もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

ドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」を観る

2010-06-09 21:26:53 | Weblog
  午後、仙台市の仙台弁護士会館に
      ドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」を観に行った。

 彼は宮城県石巻市の出身。
 戦中、戦後にかけて強制連行された朝鮮の人たちを、命がけで守ろうとした弁護士。
 軍国主義華やかなりしころの日本で権力と、堂々と渡り合ったのだ。

 今の社会にも映してみることができる。
 弁護士のみならず、政治家にも命をかけて国民を守る気概を持ってもらいたい。
 国民の一人ひとりも、我がこととして捉えねばならないのだと思う。
 
 『生くべくんば 民衆とともに
  死すべくんば 民衆のために』
 今の日本の社会には、こういう湧き上がるような“いきどおり”が欠けている。

 これから、東京・大阪・名古屋・福岡などで上映が予定されている。
 近くで上映されるときは、是非ご覧いただきたい。

 一つザンネンだったのは、翻訳部分以外には“字幕スーパー”が着いていなかったこと。
 帰りしな監督に会えたので、要求を伝えたのだった。

 帰りは、繁華街をブラブラ。
 今、仙台市は「地下鉄 東西箋」を建設中。
 DSCN8037.jpg
 採算は取れないだろうといわれているのに・・・

宮城県境「磯浜」の今

2010-06-09 11:30:59 | Weblog
 うす曇。予想最高気温22℃。湿度は高めだが、過ごしやすい。
 今朝もハローワーク前でチラシの配布。
 昨日は畑の仕事と「ぼちぼち村」の屋根のトタン張り(予定の半分)で軽い筋肉痛。

 今日は「浜の畑」のある福島県境の山元町磯浜の様子をお伝えしよう。
 ここで最も有名になったのは、座礁船「ジェーン号」。
 撤去作業が始まって4年目に入ろうか。
 DSCN7913.jpg
 砂に埋もれた船底部分は、去年から残ったまま。作業は全く進んでいない。
 多くはないが、今でも毎日見物に来る人たちがいる。

 近くの狭い砂浜には、貝殻以外に色んな物が打ち上げられる。
 DSCN7915.jpg
 これは「ウミホオズキ」(巻貝のニシ類の卵のう)。
 子どものころ、駄菓子屋の店先に赤や黄色に着色された物が売られていて、女の子達がよく口の中でギュッ ギュッと鳴らして遊んでいた物だった。
 
 少し離れて、海鳥(ミズナギ鳥の仲間?)の死骸が4羽。
 DSCN7925.jpg
 そばには。「オニグルミ」が芽を出していた。
 DSCN7931.jpg
 生育は悪いけど、潮水をかぶる所でも逞しく発芽できるのだ。
 クルミの実も流れ着いている。ちょうどヤシの実のようだ。

 小高い砂山では、「ハマエンドウ」の花盛り!
 DSCN7934.jpg
 赤紫、青紫の花が入り混じったお花畑。
 DSCN7936.jpg
 これまで、こんなに美しいと思って見たことはなかったような・・・
 
 その群れの端に「ハマヒルガオ」が一輪。
 DSCN7937.jpg
 そっとはずれていた。