silly ski squadronスキー雑記

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ゾルトファイはこう使え!(DPP4阻害薬とリラグルチド)

2019年11月09日 08時21分01秒 | Diabetes
また。。。上から目線なタイトルつけてますが。スミマセン。

日本ではDPP4阻害薬を使っている方が多いので、インスリン量はともかく、DPP4阻害薬使っていてBOTなどでゾルトファイに切り替える時の用量をどうしようと悩むことが多くなると思いますが、少々の知見を得ましたのでご参考になればと思います。
もちろん実臨床なのでプライバシーを考慮して曖昧にしている部分もありますのでご承知ください。

トレシーバ28単位/シタグリプチン100mg/メトホルミン500mg/ピオグリタゾン30mg/レパグリニド0.25mg(ビッグミール時のみ)から、シタグリプチン切ってゾルトファイ16→20→25ドーズ(以前ビクトーザの使用経験あったため、2日間ずつで25ドーズまでステップアップ)で、一ヶ月でHbA1cが0.7%下がりました。
低血糖なし、体重1.9kg低下、嘔気なし。
なお夕食PPGも下がっていたためレパグリニドもカット出来ました。

またDPP4阻害薬の中でも血糖降下作用の強いビルダグリプチンから切り替えてもトレシーバ16単位/ビルダグリプチン100mgから、ゾルトファイ16ドーズ(トレシーバ16単位/ビクトーザ0.576mg相当)でFGMを用いて調べたところ平均血糖で11mg/dl下げていました。これはHbA1c:0.44%に相当します。

これらからDPP4阻害薬はビクトーザ0.3mg〜0.5mgに相当すると言えます。今後のおおまかな指標となるでしょう。
また現在、デュラグルチド+持効型インスリンからゾルトファイへの切り替えも多くなっていますので、また情報がありましたらアナウンスさせていただこうかと。
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