silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

まずは基本フォームを整えるということ

2008年12月16日 00時29分03秒 | スキーオフトレ
人間の身体は、他の動物のように何かに特化していない。
狩りであるとか泳ぎであるとか。強いて言えば頭脳が特化している。
なので本能的に可能な動き以外は訓練を積まなければ習得出来ないように思います。
スキーはその中でも特殊な動きを要求される運動だと思いますし、特にモーグルはその傾向が強いようです。

向日町バンクでの自分の走りをムービーで見て、深い前傾をとっているつもりなのにいやに上体が起きているなと思いM師匠に訊いてみると
『ポジシオンが前過ぎるのではないか?』とご指摘を受けました。
つまりサドルに深く腰掛けていないと言うことです。
そこでハタと先日TVで観た中野浩一の競輪学校の生徒へのアドバイスを思い出しました。
たしか『横から見てお尻でサドルが隠れるくらいにしっかり座らないと、前(大腿四頭筋)ばっかり疲れるだろう!?』といったようなアドバイスでした。
もしかしたら中野浩一じゃなくて吉岡稔真か滝澤正光だったかも知れません。
つまり深くサドルに腰掛けることによって、大腿四頭筋のみでなくハムストリングや臀筋も有効に使えるということのようです。
自転車を専門にやっている方には常識なのかも知れませんが、私には新鮮でした。
そもそも自転車は誰でも乗れるだけに敷居が低いので、つい技術的なことがおろそかになっていたようです。
確かにダッシュをかける時はサドルからお尻を離してハンドルを引きつけながらペダリングするのが有効かも知れません。しかし最高速を維持し続けるのはその態勢では無理のようです。
写真は非常に美しいフォームの稲垣裕之選手(京都S級1班)。左はダッシュの時の写真、右が最終バック前の2角でフカシ続けている場面。
確かにこれを観ると、長く力を出すためにはサドルに深く腰掛ける必要がありそうです。

ここで面白いなと思ったのは、その中野浩一だったか誰かの『まずはサドルが隠れて見えないくらいしっかり座ること』と言うアドバイスです。
『サドルにしっかり腰掛けることが』結局強いペダリングのための訓練となる。
そういうことでしょう。
それはまず型から入って、そのフォームで鍛えることにより最終的に強くなる。一種逆説的ではあります。

モーグルでも一緒ですよね。
最初は窮屈なフォームで練習するが、それにより最終的にはコブを滑り降りることが出来る。
意外な共通点をみつけて今日は固定ローラーでいろいろポジシオンを換えてやってみました。
はてさてこれがスキーに生かせますかどうか。

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