ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/2日:シライトソウに挨拶。久しぶりに相楽山(蒲郡市)に行きました。ほかにハナミョウガやクサイチゴなどにも

2017-06-03 10:19:05 | 草花
昨日、お昼ご飯を食べてから、蒲郡市東部にある相楽山を歩いて来ました。
途中の道で事故による交通渋滞がありましたが、それほど遅れることもなく、目的地に着きました。
もう40年ほど前のことになりますが、初めてこの山地を歩くことになった時に、目に飛び込んで来た飛び切り清楚な花・・・・シライトソウに逢うためです。

40年前のあの頃は、ただ山に入っていさえすれば楽しかったのですが、それから後、だんだんと”〇〇の花を見るために・・・”と言う目的をもって山に入るようになってしまいました。
「山に入るのは花を見るため」というような、いわば”虫眼鏡的な”目的意識で山と付き合ってきたような気がします。

小生も75歳が視野に入ってきて、その年になる来年あたりは車の運転免許証を返納しようかと考えていますが、そろそろ山を歩くのに、「花を見ることを目的とすること」を脇に置こうと考え始めています。
本来の「ただ山に入り、無心に歩ききさえすればそれで良い」・・・・という境地に戻りたいと思っています。

しかし、山を歩くことを止めてしまうのではなくて、生涯、山を歩く現役でいたいと念じています。

そんな思いの締めくくりに、今年中は、これまで長い間、自分の山歩きの目的となって来た、季節に咲く麗しき花たちにお礼の挨拶をする山歩きをやっています。
位置図 ↓


行程図 ↓

右下の駐車位置から反時計回りで歩きましたが、全行程でも一万歩足らずの山歩きでした。



駐車場所 ↓

車を置いた場所は草のじゅうたんの上でした。背後に”ほたるの里”と板書があります。
夜になると光のショーを楽しめるのかもしれません。



トキワツユクサ ↓

足下に見ましたが、これは在来種でしたね。



入山口 ↓

山道沿いに金網のフェンスが張り巡らされていて驚きました。山上で知人に会いましたので聞いたところ、イノシシと鹿の害が酷くて設置したとのことです。


フェンスの突き当り、右側に入口があり、そこから入り、フェンスを閉めて、やっと普通の山道になりました。



ハナミョウガ ↓





ハナミョウガは、この山で広く生育しています。



シライトソウ ↓









シライトソウの今年は花が遅れているようで、まだ咲き始めたばかりのような姿を多く見ました。



クサイチゴ ↓



クサイチゴも点在していて、この時季はもう実をつけています。数が多くはなかったので、試食に一粒頂きましたが、懐かしい味ですね。



アオキ ↓

アオキの実は青色から赤に移行中です。



山道 ↓

それほど急なわけではないのに、近頃の運動不足のせいで汗をびっしょり搔きます。



大杉 ↓

たしか「観音杉」と表示してありましたが、この山中では大木がそれほどはありません。



ボダイジュ ↓

昔は大木だったそうですが、倒れてしまい、その根元からでたものが育っています。

花の蕾 ↓

菩提樹の花の蕾が垂れ下がっています。今年はやはり季節の巡りが遅いようです。




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2 コメント

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シライトソウ (山ちゃん)
2017-06-05 11:53:04
ぶちょうほうさん、こんにちは!
「花を見ることを目的とすること」を脇に置こうと・・・何だか寂しい気もしますが、生涯、山歩きを現役で続けられるのは頼もしいです。
シライトソウが咲く季節になってきましたね。やはり、花の開花で季節の移り変わりを感じますから、山ちゃんは当分の間は花の追っかけに終始するつもりです。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2017-06-05 13:11:44
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
15歳の時に秩父の雲取山に一泊の山歩きをやったのが”登山”初めのことですが、その時は何の目的もなくて、ただ山を歩くことだけだったのです。
そういう山歩きはそれ以後も続きましたが、30歳を過ぎたあたりから、山で花を楽しむという境地が出てきて、以来、それが山歩きの目的化していきました。
しかし、ここまで来て、花行脚の卒業旅行的な気持ちになって来て、原点回帰しつつあります。

秩父の山間部で育った小生にとって、山とのお付き合いは物心ついた5~6歳ころからずっと生活の一部であり続けていますので、これについては生涯現役であり続けたいと思っています。
これから、山に対しては穏やかなお付き合いとなりそうです。
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