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Brugge Style
ベルギーでヨウ素剤が
日本の親友から
「ベルギーでヨウ素剤が配られたってニュースを読んだけど、何かあったの?」
と、メールが来た。
日本のニュースを読んでみたら、喫緊でヨウ素剤が配られているという風に読めないことはないので、ちょっとここにも書いておこうかなと...
今の段階では国民全員に配布することが決まっただけで、実際に配られるのは来年のハナシだ。
理由としてはわたしもそんなに詳しくはないのだが、
ベルギー国土にある7機だったか8機だったかの原発のうち、老朽化によって止められていた機が2015年に再稼動されたことへの懸念
それに対してドイツの独立調査機関が最近、「やっぱ危ないよー」と指摘。が、ベルギー政府は(愚かにも)「うちの調査では大丈夫!」と無視することに決めた
オランダが、またこちらも最近、原発から数十キロ範囲に住んでいる住民に対してヨウ素剤を配ると決定したことに対するベルギー政府の反応(オランダ・ベルギー国境に原発あり)
プラス、テロ犯に攻撃されるなら、次は原発ではないかという流言の存在
などなどではないかなと思う。
間違っていることが分かったり、加筆があったらまたその時点で改めます。
ヨーロッパは特にどこも地続きで、うちだけがよかったらいいとは言っていられない。
わたしの住んでいる英国のサリー州でも、どこの原発が一番近いかというと、フランスの海峡沿いに建つ3箇所の原発ですよ!
「何かがちょっとおかしい」と察知する直感は磨いておくべきだと思うが、不安のうちに生きてやりたいことをあきらめたり、四六時中警戒しながらは生きるのはナンセンスだ。
どこに住んでもいつ何が起こって巻き込まれるかは分からない人生、伝統や文化に敬意を払い、毎日を悔いなく生き、子供達のためによりよい未来を残すよう努力するくらいしかできないと改めて思う。
まずは良いゴールデンウィークを!
英国も3連休です!
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