ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

眠りの準備。

2011-05-28 14:22:50 | 独り言
とくに、緊張して眠れないというのではないが、
「究極の眠れるCD」というのを買いました。
リラクゼーションルームで流れているような
浮遊感のある音楽が延々1時間ほど続きます。
水のせせらぎ、鳥のさえずりに加えて、
優しい電子ピアノやアコースティックギターの音が重なり、
心地よい調べで落ち着きます。

水のせせらぎは、田舎の家にいたときに
聞こえていた、水路の音にそっくり。
ということは、田舎にいた頃は、
気づかいないうちに、癒されていたということか!
(蛙の大合唱も聞こえていたが・・・)。自然に感謝です。

ほかに癒される音は、雨の音。
東京も梅雨入りしたが、
外でぽたぽたと落ちる雨だれの音は、
すぐ眠れそうで、けっこう好きです。zzz

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松本清張「芥川龍之介の死」。

2011-05-25 16:21:20 | 
松本清張の「芥川龍之介の死」を読んだ。
芥川龍之介は、劇薬ベロナールとジュアールを多量に服用して、
昭和2年7月24日の朝に死亡。享年36歳。
検死した下島主治医や、親しかった画家の
小穴隆一氏などが残した資料から、自殺の原因を探っている。

遺書に書かれていた「ぼんやりとした不安」というのも、
都会育ちでつねにポーズをつけざるおえなかった芥川龍之介は、
負い目と思っていた家庭環境について多く語ることができず
当時、主流となりつつあった自然主義的な
「告白小説」が書けないことに悩んだらしい。
また読書による疑似体験がほとんどで、
今昔物語など過去の文献をモチーフにした小説を発表したが、
やがてネタがつきてしまったというのもある。
芥川龍之介自身は、ポーズをつけたがり、
自分の赤裸々な生活を告白できない人だったのだ。

読んでへぇ~と思ったのは、「歯車」に関すること。
死ぬ間際の小説「歯車」には、視界にチラチラ点滅する歯車が登場するが、
この歯車は、どうも眼科関連の本を見ながら書かれていた可能性が高いという。
書かれている症状が、学術本どおりの描写で、あまりにも正確すぎるし、
その幻覚のような症状は、直接精神疾患とは関係がないらしい。
てっきり自分の体験かと思ったが。。。
しかし、発狂する不安を、幻覚のような「歯車」で表現するところは、やはりかっこいい!

他にも、将来に対する不安のタネとしては、
発狂した母の遺伝子を受け継いでいることで、将来は必ず発狂するという恐怖、
親友の宇野浩二が王子精神病院に入院してヘコんでしまったこと、
愛人関係にあった秀しげ子との爛れた関係が清算できないこと、
そして、姉の夫が自殺したことによる、姉家族への経済的負担を
負わなければならないことなど、さまざまな理由があった。

オイラはぼんやりとした毎日で、
不安なんかありません・・・。
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小沢章友「龍之介地獄変」。

2011-05-12 15:26:38 | 
小沢章友の「龍之介地獄変」を読んだ。
図書館で「龍之介地獄変」というタイトルを見て、
つい手に取ってしまった。
知らない作家だったけど、一気に読めて面白かった。

芥川龍之介が自殺する前の3日間の話を、
たくましい妄想力(?)で書き上げている。
芥川龍之介と彼のドッペルゲンゲル、そして
作品にでていたさまざまな人物が登場する。
「父」にでていたロンドン乞食、「南京の基督」の金花、
「邪宗門」の堀川の若殿など。
私生活の友人・女人関係も、事実と想像力を交えて描かれている。
たとえば帝国ホテルで自殺未遂となった平松麻素子とのことや
映写技師の妻であった秀しげ子との事など。

いってみれば、年譜やエピソードをもとに、
勝手に、死ぬ最後の3日間でオールスター登場!
みたいな流れの小説なのだが、それはそれで楽しめた。
この本で、初めて知ったという事も多く、参考になりました。

文章、セリフなどもほとんど作品からのもので、
もう忘れていたストーリーなども、あらためて思い出された。
「沼」などという小品から書かれているモチーフもあり、
再度、芥川を読みたい衝動にかられた。
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筍な一日。

2011-05-05 19:52:19 | 
信州の田舎から、旬の筍を送ってもらったので、
ネットのレシピを見ながら、いろいろ作ってみました。
まずは、昼食にティエンメンジャン炒め。
鶏肉、筍、ピーマン、椎茸などを入れて炒める。
甘辛い赤みそ仕上げで、けっこうおいしい。
これは市販のソースを仕上げにからめただけです^ ^ 。
夕食には、定番の土佐煮。
初めてながら、うまくいきました。落ち着く味です。
味噌汁にも、わかめ、豆腐と共に入れました。
旬の筍を味わい尽くした一日でした。
日本人に生まれてきてよかった。

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福島産の玄米が来た!

2011-05-02 15:31:28 | 
福島県産の玄米(22年産)が、ドーンと30kg袋で届きました。
重くて、迫力ありすぎです。
保管をしっかりしないと、袋のなかで発芽しそうです。。
微力ながら、福島を応援中!

そして、厚揚げ&野菜の中華風炒めをつくりました。
中華は、材料を切って炒めるだけなのでいちばん簡単 ^ ^ 。
おいしくて、ヘルシーなのです。

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