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アンドロメダ大星雲

2024-05-24 19:46:31 | 日記


私達の住む銀河系宇宙は、直径が10万光年と言われています。



そして、その比較的端っこの方に、太陽系があります。
なので、端っこに在る地球から銀河系の真ん中方面を見ると、



銀河宇宙の星が川のように並んで、天の川となって見えているのですね。
その中には太陽の様に、自ら光を放つ「恒星」が、
2000億~4000億個もあるそうです。
という事は、その周囲を回る地球みたいな星が存在する可能性が、
それと同等存在していても不思議ではないのです。
地球みたいな「人類」が存在する可能性が3000億個前後・・・



さて、そんな銀河系宇宙と似た形を持つ宇宙が在ります。
それが、アンドロメダ大星雲。
アンドロメダとはギリシャ神話の、エチオピアの王女の名前だそうです。
かつて、アンドロメダ大星雲は銀河系からの距離が90万光年と言われていました。
私もずっとそう思っていました。
しかし、その後距離を算定する手法に誤りがある事が分かり、
現在は250万光年と訂正されました。
ですが、アンドロメダ大星雲は、地球から肉眼でも見えるのです。



かつてその直径は13万光年とされていましたが、
これも訂正されて、現在は22万光年となっています。
そしてその中に存在する恒星の数は1兆個となっています。
それは銀河系に比べて2,5倍の数であり、
人類の様な高等生物が存在する可能性も、2,5倍、
1兆個あっても不思議ではないのです。

銀河系宇宙で、3000億個前後。
アンドロメダ宇宙で1兆個。
銀河系やアンドロメダ宇宙を(島宇宙)と言いますが、
宇宙全体だと、そんな島宇宙が一体何千億個あるのか・・?
人類の様な高等生物が存在する可能性は何千兆個あるのか?
もはや「宇宙人は存在するのか」などといったノンキな話では無いのです。

現在、世界最速の航空機は、時速マッハ10くらいだそうです。
時速12000キロ。
これだと地球一周(4万キロ)は3時間半くらいです。
この飛行機で1000年飛んでも、9500兆キロ。
アンドロメダまでは、その2500倍かかります。

つまりどういう事か?
人類が他の星の生物に遭遇する事は、ほぼあり得ない。
宇宙はあまりにも広すぎ、遠過ぎるのです。
1光年を仮に1秒で行かれたにしても29日くらいかな?かかるのです。

地球に人類が登場してまだ20万年。
人間が1000万年も生きる事も、ほぼあり得ません。
それに対し、宇宙世界では、人間が生きている数百万年などというのは、一瞬なのです。
高等生物同士が無限に遠い距離を移動できたとしても、
相手の星の動物はまだ存在していないか、滅び去った後か・・
お互いが一瞬の差で遭えなかったかも知れません。
時間と空間をワープできない限り、生物同士の遭遇は無いでしょう。

銀河系とアンドロメダは秒速300キロで接近しています。
40億年後には、銀河系とアンドロメダは衝突します。
話があまりにも、途方もないので、考えたって無駄ですね。
もう笑っちゃいますね。



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