このシリーズはその7までになります。進行速度はごくゆっくりで、やってる本人は、ボケ防止のつもりでレポートしていますので、適当に距離を置いてお付き合いください。
この山行中によく判ったことですが、ここ2~3年というもの、体力を相当落としてきているということが体感できるようになりました。
第一に歩く速度が遅くなっていること、第二に持久力が無くなっていること、第三に筋力が衰えていること、そして総合的に言うと、荷物を担いで歩くことそのものを辛く感じてきていることです。
今の体力ではコースの標準タイムで歩くのが精一杯というレベルになってしまいました。
連日の暑さのせいで、ここのところ、鍛錬すること無しで山に入っていました。
山を歩くなら、今後少しばかり事前準備する努力を続けないとならないと痛感しています。
この記事では南沢沿いを歩いて岩魚留小屋を過ぎ、沢沿いに高度を上げていき、峠沢という徳本峠から来る沢に出会う直前までのレポートになります。
センジュガンピ ↓
この草は湿った地を好むようで、これから頻繁に現れて来ます。
キツリフネ ↓
朝の暗いうちから見てきましたが、ここのものが立派な姿で咲いていました。
ヒキオコシ ↓
これは地味に見えました。
タマガワホトトギス ↓
これもたびたび姿を見ましたが、気に入った写真がありませんでした。どちらかというと、必死に歩いている感じになっています。(今回はこれから後も、写真よりも歩くのに精一杯でした。)
ヤマアジサイ ↓
ヤマアジサイはこの花のように青の勝った花から、白っぽい花までいろいろ見ています。
ヨツバヒヨドリ ↓
ヨツバヒヨドリにはアサギマダラと思い、蝶を探しますが、生憎の雨空で、その気配はありません。
ニワトコ ↓
花ではなくて、赤い実を愛でます。
岩魚留橋 ↓
この橋を渡ると、中間点と目している岩魚留小屋に着きます。
岩魚留小屋 ↓
昔から話に聞いていて、そこに来るのを楽しみにしていた岩魚留小屋に実際に着いてみると、その小屋は廃屋となっていました。緊急時の避難小屋に使えるかどうか確かめてみると釘が打ってあり、それも叶いません。
先行者2名とともにここで小休止を入れます。
オヤマボクチ ↓
オヤマボクチは、ここでは写っていませんが、茎の下部に大きな葉をつけていました。
滝 ↓
岩魚留小屋からすぐのところに滝がありました。この滝が原因でこれから上流に岩魚が遡上できないので、この地を”岩魚留”としたのかと思いました。
この日の徳本峠小屋で聞いたところでは、滝から上部にも岩魚は居るとのことでした。
(それが人為によるものかどうかはわからないということです。)
ソバナ ↓
険阻な道(そば道)に咲くのでソバナと名付けられたと聞きますが、ここでは沢沿いの緩やかな傾斜の道で穏やかに咲いていました。
ベニバナイチヤクソウ ↓
残念ながら、未だ蕾です。
丸木橋 ↓
水面からはやや高度感のあるところで、これが出て来ました。雨に濡れた木は滑りやすいので、緊張します。
フシグロセンノウ ↓
雨空のもとで派手な色で咲く花を見つけました。花の径もかなりのものでした。
名前のフシグロ…”節の黒さ”が見当たりませんでしたので、マツモトセンノウのほうかな?とも思いましたが、その辺が曖昧です。
マルバダケブキ ↓
これは大柄の草で、天頂に花がつきます。
”ギボウシ” ↓
当然この手の花も出て来ます。オオバギボウシでしょうか?
