22日(月)
11時に博多のオークラから約120kmの移動を開始、国道3号から国道386号で大分県日田市を通過
平日のため仕事のTELが、いくつもの温泉街を通過
国道212号で小国町へ15時に黒川温泉に到着
本日のお宿は秘湯を守る会のご招待を利用、つまり無料宿泊
94.旅館 山河@黒川温泉(熊本県小国町)
★★★★☆
今回のスタンプ帳10カ所の中で一番再訪したかったお宿、平日ならって事で1名利用を
受け入れて頂きました
平日ですが満室、相変わらずの人気です
ロビーでチェックイン
ウエルカム抹茶とお菓子のおもてなし
部屋は2階端の8畳の和室
広縁からは筑後川の源流のせせらぎが聞こえます
3000坪の敷地に貸切風呂が3か所が点在、到着時の予約制
本日の1湯目は貸切風呂「切石」に入浴
浴槽は2名が浸かれるサイズ、析出物のついた石がいい雰囲気
泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
汗を流して夕食まで部屋に戻りお仕事
食前酒は梅酒
旬菜はおひたし、心太(ところてん)、玉蜀黍豆腐(とうもろこし)、無花果白和え(いちじく)
鮭小袖寿司、枝豆茶巾揚げ、夏鴨乾酪(かんらく)、海老芝煮(しはに)、沢蟹艶煮(つやに)
なかなか難しい漢字の料理、玉蜀黍や無花果は読めません
乾酪は乳酸菌と酵素を凝固剤で固めた乳製品
芝煮は魚貝を出汁とみりんや砂糖でさっと煮る料理法
色合いも綺麗、いつもよりお酒頼んでしまった
造里(つくり)は勘八、稚鯛
焼物は山女魚塩焼き
椀物は冬瓜、鱧、順才(ジュンサイ)、茗荷(みょうが)、酢橘
今回の食事は部屋食にして頂きました。静かに料理を楽しめます
冷やし蒸し物は鰻夏野煮凝り、鰻が旨い
夏って感じで季節感を感じる料理の数々は見事
替鉢は米茄子豚味噌焼き 石勺柏(アスパラガス)、丸十「さつまいも」、彩野菜
ここで赤出汁と産山米あきげしき(阿蘇うぶやま村の阿蘇名水棚田米)
水菓子はあんみつ 小夏羹 冠茶羊羹 メロン、リンゴ、小豆
部屋食にして頂いたり、食事の提供も細かい気遣いが嬉しいですね
食後は予約していた貸切風呂へ
母屋から行燈に照らされた庭を歩き貸切露天「六尺桶」
3~4人位が浸かれる円型の浴槽、泉温はやや熱め
貸切風呂では一番人気だそうです
宿泊は2回目ですがホントにいいお宿、現状の秘湯を守る会オイラのベスト10の1つです
23日(火)
何故か4時前に目が覚める、薄暗い庭を歩き朝風呂へ
本日の1湯目は
95.旅館 山河@黒川温泉(熊本県小国町)
混浴露天風呂「もやいの湯」へ、当然貸切状態
大きな露天風呂、泉温も熱め
宿の温泉はすべて掛け流し、泉質の異なる源泉を2本保有
黒川温泉の中心街から少し離れた場所にあり周辺が里山でホントに静か
広大な敷地の植栽が手入れされており母屋、西棟、東棟に離れが点在、建物も統一されいい雰囲気
朝食は1階の食事処で頂きます。
自家製の焼き味噌や赤魚の焼物、地元名物辛子レンコンなど一品毎いい仕事された朝食
食後は9時ごろから仕事のTELが鳴るので急いで温泉へ
内風呂【薬師の湯】に、
泉質は単純硫黄泉とナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉の混合泉
ここにはシャワーがあり頭を洗える
朝のみロビーにてコーヒーのサービスがあり庭を見ながら一服
10時まで宿で仕事してチェックアウト、折角の平日なので黒川温泉の中心街に移動
温泉街の無料駐車場も空いてます。無料駐車場からいご坂を徒歩にて降りる
下川端通りと交わると地蔵堂という神社の向かいに本日の2湯目が
瓦葺きで何段かに区切られた屋根が特徴の共同浴場
96. 共同浴場 地蔵湯@黒川温泉(熊本県南小国町)
★★★★☆
黒川で最初に湧いた湯と言われているそうです
入浴料金は200円で投入口に収めると自動扉が開きます。
浴場の横に脱衣場の棚がある渋めの内装
浴槽は正方形で湯口下に小さく仕切りがあり上湯、下湯を分けている
泉質は記載がなく不明
泉温はこの旅で唯一の激熱、上湯は熱すぎて断念
宿の立派な浴場も良いですが、オイラはこの雰囲気が大好き
観光地の中にある共同浴場らしく帰りは回転バーで一方通行になってます
下川端通りを少し歩く、こんなに人がいない黒川はオイラは初めてです
本日の3湯目は丸鈴橋から川沿いに見える湯小屋
97.共同浴場 穴湯@黒川温泉(熊本県南小国町)
★★★★☆
昔は混浴だったそうですが今は男女別、2022年にクラウドファンディングで再建
川沿いのため窓はなく木製の板が目隠し、石張りの床には掛け流しの湯が流れる
奥の壁は石積みの法面、浴槽は2~3人が浸かれるサイズ
泉質は単純温泉で泉温は熱め
湯口は男女仕切り壁の箱抜きに管があり、そこから湧出してます
こちらもいい湯、パンチの強い熱湯の連投で汗が引かない
黒川温泉の共同浴場は存在は知ってましたが平日に入浴できるとは特別休暇をくれた
会社に感謝です
黒川から万願寺に出て国道212号を熊本空港方面に走る。3泊4日の九州旅も終盤
九州で最も好きな道路(菊池阿蘇スカイライン)を走行、
大観峰など見所も多数、夏場は緑の丘が続き壮大な景色
阿蘇市に移動、時刻は12時過ぎ腹は空いていないが昼食を頂きます
パチンコ屋の駐車場の一角にある小さな洋食屋さん
キッチン クニ(熊本県阿蘇市)
★★★★☆
創業30年の老舗、ご夫婦で経営されており店内はオイラで満席に
注文はハヤシライス¥1000
阿蘇産コシヒカリも美味しいがデミグラスベースのルーが濃厚で美味しい
阿蘇市内を移動して本日の4湯目へ
98.夢の湯@阿蘇坊中温泉(熊本県阿蘇市)
★★★★☆
ここも人気の施設ですが平日の昼は空いてます
内湯の浴槽は大きく10人は浸かれるサイズで茶色の析出物が付着
泉温はやや熱めであたたまり感が強い
泉質はナトリウム・マグネシウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉
露天風呂は4~5人が浸かれる岩風呂
駅前のため展望はないが解放感はいい
ここより熊本空港に移動、空港ターミナルの建て替えが終了してました。
熊本は台湾の大手企業を誘致して活気があります
ラウンジも新しくなり快適、ここでもPCを広げて仕事めったにないが平日の休暇は心底楽しめない・・・
今回の羽田便はエコノミー、行きのファーストとのギャップが凄まじい
夕食は大森駅近くのラーメン屋で
つじ田大森店(東京都大田区)
安定した旨さ
目の手術から始まり盛りだくさんの7月が終了
入浴数は98湯、年間144湯(月12湯)の目標の84湯に対して+14湯
8月は今年もJALの予約を入れてないので旅の計画は無