ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
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福岡県 旭菊酒造

2015-11-20 12:28:26 | その他

皆さんこんにちは!

ブログが大変ご無沙汰になっていまして、申し訳ございませんでした(+_+)!

 

今日は皆様にご案内です!

 

旨い酒、見つけました!!

 

それは、以前当店にご来店下さった蔵元様で、福岡の旭菊酒造と言います。

旭菊酒造の原田常務さんは当店に飛び込みで営業で来られました。

蔵の方向性などをお聞きし、お酒も試飲させて頂いたのですが、これがまた素晴らしく、

私の「ドンピシャ」大好きなタイプのお酒でした!

このお酒の背景・また蔵の風景は一体どんなんだろうと知りたくなり、

先日、福岡県久留米市にある旭菊酒造さんの蔵へお邪魔してきました!

 

 JR久留米駅から車で約20分ほどの三潴町という場所で代々酒を醸されています。

「旭菊」は創業以来続く酒名で、「綾花」は福岡県筑後地区大木町にて契約栽培している山田錦だけで醸したお酒です。

「大地」は地元生産者(古川さん)が手がけた無農薬山田錦100%で仕込んだ限定流通ブランドです。


福岡県の山田錦を主に使用し、仕込み水は軟水の地下水を使用。

酵母は香り系タイプではなく穏やかな食中酒タイプの6・7・9号を使用されています。

 

 

原田社長の御子息の原田頼和さんに蔵を案内して頂きました。

平成22年5月に漏電が原因による火災で仕込み蔵が全焼するという大惨事にみまわれました。

全国の旭菊ファンの激励・ご支援もあり、原田社長は再建を決意されました!

↑ ↑左の白い建物が新しく新設された仕込み蔵です。

 

↑ ↑レンガ作りの建物に元々は仕込み蔵が隣接していたそうです。

 

新仕込み蔵の中を案内していただきます。

手前からお米を蒸す時に使う、「和釜」、真ん中の機械は「放冷機」、奥に見える木の扉の建物は麹室。

とても作業がしやすいように、コンパクトにまとまっています!

 

麹室の中

 ↓

 

仕込みタンク

 ↓

 タンクはほぼ開放タンクで、仕込み総米1t~1.2tくらいの小規模仕込みを行っています。

 

圧搾機

 ↓

 ヤブタ式圧搾機も今までいろいろな蔵元さんをお邪魔しましたが、小型で最低限搾れるだけの大きさです。

 

温度管理された部屋にある貯蔵タンク

 ↓

 

ご覧のとおり新蔵は、とにかくシンプルに、蔵人の目の行き届く範囲で丁寧に仕込めるように

また、少人数でも動きやすい動線を考えられているのだなぁと感じました。

 

旭菊さんのお酒は、大体15度前後くらいの高め温度帯での冷蔵庫で熟成をされるのですが、ヒネ感にならずにどんどん

深い味わいに変化し、輪郭が崩れないところと、ブレない安心感と後口の心地よさをも感じるところが魅力的です。

 

 

 見学をさせて頂き、最後に社長兼杜氏の原田さんと、記念のツーショットを☆パシャリ

 

夜、社長の弟さんの原田常務と共に博多の旭菊酒造のお酒をメインに扱って、旭菊に合わせたお料理を提供している飲食店の

「なかむた」さんへお邪魔しました。

 

「なかむた」さんのお料理はとても上品です!

肉・魚・野菜とバリエーション豊富で、特に野菜の煮炊きものが優しい味わいで大好きでした!

旭菊も熟成酒をたくさん出していただき、これまた優しい絶妙な燗でお料理と合わして頂きました。

また、地元酒販店「入江酒店」様ともご一緒させて頂き、本当に最高に楽しいひと時を

過ごすことができました!!

旭菊酒造の皆様、なかむたの店主様、忙しい中本当にお世話になり、ありがとうございました!!

 

追伸

旭菊酒造さんとは、今回お取引をさせて頂く運びとなりました。

近日入荷いたしますので、お酒はまたブログでご案内させて頂きます。

 

 


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