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Brugge Style
desingel, antwerpen
この話は別に書くつもりもなかったのだが、(一昨日のリサイタルに比べても)感動が蘇ってきたので。先週、ブルージュに到着したその夜、その足でアントワープのdeSingelへ。
義理の父おすすめのストリング・カルテットPavel Haas Quartetへは、ピアノが前回のクイーン・エリザべト・コンクールの優勝者Boris Giltburg(<応援していた)だったので、二つ返事で行くことに決めた。
彼のラフマニノフ、すばらしかったんですよ...
ブラッセルでの決勝まで雨の中を車を走らせたのも懐かしい。
このストリング・カルテットが想像以上によかったのだ。
うわー! と叫びたくなるくらい。
プロコフィエフの弦楽四重奏(no.1 in b, opus50)、なんと言えばいいのか、4人のカルテットにもかかわらず、オーケストラ並みの充満ユニバース。宇宙の濃厚スープ。
ずっと聞いていたい。
ベートベン(no.11 in f, opus95)は、解釈がモダン寄り? で、全くベートーベンぽくなかったが悪くはなかった。
ピアノを加えたシェスタコビッチのピアノ5重奏、ボリス・ギルバーグはやっぱりすごいかも...シェスタコビッチはああ弾くのだ!
彼のピアノリサイタルがあるならぜひぜひ見に行きたい。
娘が今、シェスタコビッチのピアノトリオを練習中なのでものすごく勉強になり、ほんとうに行ってよかった!
すばらしい夜だった。
アントワープのdeSingel、建築も内容もフラマン人の誇りなので、機会があったらどうぞ行ってみてください!
......
ブルージュに到着した後、アントワープに向かうまで時間に余裕があるはずだった。
アカデミーにケーキを食べに行こう...と思っていたのもつかの間、夫が
「スーツケース、忘れてきた...」と。
車のトランクにわたしと娘の荷物をせっせと詰んでいるうち、すっかり自分のスーツケースのことを忘れてしまった、と。
今も主寝室にあるはず...だと。からかいましたよ、そりゃ。
5泊分の服飾品を買いに3件のブティックへ走ったため、アントワープに着いたのは開演5分前。
しかも、昼間からアントワープに出ていた義理の両親は、deSingelへ行くのとは反対方向行きのメトロに乗ってしまい、コンサートには大遅刻、前半が見られなかったという...
ええ、似てますね...
さすが親子ですね...
いろいろあっても、宇宙は調和がとれているのだと演奏を聴きながら思ったのだった。
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