silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

とにかく連続してコブを滑ってみよう

2007年03月24日 01時05分17秒 | スキーテクニック編
滑走日数が50~60日に満たない中級者には25度以上もある自然コブの斜面は、相当難しいものです。
モデルのM嬢も整地では、谷まわりを伴ったパラレルターンをすることが出来ますが、この日のピッチの乱れた新雪が踏み固められているコブ斜面は苦労していました。
しかしながら元々身体能力の優れた女性だからこそ、この滑走日数で難斜面を降りてこれるのであって、ほんらい中級女性には体力的にもコブは鬼門とも言えます。
但し、難斜面ではありますが、まだ溝コブにはなっていない丸いコブですので練習には最適です。
特にM嬢のように最終的にコブの滑りを目指しているスキーヤーには格好の練習バーンとも言えます。
コブが苦手だ、とか今からとにかくコブを滑ってみたいと言う方には、参考となる連続写真です。

1コマ目:コブに乗り上げて行くところ。やや外向傾不足ながら谷足を踏みつけているので斜面を登りながらスピードコントロールが出来ています。
左手のストックはターンの支えになるために予め用意されています。
2コマ目:コブの頂点でピボットしてスキー板の向きを変えます。重心の下への落とし込みがまだ出来ないため、山足をシュテムしてコブの裏側の斜面を捉えています。
コブをまたぐ感じで行なうこの滑りは、低速で安全に降りてくるのに向いています。馴れてきたら、足を揃えたまま両足で一度にピボットしてしまえばいいのです。ちなみに慣れてきたらここで吸収動作を入れます。
3コマ目:外足(右足)が突っ張ったままですが、コブの裏側の急斜面をうまく削り取ってスピードコントロールしています。
ここで上体の向きがフォールラインに向かったままで、外足荷重を強めるともっと余裕を持てます。
4コマ目:これはいいですね。やや内倒ながらしっかりスキーに荷重がかかっています。
あと全体に言えることですが肩から腰までの四角(トルソー)を常にまっすぐに保てればもっと楽に滑れますが、それは次の段階で充分だと思います。

まずはこういう滑りから徐々にコブに馴れていけば上達も早いと思います。
コメント
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