ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

おい、飲ままいか。

2014-02-26 15:49:36 | 独り言
田舎では、ホニャララしよう~というのを
「ホニャララしまいか」と言います。
行こうというのは「行かまいか」、
酒を飲もうというのは、
「酒を飲ままいか」となります。

で、昨夜は、もう30年以上も会っていない同級生から
「酒でも飲ままいか」と電話がありました。
その声は酒ヤケした声で
全く誰かわかりませんでした。

でいざ言ってみると、みんなもうオヤジ顔。
小学生のとき、黒い皮ジャンを着ていた
電車通学のMくんは大工の親方、
村内でもちょっと離れたところに住んでいて
中学から一緒だったQくんも大工をやり、
いま村内の住宅建設に携わっています。

話はいろいろ出ましたが、
以前、オイラの家の庭に
キジの番いが飛んで来たという話をしたら
Qくんは、
「オラほうじゃキジは、家の中で飼っとるら。
ベットだで。ウコッケイもおるだに。」と、
信じられない話をしてくれました。
おそるべし。。。
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箱膳で食べたいと思っていた。

2014-02-22 13:15:57 | 
引っ越し荷物もやっと19日に届き、
そのへんが片付きはじめました。
固くなってる雪かきで、足腰が痛んでいます。。。

そうそう、田舎に暮らすことになって
ぜひ箱膳がほしいと思い、
近くの家具店で特注で作ってもらいました。
最近は作ることがないということです。
母親の子供時代には、けっこう使っていたそうです。
食べこぼしなどが心配で慎重に食べてます。
とりあえず、蕎麦と、
豚の生姜焼きなどを作って食べてみました。

こんどは、家にある古い食器に盛りつけて
雰囲気を楽しんでみたいと思います。

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2014.2.14、大雪Uターン。

2014-02-20 22:26:08 | 出来事
先週の金曜日が、引っ越しでした。
そう、あの記録的大雪の中、
東京を引きあげてきました。
15時頃、武蔵小金井駅に着き、
中央本線の様子を聞くと、すでに
「スーパーあずさ」「あずさ」は運休となっており、
都内のビジネスホテルに宿泊しました。

そして、もう30年ほど前からの
友達と連絡をとり、東中野で飲み、
店を出る頃には横なぐりの雪となっていました。
なごり雪ならぬ、なぐり雪・・・・。

翌15日朝、ニュースを見て中央線はムリと知り、
東海道新幹線で豊橋から飯田線に乗って帰ることに。
しかし豊橋に着いた時は飯田線も不通となっており、
仕方なく、豊橋でまたまたビジネスホテルに。

だいぶ時間があり、何もすることがないので
私鉄・豊橋鉄道の渥美線に乗って、
田原市まで行くことにしました。
渥美線は単線で3両編成。
車窓からの景色も穏やかで好きな雰囲気でした。

終着駅の三河田原に着くと、それほど寒くはなく、
しかし風は強く、田原城跡などを見て、
小さな喫茶店に入りました。
そこのマスターと話していると、田原は芸人が多くて
オアシズはじめ、はんにゃの金田、
コージー富田なども出ていると言ってました。

そうこうしているうちに、
16日も飯田線は開通の見込みがないと、
JR東海に勤めている友達からメールがはいり、
明日は伊良湖岬で灯台でも見ようと思っていたら
今度は別の友達が、
式年遷宮の伊勢神宮でも見たらというので
さっそく行くことにしました。

16日朝、8時頃豊橋から名古屋へ向かい
近鉄特急に乗って伊勢市へ。
車内はもう関西弁の人たちでいっぱいです。。
着いたのが11時頃。
ビジネスホテルへ荷物を預けて外宮へ。

20年ぶりに新しくなった神宮は白木が美しく、
若々しいパワーが漲っていました。
永遠を信じる西洋の石の文化よりは、
若返りを繰り返してきた日本の文化が
やはり断然素晴らしいと思えてきたのでした。

次は三重交通バスに乗って内宮へ。
こちらは、さらに深い森のなかにあり、
厳かで“神に包まれている感”を感じました。

そして、ちょうどオイラも住居を換えるのだから
遷宮といえば遷宮かと、一人合点して
足止めを食っているこのタイミングで
お伊勢参りができた、これも大雪のせい、
災い転じて福と為す、とはこのことかと思いました。

17日朝、中央道のハイウェイバスが名古屋~飯田間で
運行再開したとのニュースを聞いてJRで名古屋へ。
なぜかディーゼル車。独特の音が、懐かしい。

とりあえずバスのチケットを購入しようと、
名鉄百貨店ナナちゃん人形前の
エスカレーターを昇り、カウンターへ。
ごったがえしているかと思いきや、それほどでもない。

そして名古屋の朝といえば
喫茶店のモーニングだがやと、
いろいろ歩いて、それらしい喫茶店を見つけ
コーヒーとモーニングセットを注文。
おかわり自由。どえりゃあ、サービスが良くていかんがや。

そして、バスに乗り、飯田まで2時間。
今まで東京からは4時間かかっていたのであっという間でした。
しかし、飯田線は飯田から天竜峡までしか運行しておらず
天竜峡からタクシーで帰りました。
飯田では、積雪81cm。田舎でも50cmくらいはあったようです。

14日の午後に東京を出て、着いたのは17日の15時頃。
3日がかりのUターンというか、小さな旅でした。

〈写真 記録的大雪を知らせるTV/渥美線/三河田原駅/田原城址/近鉄特急/伊勢神宮外宮/伊勢神宮内宮/名古屋/喫茶店かこ/モーニングサービス〉

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空手還郷。

2014-02-10 21:20:13 | 独り言
かつて道元が宋へ渡り、帰ってきたときに
何も得たものはなく手ぶらで帰ってきたと
言ったことから、こんな言葉がある。

空手還郷「くうしゅげんきょう」。

何も得ずに、手ぶらで帰ってきた。。。
うーん、さすがに凡人は、
故郷へ帰るときにそんなことはできない。

誰もが若かりし頃、
「おら、東京で一旗揚げて故郷に錦を飾るべ」と意気込んで
上京したこととは真逆なこと。

しかしいま、そんな「空手」こそ、
すばらしいと思う。

手がふさがっていては、新しいものがつかめない。

というわけで、18歳で上京してウン十年。
たいした財産もできぬまま、田舎へ帰ろうと思います。
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