ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

男の子に対する性暴力;シェムリアップ出張

2019年02月21日 | 男子に対する性暴力



シエムリアップ出張、日帰りで行きたいと主張していたのだが、土地成金になりつつある男性アシスタントが子守してくれるというので、思い切って一泊で出かける。そろそろ結婚したいと準備している彼にとっても、子供を一人で預かるってどんな感じか、経験するのはいいかなと(こじつけ)。

出張は、昨年から予定されていた、「男の子たちへの性暴力調査」の結果発表。

本来はプノンペンで発表してからしか地方ではやっちゃいけないそうなんだけれど(なせ???)、予算を使い切らないといけないという理由と、団体の代表の日程に合わせて、地方で先に発表することに。

↓50人くらいを対象に調査結果を説明



北欧から参加した出席者がいて、男の子がレイプされたらラッキーという問題、またしても取り上げられたのである。

↓「田舎ではそういう発言はよく聞きます、でも個人差があると思う」と回答した病院スタッフ


久しぶりにバーストリートに繰り出したのだけれど、凄まじい中国人の数。

一緒に出張してくれたアシスタン女性によると、10時以降はトランスの女の子達が繰り出していて、さらに面白いらしい。



1年かけて実施してきた調査も、もう終わって、これから出版をどうするかとか、次のステージにどう進むかとか、私が生んだ子どもがもう手が離れてしまう感じ。
それはすっごくスッキリするし、嬉しい。
自分の調査が、男の子たちを保護して差別されないような取り組みにつながるといいな。

次のお披露目はプノンペン、70人を呼んでホテルで会合をするそうな。

シエムリアップは、また来月来る予定があるので、安くてレベルの高いマッサージを楽しめるかな。