ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

友部正人「あの橋を渡る」。

2020-09-23 16:31:05 | 音楽・映画
4年ぶりという友部正人の新譜「あの橋を渡る」。
今回は主に東北の街で録音している。
東日本大震災、東北を歌った歌をはじめ、
黒人差別、愛の歌、
年をとることについての歌がはいってる。

70歳、やさしい言葉で、
強いメッセージを送ってくる。

10代から人生の道しるべのように聞いてきたが、
相変わらず汽笛のような声で
目の前に素敵な風景を見せてくれる。

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高嶺山の星見。

2020-09-22 08:20:34 | 山・高原・渓谷
昨晩は、天気が良く三日月程度だったので
星見に行こうと、平谷村の高嶺山に行きました。

星見は下條村の極楽峠以来。
いつもの登山メンバー他数人で、
平谷村の道の駅に集まり標高1500mの山頂へ。

着いてびっくり‼︎ 20台くらいの
県外車が駐車しており、いたる所に人が。
すっかり名所、、になってました。

空はというと、天頂付近は少し星が見えたものの
全体に雲、ガスがかかっていて
あまりはっきりと見えませんでした。。
恵那、中津川付近の光もけっこう見え、
真っ暗というわけではありませんでした。

帰ってから、売木村の星の森キャンプ場も
街の光が見えずに暗闇の中で
星見ができるのではと思いました。
次は天気がいい時に行きたい。

以前行った時の高嶺山・・
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「失われた時を求めて」を最後まで。

2020-09-12 08:34:30 | 
海外小説の最高峰、
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を
とりあえず最後まで読みました。

光文社古典新訳文庫、高遠弘美訳の1〜6で
「ゲルマントのほうⅡ」まで読み、
その先はまだ訳が進んでないので
集英社の鈴木道彦訳=抄訳版を図書館から借りて読みました。
途中、難解な文章で分からないところがありながらも
最後まで行ってみました。。

主人公が紅茶に浸して食べたマドレーヌの味に
少年時代からの記憶が蘇るという
あまりにも有名なプロローグから物語は始まります。
(といっても、その件がでるまで120ページほどある。
そこまでに挫折することもあるようです、、)
とにかく記憶量?と様々な分野の知識が膨大。

堀辰雄が、神西清に宛てた手紙の中に
「プルーストの小説は他の作家のものが
すべて時や分を記述するのとは異なり、
秒を記述している」とあるように。

貴族が集まるサロンの様子や交流する人の様子が詳細に描かれて
建築、絵画、音楽、文学など芸術全般や、ユダヤ人を陥れたドレフュス事件、
(当時からユダヤ人問題があった)
果ては、あまり語ることができなかった同性愛、ソドムとゴモラについても。

とくに好きなシーンは海辺のリゾート地、架空のバルベックでの日々。
といっても舞台はカブール。そこにグラン・オテルも実在する。
少女たちが自転車で登場するシーン、アルベルチーヌとの出会いなど、
わくわくしました。

最後は、年老いた主人公が、昔出入りしていたゲルマント家からの
マチネ=午後の集いの招待状を受け取り、
出掛けていくがそこは老人ばかり。
しかし、そこで自分の生きてきた時間の価値に気付き
一冊の本に仕上げようと決意する。
時間は過ぎ去ったのではなく
自分の中に積もっていた。

−−− 生きてきた時間は失われたのではなく
自分のあとについていて私を支え、
その目も眩むような頂に立っているのだ。

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猫が遊んでくれません。

2020-09-05 09:35:48 | ねこ
もう6歳になる猫は
朝起きたら少し動き回りますが
その後はずっと寝続け
夕方になると起きて、
メラメラと猫フードを食べる、、という毎日。
夜型生活で、深夜に目が覚めると
窓際で外を眺めていたりします。

ストレス発散に遊んであげようと
猫じゃらしを動かしても
こちらの運動量の方が多いくらいです。。
以前はペットボトルのフタが転がっただけでも
追い回していたのに。。

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