強固な同盟、国際協調の礎 日米関係シンポ
日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は8日、共催の第6回シンポジウム「オバマ政権のアジア政策と新時代の日米関係」を東京・大手町の日経ホールで開いた。
米側出席者からは「強固な日米同盟は国際社会の協調の礎」(ジョン・ポデスタ元米大統領首席補佐官)など、来年に日米安全保障条約改定から50周年を迎える日米同盟を維持・強化していくべきだとの意見が相次いだ。アフガニスタン支援問題を巡っては日本による追加的な協力を求める声が目立った。
ジョン・ハムレCSIS所長は「日米は対等なパートナーとして世界の問題を解決していくことになると確信する」と期待を示した。
一方で最近の日米関係をめぐっては、マイケル・グリーン元米大統領補佐官が「(過去十数年で)日本は信頼できる同盟国に変わってきたのに、日本で民主党が政権をとり、日米が対等かどうかという議論が突然浮上した」と困惑を表明した。
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「普天間問題、早期解決を」 日米関係シンポ
日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は共催で第6回シンポジウム「オバマ政権のアジア政策と新時代の日米関係」を8日、東京・大手町の日経ホールで開催した。
米側出席者からは、米海兵隊普天間基地の移設など沖縄米軍基地問題を早期に解決しなければ、日米関係が危険な状態に陥るとして、現行案に基づいて早期に解決すべきだとの意見が相次いだ。
オバマ大統領の政権移行チーム共同議長を務めたジョン・ポデスタ元米大統領首席補佐官は、ともに政権交代を経た日米両国について「緊密で協力的な関係は変わらない」と言明。
「日米は相互依存関係にあり、共同の行動と努力なしには気候変動や経済再建、感染症防止など世界規模の課題を克服できない」と強調した。
リチャード・アーミテージ元米国務副長官は、沖縄米軍普天間基地の移設問題について「鳩山政権が決定を(参院選のある)来年夏まで延ばすと、日本が日米同盟より連立政権維持の方が重要と考えているのではないかと米国は心配になる」と指摘した。
日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は8日、共催の第6回シンポジウム「オバマ政権のアジア政策と新時代の日米関係」を東京・大手町の日経ホールで開いた。
米側出席者からは「強固な日米同盟は国際社会の協調の礎」(ジョン・ポデスタ元米大統領首席補佐官)など、来年に日米安全保障条約改定から50周年を迎える日米同盟を維持・強化していくべきだとの意見が相次いだ。アフガニスタン支援問題を巡っては日本による追加的な協力を求める声が目立った。
ジョン・ハムレCSIS所長は「日米は対等なパートナーとして世界の問題を解決していくことになると確信する」と期待を示した。
一方で最近の日米関係をめぐっては、マイケル・グリーン元米大統領補佐官が「(過去十数年で)日本は信頼できる同盟国に変わってきたのに、日本で民主党が政権をとり、日米が対等かどうかという議論が突然浮上した」と困惑を表明した。
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「普天間問題、早期解決を」 日米関係シンポ
日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は共催で第6回シンポジウム「オバマ政権のアジア政策と新時代の日米関係」を8日、東京・大手町の日経ホールで開催した。
米側出席者からは、米海兵隊普天間基地の移設など沖縄米軍基地問題を早期に解決しなければ、日米関係が危険な状態に陥るとして、現行案に基づいて早期に解決すべきだとの意見が相次いだ。
オバマ大統領の政権移行チーム共同議長を務めたジョン・ポデスタ元米大統領首席補佐官は、ともに政権交代を経た日米両国について「緊密で協力的な関係は変わらない」と言明。
「日米は相互依存関係にあり、共同の行動と努力なしには気候変動や経済再建、感染症防止など世界規模の課題を克服できない」と強調した。
リチャード・アーミテージ元米国務副長官は、沖縄米軍普天間基地の移設問題について「鳩山政権が決定を(参院選のある)来年夏まで延ばすと、日本が日米同盟より連立政権維持の方が重要と考えているのではないかと米国は心配になる」と指摘した。