ヘミングウェイ全短編1〜3 新潮文庫(高見浩訳)を読みました。
特に気に入ったのは、パリで暮らしていた頃に書き継いだ
初期の短編1ーわれらの時代・おとこだけの世界ー。
二つの心臓の大きな川、三日吹く風、白い象のような山並みなどは
何度も読んでしまった。
そして全短編1〜3にわたって書かれている“ニック”ものも、
自身の少時代の様子がわかって面白かった。
スペイン戦争、アフリカを舞台にしたものも読み応えがあったが
フランスや、ミシガンの自然の中での短編が、素晴らしい。
二つの心臓の大きな川は、キャンプ、鱒釣りのシーンが
詳細にここまで書くか、と言うほど書かれていて
まるで動画を見ているよう。
そして、ヘミングウェイの氷山理論というのにも感動。
書かれていないものを感じさせる余韻のある文。
氷山の一角を書いて、水面下にある氷山をも
読者に想像させてしまう。。
これは、始めたばかりの短歌に通じるものがあると
ひとりごちました。
特に気に入ったのは、パリで暮らしていた頃に書き継いだ
初期の短編1ーわれらの時代・おとこだけの世界ー。
二つの心臓の大きな川、三日吹く風、白い象のような山並みなどは
何度も読んでしまった。
そして全短編1〜3にわたって書かれている“ニック”ものも、
自身の少時代の様子がわかって面白かった。
スペイン戦争、アフリカを舞台にしたものも読み応えがあったが
フランスや、ミシガンの自然の中での短編が、素晴らしい。
二つの心臓の大きな川は、キャンプ、鱒釣りのシーンが
詳細にここまで書くか、と言うほど書かれていて
まるで動画を見ているよう。
そして、ヘミングウェイの氷山理論というのにも感動。
書かれていないものを感じさせる余韻のある文。
氷山の一角を書いて、水面下にある氷山をも
読者に想像させてしまう。。
これは、始めたばかりの短歌に通じるものがあると
ひとりごちました。
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