昨年の春頃に永年放置されていたことでエンジンがかからなくなり
キャブの清掃をしたEX900。
先頃九州で大きな地震があったこともあり、発電機のチェックを
しておこうと思ったが、EX900のエンジンが掛からない。
初爆はあるのだが、続かないという状態になっていた。
ガソリンは1年以上経っているが、腐ったとき独特の臭いはしないので
劣化はしているだろうが、エンジンが掛からないという程ではないような
気がするのだが・・・
しかも満タン近く入っているので、これをすべて入れ替えるというのも
厳しいものがある。なんとかエンジンが掛かるようになって消費したい
ものだ。
一度エンジンがかかるが、すぐに止まってしまい再始動ができない。
でも少しおくと始動できるが、やはり直ぐに止まってしまう。この繰り
返しなのだ。
燃料が続かないようなのだから、キャブを掃除してみるしかないだろう。
キャブを外してフロートチャンバーを開けて見ると、ガソリンの
吸い口が緑色に詰まっていた。
初爆はあるので、完全に詰まっているのではなく、かろうじてガソリンが
通るような状態なのだろう。
ジェットを外して各ポートをキャブクリーナーを使って洗浄。
その後パーツクリーナーとエアブローで洗浄して組み上げた。
毎度のことだが、やはりスズキのキャブクリーナーが一番信頼できる。
エンジンは無事に始動でき、発生電圧が105Vになるように調整して完了となった。
これで災害に備えることができたのだが、ガソリンが古くなってきているので
なんとか消費して、いざという時にまたエンジン不始動ということのないように
新しいガソリンに入れ替えておかなければ。。。