この春に見て、次はちゃんと撮ろうと思った大岩神社。
噂の、山の中腹の怪しい鳥居を見てきた。
噂どおり筆舌に尽くしがたい怪しさである。
鳥居の足元には「印象鳥居 / 昭和三十七年 堂本印象寄進」と記された石版があり、
柱の右は片手に宝塔を持った多聞天(毘沙門天)、左には僧形で宝珠を持った地蔵菩薩が立ち、紋様が隙間を埋めている。
上には大岩大神/小岩大神の額と西洋的なレリーフが入っており、無国籍感が強い。
たぶん紋様のいちいちにいろいろな小理屈が込められているのだろう、表側には尾の長いカラス的な鳥、シダにバッタ、裏側にはウサギっぽい動物が彫られている。
鳥居の奥のお堂は倒木でへしゃげたとのことだったが、倒木はすでに片付けられている。
この印象鳥居だけでは謎なばかりだが、まわりに赤い普通の鳥居もあるので、異様さが中和されている。
狛犬の前掛けの赤さも比較的あざやかで、むしろ本殿より廃墟感が少ない。
少し登って振り向いた図。
手前のお稲荷さんの石鳥居は、これも倒木のせいか、横木が抜けて二本の柱になっている。道の正面にも同様の柱が。
左の銅葺き屋根も酔っ払ったようにうねっていて、ワープゲートの時空のひずみ感がある。
本殿前の立派な石鳥居。こちらはじつに普通で、安心できる。
ほってある「家内安全」の普通さのありがたさよ。
正面の大提灯は紙が裂けて垂れ下がって無残だが、そのうち誰かが治すだろう。
本殿から裏参道への、印象鳥居その2。前回はこの裏をアップした。
こちらは模様もシンプルで、やっぱり異様は異様だが、先の方で変な時空に入って、ここからもとの時空に戻れるくらいの、
灯籠と奥の階段の手すりの普通さが、良い方向に興を冷ましてくれる。
噂の、山の中腹の怪しい鳥居を見てきた。
噂どおり筆舌に尽くしがたい怪しさである。
鳥居の足元には「印象鳥居 / 昭和三十七年 堂本印象寄進」と記された石版があり、
柱の右は片手に宝塔を持った多聞天(毘沙門天)、左には僧形で宝珠を持った地蔵菩薩が立ち、紋様が隙間を埋めている。
上には大岩大神/小岩大神の額と西洋的なレリーフが入っており、無国籍感が強い。
たぶん紋様のいちいちにいろいろな小理屈が込められているのだろう、表側には尾の長いカラス的な鳥、シダにバッタ、裏側にはウサギっぽい動物が彫られている。
鳥居の奥のお堂は倒木でへしゃげたとのことだったが、倒木はすでに片付けられている。
この印象鳥居だけでは謎なばかりだが、まわりに赤い普通の鳥居もあるので、異様さが中和されている。
狛犬の前掛けの赤さも比較的あざやかで、むしろ本殿より廃墟感が少ない。
少し登って振り向いた図。
手前のお稲荷さんの石鳥居は、これも倒木のせいか、横木が抜けて二本の柱になっている。道の正面にも同様の柱が。
左の銅葺き屋根も酔っ払ったようにうねっていて、ワープゲートの時空のひずみ感がある。
本殿前の立派な石鳥居。こちらはじつに普通で、安心できる。
ほってある「家内安全」の普通さのありがたさよ。
正面の大提灯は紙が裂けて垂れ下がって無残だが、そのうち誰かが治すだろう。
本殿から裏参道への、印象鳥居その2。前回はこの裏をアップした。
こちらは模様もシンプルで、やっぱり異様は異様だが、先の方で変な時空に入って、ここからもとの時空に戻れるくらいの、
灯籠と奥の階段の手すりの普通さが、良い方向に興を冷ましてくれる。
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