花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

α900触ってきました

2008年09月13日 21時24分38秒 | Weblog
梅田のソニースタイルプラザで、去年、発表されてまもなくのα700を触らせてもらったのは9月9日であった。それからほぼ1年だ。
一昨日からα900も展示されているということで早速チェック致したわけである。

外観は、アタマ以外ほとんどα700と違いがなく、操作法もほぼ変わらず、目新しさはまるで無い。
一応、縦だけでなく横にも1cm長く、重さも100g重いということだが、手に持った具合もα700とほぼ違いが無い。
違和感を愛するタイプとしては、かなりの物足りなさがあるが、まぁ重要な点でないことは承知だ。

AF具合を見るために100-400APOレンズを持参した。
これに関しても違いがあるかどうかイマイチわからない。
相変わらず(このレンズでは)動きが遅い。が、合う時には迷わずピタリと合うのは、気のせいかもしれないが改善されているのかもしれない。
このポンコツ+α700で生じた、時々絶対ピントが合わない状況は今回出なかったので期待したい。

評判のファインダーは、確かに「覗き窓」が「窓」に出世したぐらいの素晴らしさがある。
銀塩α-9xiのも広くて良かったが、それより更に、ファインダーが光っているのかと思うくらいピカピカ明るい。

で、このカメラ最大の売りである2460万画素と、それと引き換えのフルサイズセンサーにあるまじき高感度の弱さであるが。
もともとαはマクロとポートレート用レンズの良さが評論家さんたちの口を揃えるところであったので、それを生かす方向としてはアリだろう。
実際、それらのレンズはAPS-Cの1200万画素でも「まだまだポテンシャルはもっとある」と主張するくらいの画質を出している。
フルサイズで1200万画素とかでは、それらが宝の持ち腐れになってしまう。
ただ、そのかわり安レンズ装着の時は24000万画素の方が残念なことになるが、泥の中でも前後問わず上向きに倒れたいタイプにはそれも心地よい。


フラッシュが内蔵されていなく、外付けのを買わなければいけないカメラであるので、それも試させてもらった。
大(約6万円)と小(約2.5万円)があり、光るだけの能なら違いはあまり無い。
小手先の便利さの面で大の魅力は大きい。倍以上の値段の差が考えどころである。
触る前は小で充分だと思っていたが、触ったら大しか考えられない気分になるのは例のごとくである。金が欲しい。

同時に発表のあった16-35ZA、70-400Gの新レンズが触れるようになるのは遅くて、年明けになるかもしれないとのことであった。
そちらは、ずいぶんのんびりしている。