ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

標高2730mの将棊頭山へ。

2015-10-25 08:48:28 | 山・高原・渓谷
昨日は中央アルプス・駒ヶ岳の北部にある
2730mの将棊頭山(しょうぎかしら)へ行ってきました。
将棊頭山は、大正2年に箕輪中学校の
大量遭難事故が起きた山として知られています。
以来、上伊那・下伊那の中学校では、
追悼の意味も込めて
毎年「西駒登山」が行われています。
(駒ヶ岳一帯は、地元では西駒と呼ばれてます)

伊那の小黒川の上流、
桂小場という登山口から7時半にスタート。
広い林道をしばらく行くと通行禁止のローブが!
ムム、と思って戻ると別の場所に登山口がありました。
約30分のロス。。。

しばらくはカラマツ林。もう落葉がはじまっており、
休んでいると、雨のようにどんどん
とんがったカラマツの葉が落ちて来ました。

1時間半ほど行くと、馬返し。
ここから、坂が急になる胸突八丁。
胸突八丁が終わると、将棊頭山が見えてきました。
ここまですでに、4時間かかっています。
森林限界を越えると、風が強い!凄い風!
やはり下界ではいい天気でも
山ではもう厳しい気象となっています。

とりあえず西駒山荘へ行こうと
風当たりの弱い将棊頭山の東側を進みました。
日陰で風が当たらない分、道は凍結していました。
やはり、10月下旬ともなるとシーズンオフ。
西駒山荘もクローズ。
中に入ると、桂小場からほぼ同じ時刻に
登っていった大学生がいました。

おにぎりを食べた後、ハイマツの間を歩いて、
風の強い将棊頭山頂へ。
西風が強く、息もしずらく、周囲の景色を眺めたり
写真を撮る余裕もあまりなく、遭難記念碑も見ず
行者岩へも行ってみたかったけど
そうそうに下りてきました。
桂小場には16時に着きました。
約8時間、標高差1400mの日帰り登山でした。


桂小場登山口


おいしかった、ぶどうの泉の水


カラマツ林の中を進む


馬返し。ジャンボ白樺がある


ここから胸突八丁


森林限界を越えたあたり。正面が将棊頭山


ここも行ってみたい、行者岩


いつも雨水が溜まっている不思議な天水岩


強風の将棊頭山頂


西駒山荘


駒ヶ岳方面の稜線


御嶽山
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里芋&椎茸の煮物。

2015-10-22 11:51:30 | 
久しぶりの「食」ブログ ^ ^
里芋と大きな椎茸を友人等からいただいたので
煮物にしてみました。
里芋と烏賊の煮物はよくありますが、
椎茸もけっこうおいしい!

 ★ ★

里芋(7~8個)の皮を剥いて水にさらします。
鍋に油を少量入れて熱くなったら、
里芋を一気に入れます。

砂糖大3、醤油大3ぐらいを入れ、しばらく炒める。
里芋のねばりが出て全体にとろりとしてきたら、
水を適量入れて、みりん大2も入れ
アルミホイルで落としぶたをして5分ほど煮る。

その後、椎茸も入れ、しんなりしてきたら、
里芋に串を刺して、いい感じだったら出来上がり。

甘辛く、ねっとりして、椎茸の風味も広がり
おいしい一品となりました♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

標高1908mの大川入山へ。

2015-10-20 14:53:34 | 山・高原・渓谷
きのうは、木曽駒ヶ岳以来の参加となる
我ら山岳チームのリーダーと、
飛び入り参加した阿南高同窓生のK氏と3人で
阿智村・治部坂峠にある
標高1908mの大川入山に登ってきました。

おおかわいりやま。
川のような、山のような、
へんてこな名前の山です。。。

朝8時40分から登り始めて、頂上には11時半着。
軽く昼食をとり、12時10分に下り始めて、
14時半頃、登山口に帰ってきました。

ちょうど紅葉真っ盛り!
山肌は、クマザサの緑のキャンパスに
深紅のツツジが点描画のように
ちりばめられていたり、
カラマツが一面、黄色に色付いたりしてました。

紅葉した樹木の下を通るときは
葉の間から赤や黄色の光が差し込み
眩しいほどでした。

頂上では、7~8人の人がいて、
みんな気さくに話したりしてました。
浜松など東海地方からの登山客がほとんどでした。

ロープ場は1カ所ほど、登山道も歩きやすく、
また、先週10時間の空木岳に登ってきたためか、
けっこう疲労も少なくゆとりのある行程でした。

帰りは、阿南町の飲食店でお疲れ会。
山岳チームのリーダーの奥さん、
K氏の奥さんなども合流して
高校時代の話で盛り上がりました。




治部坂峠にある大川入山登山口


紅葉した樹木の葉から漏れる光が美しい!


