ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

いろんな贈り物に感謝です。

2012-05-27 17:45:11 | 
木曽から、いまが旬の「ほう葉巻き」が送られてきました。
懐かしかぁ!お餅をしばっている蔓をほどくときがけっこう好きです。
ほんのりと、ほう葉の香りがお餅に移っていて、おいしかったです。

また友達から、宇都宮の「みんみん餃子」もいただきました。
こちらはさっそく作りましたが、
思うようにパリッと焼き上がりませんでした。
調理後に「作り方」のリーフを見たら、強火で焼けとありました。
オイラは弱火で、じわじわ焼いてました。

時間になってもパリッとしたきれいな焼き目がつかないので、
なんかへんだと思ってごねごねしているうちに、
餃子袋が破けるものがでてきたり
完全に崩壊して内部流出するものがでてきたりと、
さんざんな目にあいました。
なので写真はパッケージだけということで。。

それから、すぐ近くにいる親戚の人から、
小豆島の手延べそうめんが送られてきました。
関西圏に詳しくないので、
そんなに小豆島のそうめんが有名だとは知りませんでした。
夏本番はこれからなので、こちらはまだ食べてません。

〈写真 ほう葉巻き/みんみん餃子/小豆島の手延べそうめん〉

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下田、石廊崎、旧天城トンネル。

2012-05-20 11:34:48 | 出来事
5月18.19日と、伊豆の下田港、石廊崎、
旧天城トンネルなどを観光してきました。
おトクな伊豆フリーQキップというのを買い、
品川から新幹線自由席で熱海へ、
そして下田までは各駅停車で。

朝8時30分頃出発して下田には13時着。
まず、おしゃれなフレンチ料理店でランチを食べた後、
東海バスの路線バスで石廊崎へ行きました。
車窓からは鄙びた風景が広がります。
路線バスの旅は、やはりいいです!
(テレビ東京の旅番組みたいですが・・・)

そうこうしている間に、バスは終点の石廊崎港口に到着。
港に漂う独特の“袋小路”的な雰囲気が、これまたいいです!
この“袋小路”的な感覚は昔から好きで
津軽の小泊の漁港などにもときめきます。

石廊崎港口から、棕櫚など南国の樹木が生い茂る小道を
20分くらい歩くと、白い石廊埼灯台が立っていました。
思ったり小さいです。
地名は「石廊崎」なのに、灯台では「石廊埼」となります。

石廊埼灯台は明治4年に建てられて
ここも以前行った潮岬灯台と同じように
“日本の灯台の父”といわれる
リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計です。
日本では10番目に古い洋式灯台で、
最初は八角形の木造灯台でしたが
昭和7年の暴風で大破して現在のコンクリートに。
そしていまは白く輝くタイル張りとなっています。
「日本の灯台50選」のひとつです。

さらに灯台周辺は石室神社になっていて、
突き出た岩の上にも注連縄が張ってありました。
遠くには、神子元島灯台も見えました。
灯台を堪能した後、下田に戻りました。
下田では「黒船祭」が開催されており、
日米の祝賀ムードいっぱい。
夜には湾内で花火があがり、
それ目当ての観光客がわんさか集まっていました。

 * * *

次の日は、河津から東海バスに乗って天城峠へ。
河津から修善寺へ抜けるこの道は3回ほど通っていますが
川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」で有名な
旧天城トンネルは見たことがなかったので、
今回は見ることにしました。
ちょうど今年は、川端康成を集中して読み出したので
けっこう自分のなかでは興奮していました。

水生地下(すいしょうちした)という停留所で降りて、
しばらく歩くと川端康成の文学碑があります。
その先の道がカーブしているところには「氷室」があります。
この氷室は、松本清張の「天城越え」にも出てくる場所で、
犯人がこの中で一晩を過ごしたという重要な場所。
松本清張は、この道からちょっと離れてひっそりと建っている
氷室を見て「天城越え」の着想を得たのでしょうか。

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、
雨脚が杉の密林を白く染めながら、
すさまじい早さで麓から私を追って来た。」

この有名な「伊豆の踊子」の書き出しにもある
つづら折りの道を歩いていると、
すさまじい早さで麓から雨脚が追いかけてくる代わりに
ゆっくりと乗用車が麓から何台も登ってきて、
ちょっと現実に引き戻されました。
やがて古ぼけた石造りの旧天城トンネルが現れました。

もちろんトンネルを歩きました。
「暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。
南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。」
という一文のように、
南伊豆に広がる明るい日差しを見てきました。
一往復してから、また「水生地下」バス停留所まで降りて修善寺へ。
修善寺からは、懐かしい表情の車両が走る
駿豆線に乗って三島へ行き、そこから新幹線で帰ってきました。
ちょうど季節もよく、吹く風もさわやかで
南伊豆と天城峠付近の自然を満喫してきました。

 * * *

川端康成は、自分の性質が孤児根性で歪んでいるという反省と
その息苦しい憂鬱から解き放たれたいという思いから伊豆の旅に出た。
そして、そこで出会った踊り子たち家族のやさしさに触れて
「いい人はいいね」という言葉によって
清々しく明るいまでに自己肯定をした。

また「伊豆の踊子」は、踊り子との出会いと淡い恋情が印象的だが
小説のそこかしこに、旅芸人である踊り子たち家族への蔑み感が感じられる。
茶屋の婆さんが「あんな者、どこで泊まるやらわかるものですか」と言ったり
途中の道の村への入り口には
「物乞い旅芸人、村に入るべからず」の立札があったり
踊り子たち家族の泊まる宿は、粗末な安宿の木賃宿にばかり泊まっている。

孤児として生きてきた川端康成は、
こうした被差別的な立場にいる踊り子たち家族と、
どこかわかり合え、共感できるものがあったのだろうか。

ところで、島崎藤村も天城越えをしたときの様子を「旅」という小説にしている。
田山花袋ら友人4人と修善寺から下田へ旅している。
川端康成は、この島崎藤村の「旅」のあとを追ったともいえる。


“袋小路感”がたまらない石廊崎の港


「僕と観光バスに乗ってみませんか」の歌が聞こえてきそうな東海バス


閉まっていた石廊崎港の食堂


白いタイル張りの石廊埼灯台


石廊埼灯台の先にある突端岩エリア


太平洋の眺め


下田駅前の黒船オブジェ


海上であがる下田花火大会


石造りの旧天城トンネル


トンネル内から見た河津方面出口


踊子歩道の道標


旧天城トンネルの河津口


なにやら怪しげな雰囲気の氷室


修善寺から乗った三島行き駿豆線・3000系3502
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やさしい高野豆腐の煮物。

2012-05-14 12:11:01 | 
高野豆腐、たけのこ、干し椎茸、
にんじん、いんげんの煮物を作りました。
高野豆腐は、パッケージの製造元をみると
地元の飯田市駄科で製造されています。
飯田線の線路沿いにあるので、
そこを通るときよく見かけ、昔から親しみがありました。

高野豆腐は10分くらい水に浸け、
ふやけたところで小口サイズに切り、
干し椎茸も30分くらい水に浸けて戻す。
にんじん、いんげんは軽く煮ておき、
たけのこは水煮なので、そのまま食べやすい大きさに。

鍋に全材料と椎茸の戻し汁を投入。
酒、砂糖、醤油を適当に入れて、
落としぶたをして中火で15分くらい煮る。
ぐつぐつしてきたら、味見をして終了。
いんげんは、色がくすんでしまいました。。
高野豆腐が、干ししいたけのだし汁を吸って、
やさしい味になっていました。

だんだん、こんなかんじの食事になっていくのだろうか。。

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ぶれてない「ル・アーヴルの靴みがき」。

2012-05-12 17:28:46 | 音楽・映画
アキ・カウリスマキの5年ぶりの作品、
「ル・アーヴルの靴みがき」を吉祥寺バウスシアターで見てきました。

 * * *

あらすじは、・・・「ル・アーヴルの靴みがき」の映画解説より~
北フランスの港町ル・アーヴル。パリでボヘミアン生活を送っていた
マルセル・マルクスは、いまはル・アーヴルの駅前で靴をみがくことを生業としている。
家には献身的な妻・アリエッティと愛犬ライカが彼の帰りを待っている。
その小さな街で暮らす隣近所の人々の温かな支えも、
彼にとってはなくてはならない大切な宝物だ。
そんなある日、港にアフリカからの不法移民が乗ったコンテナが漂着する。
警察の検挙をすり抜けた一人の少年イドリッサとの偶然の出会いが、
マルセルの人生にさざ波をおこす。
しかし同じ頃、妻のアリエッティは医師より、余命宣告を受けるのだった…。

 * * *

主演のマルセルは「ラヴィ・ド・ボエーム」に
出演していたアンドレ・ウィルム。
妻のアリエッティは、“北欧の岸田今日子”と
勝手に思っているカティ・オウティネン。
それと賢い犬のライカと、おなじみのカウリスマキ・ファミリーに
新たに警視役としてフランス男優ジャンピエール・ダルッサン等が参加。

期待を裏切らないカウリスマキの世界を、堪能してきました。
この人は、どこを撮っても北欧の町のような雰囲気にしてしまう監督ですね。
(そこがいいのですが!)

旅情あふれる港、石畳が続く裏町のシーンや、
カフェや室内の美術装飾なんかも、ため息がでるほど素敵だ。
カフェにはさりげなく客に寄り添うママがいて、腕っぷしの強そうな男がいて、
ジューク・ボックスは必需品。古いロックン・ロールが流れる。

すべてのシーンが、とにかく、かっこいい。
派手過ぎない演出、フレームのセンスのよさ、
おしゃれな小道具、独特の色彩感覚など。
こんな監督、他にいないなぁと、あらためて思った。
ぶれてないカウリスマキ、最高です。

解説で、余命宣告を受けて奇跡がおこる、というと
なんとなくわかってしまいそうですが。。。
それだけではなく、とにかく愛に充ちた心温まる人情ドラマでした。

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ベランダ・ボールと少年。

2012-05-10 09:47:16 | 独り言
静かな生活を求めて郊外で暮らし始めたのであるが
最近、近くのアパートに、大家族が2家族引っ越してきた。
その2家族は、夫婦たちが知りあいのようである。
2家族は隣同士で暮らし始めて、子供は総勢5~6人になる。
午後になると、公園や道路でゴムボールで遊んだり、
キャッチボールをして遊んでいる。
そのうち、うちの集合住宅の敷地内にボールが入ったりする。
2階のうちのベランダにも入っていたりする。

夏目漱石の「我が輩は猫である」で、
落雲館という学校の生徒が運動場で野球の練習をしているとき、
頻繁に猫の主人の家の庭にボールを入れ、
ひと悶着するシーンがある。
主人は「黙って庭に入らないで、ちゃんと挨拶をしてから
玄関から入るように」と言ったものだから、
一日に何度も生徒が「おじゃまします」と家の中にやってくる。
そんな、おかしな事件が書かれていたが
うちでも、同じような状況になっている。

で、昨日もうちのベランダにゴムボールが入った。
猫の主人なら、ステッキを振り上げて一喝!
なんてことをするのであろうが、
オイラは気が弱いので、そんなこともせず返してあげる。
子供たちは元気な声で「取ってくれてありがとう!」と言うので
こちらも、もう小言を言うこともできずに、
「気をつけて遊ぶんだよ~」みたいな
事を言ってボールを投げてやる。

そのすぐあとのことだ。
いきなり窓ガラスにボールが当たった。
あわてて飛び出たが、もう誰もいなかった。
割れはしなかったが、この先が思いやられる。
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ピザと真っ赤なトマト。

2012-05-07 09:28:08 | 
某ピザ屋で、Lサイズ2,500円の
クーポンを利用してピザを頼みました。
クーポンの対象になっているピザは4つぐらいあったので
どれにしようかと迷いましたが
選択基準はやはり、通常価格でしょうか♪

通常価格がいちばん高くて普段はあまり食べられない
クアトロなんとかっていうのをチョイス。
田舎から送られてきたトマトと一緒に食べました。
メタボ予防という理由ではありませんが、
リコピン多めの食事でした。

GWは、室内の掃除でけっこう疲れました。
仕事は、ほとんどしていないので
スチールデスク、イスなどをリサイクルショップへ処分し、
小物は市の粗大ゴミ係に電話して処分。
かわりに無印良品のパイン材シングルベッドを購入。
本棚なども大移動して、なんとか落ち着きました。

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