ケンブリッジ、学生の頃にロンドンから電車に乗って行ったことがあって、懐かしくなって手にとってみた本。
学生時代、たまたま留学生の世話をしている同級生を通じて紹介された研究者がケンブリッジのなんとかカレッジの人で、ぜひ遊びに行くといいよ、って言われたのだ。
その人は南アフリカ人で、私が初めて話した黒人だったかもしれない。
名前はムサさん、小柄で、笑うと顔がくしゃくしゃになって、白い歯だけがやたら目立つのが印象的だった。
イギリスはいま注目を集めているし、ぜひミュージカルも観にまた行きたいんだけれど、もう15年くらい行ってないかも・・・・
↓週末プノンペンにいたので、久しぶりに地元プールへ
本の筆者の藤原さんは、日経かな?エッセイを読んだことがあって、とても気になっていた学者さん。
30代にケンブリッジで研究生活をしていた頃のことを書いているんだけれど、超面白い。
かなり頑固なタイプだし、自己主張しかしないし研究に没頭しているし、よく離婚されなかったなと思う。
イギリスの学校でいじめられている自分の次男(5歳)に対して、とにかく戦え、殴り返せって教育し続けたっていうのは、恐ろしい・・・・かわいそうな子ども。
研究者でも、数学っていうのは、延々と理論を追求していて、絵描きさんと同じかもしれない・・・回答があるというか、ゴールがあるのはいい。
ジェンダー専門家なんて、社会問題の追求だから、結果なんて出ないし、出た結果があってるのか間違ってることすら証明できないのである。
↓10年間かけて丁寧に性暴力被害者をおかっける調査をしている友人に講義に来てもらう
私も将来イギリスで勉強したいという希望があるので、研究生活に没頭できるって羨ましい・・・・・