登り始めて2時間ほどで、大川入山頂上が見えた


黄色に色付くカラマツ。遠くの山も一面紅葉!


クマザサの緑に、深紅のツツジが映える!



大川入山頂上!


頂上は東海地方からの登山客で賑わっていた


阿南町の飲食店にてお疲れ会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神々しい、紅葉の上高地。

2015-10-15 08:19:57 | 山・高原・渓谷
長野県人として上高地へ行っていないのはまずいと思い、
紅葉に輝くこの季節に行ってきました。

朝5時に家を出て、6時に飯田ICから中央道に入り、
松本ICを7時に降り、沢渡に着いたのが8時。
沢渡からは8時過ぎの上高地行きバスに乗りました。
平日だったけど、やはり紅葉シーズンで賑わっていました。

15分くらいで焼岳が左手に見えはじめ、
「大正池」停留所で降車。
雲一つない秋晴れです!
バスを降りるとぐんと冷え込んでいました。
雪を頂いた白い穂高を湖面に映した大正池、
靄が立ちこめる田代池を見て、
遊歩道を河童橋まで行きました。

梓川に沿って歩き、だんだん穂高が近づくにつれ、
写真で見ていたのとはまったく違う
切り立って迫力ある穂高が目の前に迫ってきました。
これは凄いわーと、ひとりごちていました。
河童橋そばの茶店でコーヒーでひと休み。

明神池方面にさらに遊歩道を行くと
きれいな水が流れる湿原が
足下一帯に広がっていました。
1時間ほど歩いて明神池に。
ウェストンを案内した嘉門次の小屋、
穂高神社奥宮などがあります。
その先にある明神館まで歩き、そこでカレー食べ、
ぐるりと一周するかたちで河童橋まで戻ってきました。
7~8km、3時間ほどの散策でした。

12時40分の臨時バスで沢渡に戻り、
なんとかダムの横から木曽方面への道があったので
そこを走って木祖村、境峠を越え、国道19号に出て
薮原~南木曽~清内路峠越えで帰ってきました。

やはり信州を代表する景勝地、
どこを見ても絵になる風景でした。


穂高を湖面に映す大正池


ひっそりとした田代池


梓川沿いのカラマツの黄葉


梓川沿いの遊歩道


白い雪を頂く穂高


ジャンダルム、ロバの耳も見えた


河童橋からの穂高


にぎやかな河童橋


きれいな水に心も洗われる!


明神池そばの遊歩道


嘉門次小屋


なにやら由緒があるらしい明神館


明神館から見た明神岳


上高地バスターミナル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登ってよかった、空木岳。

2015-10-11 15:26:08 | 山・高原・渓谷
木曽駒ヶ岳、宝剣岳と並ぶ
中央アルプスの美しい山、
空木岳(うつぎだけ)へ行ってきました! 
日本百名山のひとつ。
そろそろ高い山は寒くなり、初心者の私としては
登山できなくなりそうです。

自宅を朝4時に出て飯田の友達の家に5時、
そこから中央道で駒ヶ根ICで下り
でこぼこの林道を走って登山口そばの駐車場へ。
登山開始が6時20分でした。

最初はクマザサの繁る道を行き、
1時間ほどで滾々と湧き出る水場に着きました。
樹林のなだらかな道をしばらく進むと
いきなり「歩行・滑落注意」の看板が!
ヤセ尾根地帯に突入です。
急峻な崖の上の道に鉄梯子や階段、
クサリの着いた岩場が次々と現れます。
大地獄、小地獄と名付けられた難所も。
集中して、じっくり慎重に、進みます。

ヒーコラヒーコラと、そこを通り抜けると、
またまた延々と池山尾根沿いの道が続く。。
やっと森林限界レベルに達して視界が開けてきました。
そして目の前にハイマツの緑に覆われた上品な空木岳と、
インカ帝国にあるような駒石が現れました。
駒石は人と比べてもその巨大さがわかります。
岩の上に登っている人もいました。
ハイマツの間を通り空木駒峰ヒュッテを過ぎて、
ついに標高2864mの空木岳にたどり着きました!
標高差1500mを登り切りました。ちょうど12時。

ここからは、南アルプスの山並み、富士山、
南駒ヶ岳、宝剣岳や木曽駒ヶ岳へ続く稜線、
さらに御嶽山、乗鞍岳、遠く穂高、槍が岳など、
360度の絶景が広がっています。
頂上で30分ほど食料補給と足を伸ばして、
12時30分に下山開始。

同じルートを戻り登山口に着いたのは16時40分。
今まで一日に6時間ほど歩くのが限界でしたが
今回はいきなり10時間ほど歩くことになりました。
家に着き、車を降りると、足がパンパン!
しかし、とても気持ちいい山行となりました。
これで、木曽駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、恵那山、空木岳と
近場にある日本百名山の4座に登りました!


