ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

2016年読本・備忘録。

2016-12-30 08:26:24 | 
そろそろ2016年も終わり。
で忘れないように、今年読んだ本のリスト。
今年は、なんだか落ち着かなくて
春ぐらいまでしか本を読めませんでした。。

去年から、1900年代前半のアメリカを舞台にした
小説や映画を集中して読んだり見たりしています。
映画はうろ覚えだったけど
「エデンの東」を読みました。
でも、いまは、なんだか最後が
はっきり思い出せません。。
小説ではないけど「ボニー&クライド」、
改めて見て面白かった。
やはりアメリカは1930年代あたりが面白い。
世界恐慌、禁酒法、カポネ・・・。

ピンチョンの「ヴァインランド」も面白かった。
でも、あんたの妄想、元気だなぁ。という
言葉しか覚えていません。。

国内は、小説ではないけど、
姜尚中先生が駒ヶ根で
加島祥造を偲ぶ講演会を開くというので
「タオ」をおさらいしたぐらい。

川端康成の“千代物”をまとめた
「川端康成初恋小説集(新潮文庫)」というのも
買って鞄に入れて持ち歩いているけど
まだ読み切れてません。。
ということで、今年はあまり読書は進みませんでした。

【国内小説・随筆 etc】
タオ(加島祥造) いきものがたり(水野良樹) 

【海外】
カラマーゾフの兄弟〈1~5〉(ドストエフスキー/亀山郁夫訳)[光文社古典新訳新書] エデンの東〈上・下〉(ジョン・スタインベック/土屋政雄訳) 夏への扉(ロバート・A・ハインライン/小尾美芙佐訳) ヴァインランド(トマス・ピンチョン) ヘンリー・ソロー野生の学舎(今福龍太)
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夢のリニア超特急。

2016-12-25 17:00:39 | 音楽・映画
先日、とある喫茶店でジャズライブがあり、
そこに出演していた森田修史さんという
サックスプレーヤーから
「夢のリニア超特急」という
CDをいただきました。

森田さんは、東日本大震災のときに、
放射能汚染を逃れて阿智村に移住してきた人。
サックスもとてもいい感じです。

このCD、いろんな人が参加していて
一言で言えば「南信州の自然を破壊する
リニア、今のままでいいの?」という
強いメッセージソング集でした。


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姜尚中先生の講演会@駒ヶ根。

2016-12-17 10:17:20 | 出来事
家入レオLIVEに続いて^ ^
またまた駒ヶ根文化会館へ。
姜尚中先生の講演会
「いまなぜ漱石なのか」を聞いてきました。

漱石が危惧していた近現代への危うさに触れ、
明るさ、豊かさ、繁栄を求めていく裏には、
危うさが必ず潜んでいる。
「三四郎」の中の先生の「滅びるね」という
言葉に象徴されるように、光あるところには影がある。
繁栄を求め続ける現代も、明治時代と大差ないと警鐘。

その話より興味深かったのは、加島祥造先生の話。
姜尚中先生は、駒ヶ根で暮らしていた
加島祥造先生と親交があり、
今回の講演会は偲ぶ会として開かれました。
いろんな話をされましたが、
漱石と加島先生をだぶらせてみたことが
けっこう面白かったです。

どちらも江戸っ子。漱石は松山、熊本などに赴任し、
加島先生は平成2年から駒ヶ根で
血縁関係のない人たちと生活していた。

漱石は家族を持ち、子どもにも
恵まれたが49歳で没した。
漱石がもし加島先生ぐらいの年齢まで生き、
子どもたちが独り立ちしたら、
もしかして家族から離れてまったく新しい土地で
血縁と関係ない人や「朋輩」と
生活していたかも…という想像は興味あった。

西洋文明に批判的な漱石なら、
光輝く都会から抜け出し厭世的な境地になって、
自然豊かな山村へ行ったかもしれない。

こうした“東京離れ”は、ぼくのなかにももう
5年ぐらい前からあった。
みんな、明るさ、豊かさ、繁栄を求めて
東京一極集中していた。
しかし、いまはそうした“つきもの”が落ちた。
姜尚中先生の話の中に何度も“つきもの”という
言葉が使われていたが、
たしかに高度経済成長期には、東京へと集中したが
今はもう憧れはない。

「移住」が増えているのも、
どこかでそう感じている人が
多くなっているのかもしれない。


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20歳の頃は。

2016-12-11 17:49:23 | 独り言
最近、仕事で20歳ぐらいの男女に会うことが多く
いろいろ話していると、
もう社会人としてしっかり働いてる人や、
学生でもちゃんと自分の進路を考えていたりして
まじめだなぁと思ってしまった。

オイラが20歳のときは、まだ漠然としていたなぁ。。
何をしたいのか、よくわからなかったけど
通学の総武線の中吊り広告に
パイオニアのカーステレオ、
ロンサム・カーボーイのシリーズ広告がでていて
かっこいいなぁ、なんて思って見ていた。
乾いたアメリカで撮った写真に
秋山晶のコピーが付いていて、
こんな自分の好きなことを書いて
仕事になるんだったら、
やってみようかな、、、とそのとき思った。
これはかなり印象深く覚えている。

あれから30年・・。。
オイラはすっかり禿げ上がり、
目はかすみ、視力は落ちて、
誤字、キーボードの打ち間違いは多くなり、
朝しか思考力が続かず、
夕方には充電0%になってしまう。
すっかり衰えたけど
でも、20歳の人たちに会ったら、
少し元気を分けてもらえたような
そんなこと全然なかったような。。

そうそう、一人男子でバンドをやっているという人がいて
「どんなのやってるの? ストーンズとかやってるの?」
と聞いたところ、ストーンズって何?という返答が。。
ショックでした。
ストーンズを知らない世代が出てきているとは。。
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魚肉ソーセージ猫。

2016-12-07 20:48:32 | ねこ
最近、ブログネタ不足です。。
家のお猫様に頼るしかありません。
魚肉ソーセージを買ってきたら
凄い勢いで顔を近づけてきました。


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