暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

ピストン打音との戦い

2015-01-17 21:41:57 | オイル臭い部屋
ピストンにスカッフが入っていることと、
シリンダーのクロスハッチが消えていることから
ピストンの首振りでスカートが叩かれているのは
間違いないだろう。



ノーマルピストンと比べるとかなりスカートが
短い。



レスポンスを考えると当然こうなるのだが、
このエンジンの場合横向きなので、自然の法則に
従えば、ピストンピンより上が重いのだから首を
振ろうとするのも当然であるわけだ。



しかし、完全に油膜が保持されていればスカッフ
は入らないはずだ。
そこで気になるのが、オイル系統である。
強化ポンプとオリフィスの拡大がされているよう
だが、このエンジンは圧送飛沫併用式である。



ヘッド部へは圧送されるが、シリンダーへは飛沫
されるということか。
ということは、オリフィス拡大で圧送量が増えた
らオイルレベルが下がってシリンダーを潤滑する
分が足りなくなるのではという疑問が湧いてきた。

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