花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

黒木間蝶 2

2008年09月07日 21時14分32秒 | 蝶・蛾
夏型のクロコノマチョウ。
春に見たのは、秋型のクロコノマチョウの越冬したもの。

並べて比べると、違う種類かと思うほど微妙な点が微妙に異なる。
夏型はギザギザが小さく、蛇の目模様が目だってある。
秋型はギザギザが大きく、蛇の目模様は気付かないほど控えめで、これは越冬のために、より枯葉に似るための工夫であろう。
夏型に生まれついたものは、もっと自己主張して多くの秋型になる子を残すために、充分に地味だが主観的に限界まで派手になっているものであろう。

別に、全く、こんな蝶が何をどうしていようが人生に何らの関わりもないものだが、何であったってたいそうな頑張りをしているものであることだ。