ここではまだ気力も体力も十分!空木岳登山口


歩きはじめて1時間ほどの場所にある水場


クマザサの間をひたすら行く・・


滑落危険地帯!ヤセ尾根をゆっくり行く


危険だけど、フィールドアスレチック感覚かも


樹木の間から紅葉した千畳敷方面が見える


森林限界を越えて、空木岳が見えた!


見上げてその迫力に圧倒された駒石


こんな巨石が山の上にあること自体が驚き


西風か強くて寒かった空木岳頂上


空木岳頂上。左奥は噴煙をあげる御嶽山


延々歩いて来た池山尾根


降りてはいかなかった空木平


ここからの星空は最高だろーなー、空木駒峰ヒュッテ


南アルプス、鋸岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳


木曽駒ヶ岳、宝剣岳、左は夏に登った三ノ沢岳

南駒ヶ岳まで稜線が伸びている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高遠城址と高遠そば。

2015-10-07 08:35:25 | 出来事
昨日は晴天だったので、高遠城址を見て
高遠そばを食べてきました(既出)。

高遠城址は、東京でいちばん最初に
入った会社の社員旅行で訪れて以来です。
桜の季節に来たけど、なにも記憶がありません。。。
社員旅行でなんで田舎に来なくちゃならんのや?
と思ったことだけ覚えています。

最初に高遠そばを食べようと
城下町通りを車で行くと駐車場が見つからず、
一度通り過ぎて、商店街駐車場(無料)というのが
真ん中あたりに見つかり入りました。
そこから「壱刻(いっこく」)という、
どこかで聞き覚えがあった店に入りました。
(県内のグルメ番組で見たような。。)
店内の雰囲気も落ち着いていて
BILL EVANSのJAZZなども流れていました。

注文したのは平打ち十割そば。
もちもちとした食感で、
一口一口、噛んで食べるといった感じ。
まず大根おろし汁が入ったちょくに、
味噌と辛味大根を入れて食べ
次に、普通のそばつゆで食べました。
蕎麦の素朴な味わいが口に広がりました。

食べ終わり、建福寺へ。
ここには武田勝頼の母の墓があります。
諏訪から武田信玄に嫁いだ人。
庭園の樹々も色付きはじめていました。

そして高遠城址公園へ。
ここはそもそも高遠氏の居城だったのが
武田信玄が駿河や遠江に進出するときの
南信州の重要拠点として手に入れ、
その後、武田信玄が亡くなると
織田勢が当時城主の仁科五郎盛信を破り落城。

観光客は数える程度。
本丸、桜雲橋、問屋門、
二の丸などをぐるりと回りました。
とくに城郭などが残ってないので、
昔来たとき印象が薄かったのかも。
すこし離れたところにある藩校も見学。

このあたりからは中央アルプスが一望でき
とくにとんがった将棊頭山(たぶん)は
きれいな三角形で目立っていました。


高遠城下通り


もちもちした「壱刻」の平打ち十割そば


諏訪から嫁いだ武田勝頼の母の墓がある建福寺


高遠城址公園


本丸へ渡る桜雲橋と問屋門


藩校・進徳館


三角形にそびえる将棊頭山(中央)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開田高原、すんきそば。

2015-10-07 07:04:00 | 信州蕎麦
もう3~4年前のものになりますが、
開田高原のそば処「まつば」で
食べたすんきそば。

酸味がある「すんき」は
木曽地方ならではの漬物。
すんきの酸味と、そばつゆがあいまって
独特の味わいがくせになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高遠、壱刻の平打ち十割そば。

2015-10-06 18:56:08 | 信州蕎麦
高遠の城下通りにある蕎麦屋
「壱刻」(いっこく)で食べた平打ち十割そば。
“噛んで食べる十割そば”とメニューにあるように
幅7~8ミリもある平打ちタイプ。
もちもちとした食感で、食べ応えがあります。

普通のそばつゆと、
大根おろしに味噌と辛味大根を入れた
二つのつゆを楽しめます。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒ヶ根、苔清庵の田舎そば。

2015-10-06 18:53:07 | 信州蕎麦
駒ヶ根高原にひっそりと佇む苔清庵。
粗挽き田舎そばと、天ぷら盛り合わせを注文。
そば、蕎麦つゆ、あげたての天ぷらと
どれも大満足でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒ヶ根、駒草屋のざる蕎麦。

2015-10-06 18:50:53 | 信州蕎麦
駒ヶ根高原にある、
手打ちそば屋・駒草屋のざる蕎麦。
極細でコリコリとした食感。
のどごしも良かったです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする