事長が失墜したら、民主党政権はあっと言う間に崩壊してしまう。

なにより、小沢一郎が目指す方向は間違っていない。日本をドラスチックに変えようとしているが、合理的だし、国民の意に沿うものが多い。

例えば、「国会改革」を見ればよく分かる。野党が国会審議で主導権を握れる仕組みにするために、議員数に比例して配られている「政党助成金」を、野党に重点配分されるように法改正しようとしている。敵に塩を送るようなものだが、本人は信念に従い、損得を度外視している。

「小沢幹事長の最終目標は、日本に『政権交代可能な2大政党』を根づかせることです。政権交代が起きないと、本当の意味での民主政治が育たないと考えている。そのためには、いったん既得権益を一掃する必要があると思っているのでしょう。

自民党を殲滅(せんめつ)しようとしているのも、そのためです。実際、戦後60年間、政・官・財で癒着してきた自民党が大きな塊として残ったままでは、日本の政治は大きく変わらない。小沢幹事長は、自民党を完全に潰した後、健全な2大政党をつくるために、もう一度、政界再編を仕掛けるつもりでしょう」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

たしかに、自民党が消滅し、新たな2大政党が誕生すれば、日本の政治は一新されるだろう。

国民の支持は小沢幹事長にある
しかし、既得権を握っている古い利権勢力は、それを阻止しようと、死に物狂いで「小沢潰し」に走っている。民主党にとっては茨の道だが、絶対に屈してはダメだ。

「民主党と旧勢力の闘いは、これから激しくなる一方でしょう。旧勢力はガムシャラに民主党を潰しにかかってくるはず。

宮内庁が、天皇と中国の習近平副主席との会見について、突然、1カ月ルールを持ち出して民主党を批判したのも、その一環かもしれない。1カ月ルールは、自民党政権時代にも破られているのに、問題にもしませんでしたからね。

民主党は敵に囲まれていると覚悟した方がいい。しかし、昨年夏の政権交代は、日本にとっては『革命』みたいなもの。

社会の構造が変わるのは当たり前。有権者も、閉塞した日本社会を変えて欲しいと願って民主党に一票を投じた。

国民の支持は、『脱官僚』『国民生活が第一』を掲げる民主党にあります」(本澤二郎氏=前出)

60年間つづいた強固な体制を3カ月や半年で引っくり返すのは簡単ではないだろう。

しかし、ここで旧勢力との暗闘に敗北したら、元の木阿弥だ。小沢一郎も民主党も、腹を据えてかからなくてはいけない。

12日、USダウ5日ぶり反落。 36ドル安 アルコア11%安、金融も安い

2010年01月13日 09時34分26秒 | Weblog
12日、USダウ5日ぶり反落。 36ドル安 アルコア11%安、金融も安い

12日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。

前日比36ドル73セント安の1万0627ドル26セントで終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落で、終値は30.10ポイント安の2282.31。

前日夕発表の非鉄大手アルコアの決算が期待したほどよい内容ではないと受け止められ、同社株が急落。

前日に1年3カ月ぶりの高値を付けていたダウ平均も利益確定売りで下げた。

 中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率の引き上げを発表。

市場からの余剰資金吸収で中国経済が減速すれば、米景気にもマイナスとの思惑が出たことも売りを誘った。

オバマ政権が金融システム救済に投じた公的資金の損失を取り戻すため、金融機関から手数料を徴収することを検討していると報じられた。

経営の不透明感が意識された金融株が下落したことが、相場の足かせになった面もあった。

CME日経225先物 10800円