クガイソウ ↓
初めに見たものでは雨に打たれて、うなだれていたものも、雨の間隔が遠くなり、空に明るさが増してきたころにはこの花らしい姿になってきました。
ノリウツギ ↓
標高1500メートルを超えた場所でこの木を見ました。
ツルアジサイ ↓
こちらは大木に絡んでいました。
ウバユリ ↓
道のわきで立って、出迎えてくれました。
オニシモツケ ↓
新穂高の林道歩きで見た花ですが、同じような標高帯でこの花が出て来ました。
新しい橋 ↓
新しい木橋を渡ります。
南沢を相当詰めて来ていて、これから徳本峠を目指すジグザグ登りに掛かっていきます。
この山行中によく判ったことですが、ここ2~3年というもの、体力を相当落としてきているということが体感できるようになりました。
第一に歩く速度が遅くなっていること、第二に持久力が無くなっていること、第三に筋力が衰えていること、そして総合的に言うと、荷物を担いで歩くことそのものを辛く感じてきていることです。
今の体力ではコースの標準タイムで歩くのが精一杯というレベルになってしまいました。
連日の暑さのせいで、ここのところ、鍛錬すること無しで山に入っていました。
山を歩くなら、今後少しばかり事前準備する努力を続けないとならないと痛感しています。
この記事では南沢沿いを歩いて岩魚留小屋を過ぎ、沢沿いに高度を上げていき、峠沢という徳本峠から来る沢に出会う直前までのレポートになります。
センジュガンピ ↓
この草は湿った地を好むようで、これから頻繁に現れて来ます。
キツリフネ ↓
朝の暗いうちから見てきましたが、ここのものが立派な姿で咲いていました。
ヒキオコシ ↓
これは地味に見えました。
タマガワホトトギス ↓
これもたびたび姿を見ましたが、気に入った写真がありませんでした。どちらかというと、必死に歩いている感じになっています。(今回はこれから後も、写真よりも歩くのに精一杯でした。)
ヤマアジサイ ↓
ヤマアジサイはこの花のように青の勝った花から、白っぽい花までいろいろ見ています。
ヨツバヒヨドリ ↓
ヨツバヒヨドリにはアサギマダラと思い、蝶を探しますが、生憎の雨空で、その気配はありません。
ニワトコ ↓
花ではなくて、赤い実を愛でます。
岩魚留橋 ↓
この橋を渡ると、中間点と目している岩魚留小屋に着きます。
岩魚留小屋 ↓
昔から話に聞いていて、そこに来るのを楽しみにしていた岩魚留小屋に実際に着いてみると、その小屋は廃屋となっていました。緊急時の避難小屋に使えるかどうか確かめてみると釘が打ってあり、それも叶いません。
先行者2名とともにここで小休止を入れます。
オヤマボクチ ↓
オヤマボクチは、ここでは写っていませんが、茎の下部に大きな葉をつけていました。
滝 ↓
岩魚留小屋からすぐのところに滝がありました。この滝が原因でこれから上流に岩魚が遡上できないので、この地を”岩魚留”としたのかと思いました。
この日の徳本峠小屋で聞いたところでは、滝から上部にも岩魚は居るとのことでした。
(それが人為によるものかどうかはわからないということです。)
ソバナ ↓
険阻な道(そば道)に咲くのでソバナと名付けられたと聞きますが、ここでは沢沿いの緩やかな傾斜の道で穏やかに咲いていました。
ベニバナイチヤクソウ ↓
残念ながら、未だ蕾です。
丸木橋 ↓
水面からはやや高度感のあるところで、これが出て来ました。雨に濡れた木は滑りやすいので、緊張します。
フシグロセンノウ ↓
雨空のもとで派手な色で咲く花を見つけました。花の径もかなりのものでした。
名前のフシグロ…”節の黒さ”が見当たりませんでしたので、マツモトセンノウのほうかな?とも思いましたが、その辺が曖昧です。
マルバダケブキ ↓
これは大柄の草で、天頂に花がつきます。
”ギボウシ” ↓
当然この手の花も出て来ます。オオバギボウシでしょうか?
クガイソウ ↓
初めに見たものでは雨に打たれて、うなだれていたものも、雨の間隔が遠くなり、空に明るさが増してきたころにはこの花らしい姿になってきました。
ノリウツギ ↓
標高1500メートルを超えた場所でこの木を見ました。
ツルアジサイ ↓
こちらは大木に絡んでいました。
ウバユリ ↓
道のわきで立って、出迎えてくれました。
オニシモツケ ↓
新穂高の林道歩きで見た花ですが、同じような標高帯でこの花が出て来ました。
新しい橋 ↓
新しい木橋を渡ります。
南沢を相当詰めて来ていて、これから徳本峠を目指すジグザグ登りに掛かっていきます。
こんなルートにも先客がおられるのを不思議に思ってしまいますが、山小屋があるくらいですから当然と云えば当然なので、立派な木橋も整備されていますものね。
中々色んな花が咲いているもので、長~い沢沿い歩きも苦にならないかも知れませんね。
ヤマアジサイは、場所により色の違いがあるのは土質の違いでしょうか。
北設楽郡では、シロのみです。同じアジサイには見えませんでした。
登って行くに従い、花が変わって行き楽しみでしたね。
これは意外なことなんですが、梓川沿いの明神の地には牧場があったそうです。
島島からそこまで、徳本峠を越えて牛を連れて行く道だったそうです。
距離は20kmあるそうですが、実際に歩いてみるとそれよりも2割ほど長いと感じました。
昔の上高地まで行く、いわば黄金ルートだったようです。
岩魚留小屋は昔から名前の通った、由緒ある小屋でしたが、惜しいかな廃屋となっていました。
現在でも上高地の山開きの時にはこのルートを歩いて、徳本峠越えをして上高地まで下り、ウェストンのレリーフの前で開山祭が開かれる企画があるようです。
ヤマアジサイは確かに花の色の違いが多彩で、面白いですね。
今回は最初のうちは白花が主体でしたが、山の上の方に行くと青味のあるものが増えて来ました。
地味な道でしたが、要所要所で花々が替わりながら出てくるのでその点では嬉しい思いをしました。
それと第一日目に歩いたこの道は沢沿いですので、飲み水の心配がないのが心強かったです。