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旅の、新しい相棒




これがあれば日本から本を送ってもらう不便が少しでも減るのではないか、特に旅行中は携行する紙の本の数が減っていいのではないかと夫がiPadミニを買ってくれた。

家族の中ではわたしが一番遅いデビュー。

紙の本が好きなだけでなく(そういえば「わたしは前世は紙魚ではなかったか」と何度か書いたことがある)、わたしが読みたいような本はiBookやKindleに滅多に入っていない(一番使っているのはhonto)という理由と、また出先でガジェットが必要になるような仕事もソーシャルなネットワークも持っていないしとで、全く欲しいとは思っていなかったのだが。
だから、「どうして使わないの...」と悲しげに責められる原因になるのでは? というのがもらった時の一番最初の感想だった。iPhoneだって、電話とSMSしか使ってないし...


使い始めてみて。
青空文庫がどこででも簡単に読めるようになったのはとてもうれしい。
長時間、車の助手席に座っている間に日本のラジオや対談が聞けるのがいい。
調べ魔なので、出先で検索ができるのがいい。調べたいと思ったことを家に帰った頃には忘れてしまうというリスクが減っていい(まあ調べた内容をすぐに忘れてしまう、調べたことをすら忘れてしまう、という現象はどうしようもないが)。
メモするのに「ペンがない!」とかいうのもないですし。
老眼に悩む中年には文字の拡大機能が有り難いですしな。

そういう調子で、夫に「使ってる?」と言われることのない程度には手に取り、特に旅行中は役に立った。

しかし娘はわたしがこの機器を全く活用できていないと微苦笑しながら言う。
know it allのティーンエイジャーがまた偉そうなことを、と無視することにする。
そりゃまあ、出先からブログに記事をアップするモティベーションが上がる! というのさえ叶わなかったし、小さな声でしか言えないがメールも出せてなかったけど...

キーボードが打ちにくいのがいけないのです。たぶん。
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