silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

赤倉観光ホテル

2010年03月25日 20時56分36秒 | ホテル・宿泊

今年の春スキーも比較的長く(3月13日~17日)赤倉に行っていました。
学生時代ならともかく、現在はなかなか年末年始以外一週間以上は休みを取れないのでこれくらいが限界です。
余裕が出来たら平日まるまる5日間赤倉で滑り、その週末は休養など優雅なスキーリゾートを楽しんでみたいものです。
なのでせめて春スキーは上質な宿で上質なスキー場を楽しみたいという思いもあり、最近は“外しのない”赤倉観光ホテル逗留に決めています。
生憎余り天候には恵まれませんでしたが、スキーリゾートらしい数日を過ごすことが出来ました。

まずスキー場がいい。
お気に入りはホテルAコースの自然コブ斜面ですが、ホテルCコースからリフト3本分を無理なく滑ることが出来るコースも好きです。斜面変化に富んだロングクルージングが気持ちよい。狭いスキー場では決して会得できない無理・無駄のない滑りを会得することも可能です。
春ならば170cm前後でちょっとRの小さめなセミファットスキーなどを使えば最高に楽しいでしょう。

しかしながら、やはりこのスキー場の真価は赤倉観光ホテルです。
立地といい、施設、サービスといい、今やスキーリゾートでここを越えるホテルは他にないのではないでしょうか?
毎年書いていることですが、ほんとうにこのホテルは素晴らしい。マニュアルだけではないサービスのホテルらしさが残っている宿ではないでしょうか。
接客とは何かを毎回深く考えさせられます。
今回は新館が出来たということですが無難に本館をチョイス。いずれ新館も泊まってはみたいですが、本館も数年前に改装され全く不満がありませんので。

朝夕食はほぼ毎回メインダイニングの『ソルビエ』でとります。
コンサーバティブと言えるフレンチです。しっかりバターを使いヘビーなもので逗留中一回はフルコースを頼みます。その際人数があるていど集まればデザートはクレープシュゼットを予め頼んでおくことも忘れません。
最近の趣向をこらしたフレンチも良いのですがメインダイニングらしいここのメニューは好きです。
さすがに二日目以降は徐々に軽いメニューにしてゆきます。
私は喫煙者なので食後のデザートやコーヒーは、混んでいなければウェイティングバーで頂いたりしています。このご時世なのでいつまでこれが可能なのやら。
何日目かの夜、この本館のいわゆる『若林バー』で他のお客さんも交えて「先では別棟にシガーバーでも作ることになるのだろうか?」などという話題も出て盛り上がっていました(ちなみに新館のバーは既に禁煙)。
そうなると私的には是非“ダビドフ”のグランクリュシリーズも置いて欲しいと希望を書いておきます。出来ればNo.4(笑)
とはいえメニューによってはロメオなども欲しいところです。
下戸な私ですがパートナーがお酒も嗜むので、子供の頃から気になっていた『ホットバタードラム』を試飲出来たのは嬉しいことでした(旧・志賀高原ホテルのバーにはトム&ジェリーのイラストとともにホットバタードラムが美味しそうに描いてあった)。
わざわざ若林バーのF.Wさんが無塩バターやシナモンスティックをどこからか探し出して作ってくれました。
こういった場所でのいろいろな職業の方たちとの交流もこのホテルの楽しみのひとつです。

今回は土曜日の夜に到着して水曜日の午後帰るというパターンで混雑を回避しましたがひとつだけ気になったことがありました。
日曜日の朝食時にメインダイニングにスリッパやジャージで来るお客さんが結構いたこと。もちろんリゾートホテルの朝食なので堅苦しいことは必要ないでしょうがさすがに違和感があります。街中のビストロですらスリッパでは行かないでしょう?
らしさを楽しむためには、利用側もそのへんは考えた方が良いと思います。なかなかホテルの方からは言い出しにくいことでしょうし。
あとスキー場の問題ですが、あまりにアルペンの大会や練習などが多すぎる。そこいらは熊堂や銀嶺あたりにお任せして、赤倉観光リゾートは日本一リゾートらしさを出した方がいいような気がします。
そのあたりを差し引いても、このホテルがオークラ気分?を引き継いでいる限り魅力は失せることはないでしょう。
赤倉観光ホテルの宿ブログもどうぞ。
F.Wさんの記事も(よく探せば)あります。

公的にルームサービスが始まりました。少し遅めに到着する場合には利用価値が大きいと思いますので追記。
コメント (2)
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