河童の歌声

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人類滅亡は予想よりはるかに早い

2023-04-02 16:29:19 | 日記
映画「渚にて」主題歌 Waltzing Matilda―Jimmie Rodgers


私達が歌声喫茶ともしびで唄っている「ウォルチングマチルダ」。
「♫ ゆうかり茂る 川の岸辺に・・」は、
1959年のアメリカ映画「渚にて」の主題歌となって唄われていました。
紅顔の💗美少年だった私は、映画館でこの映画を観て、ショックを受けた記憶があります。

第三次世界大戦が勃発し世界は核戦争によって放射能汚染が広まり、滅亡の危機になります。
アメリカの潜水艦(艦長・グレゴリーペック)はアメリカに帰国できなくなり、
オーストラリア、メルボルンに入港します。
そこでしばしの休息になり、艦長は現地の女性と恋におちいりました。
その地で知ったオーストラリアの科学者らと共にアメリカ、サンフランシスコへ行った彼等が、
目にしたものは、既に死に絶えたアメリカの悲惨な姿でした。
放射能が世界中を覆い尽くし全滅する日は間近に迫っています。
オーストラリアに戻った彼等に待っていたのは、
楽しく美しかった帰らざる日々への郷愁と、
残された数十日の死への旅立ちだけだったのです。

車好きな男は車庫に目張りをして、大好きな車の排気ガスで、
ある人は薬をあおっての死を選びます。
そういったシーンは幼心にとてもショックでした。
人間が、人間の作った悪魔によって滅んでいく、凄いショックでした。

人類滅亡の日。
といった事がささやかれているのは、かなり以前からありました。
しかし、その殆どは、
強大な隕石の地球への衝突とか、コロナみたいな新たな感染症とか、
主にそういった事が言われている様ですが、
私は人類の爆発的な人口増加が、人類を滅ぼすだろうと思っています。



私もそうですが、歌声仲間達の殆どの1950年の世界人口は、25億人だったのです。
2000年には61億人。
それからたった22年で、それが80億人となっているのです。

約70年後の2100年までには、世界の海面は1メートル上昇します。
1メートル上昇するとフロリダ州や、バングラデシュ、
アメリカのマンハッタンの大半は浸水します。
日本の砂浜は90パーセントが消滅します。
南太平洋のツバル、キツバス、
インド洋のモルティブといった国は水没の危機があります。

オゾン層というのがあります。
オゾンは太陽からの有害な紫外線を吸収して我々人類を護ってくれるのです。
冷蔵庫やエアコンなどの冷媒物質として広く利用されていたフロンガスの発生で、
オゾンホールが開いてしまい有害な紫外線が地表にやってくる事が問題になっています。
成層圏を飛ぶ旅客機のパイロットが、
成層圏のオゾン層が破壊されているのを、目の当たりにするそうです。
(それは、それを見た事もない我々には分かり得ない事ですが)

人間は誰でも生まれてきたからには、いい生活をしたいと思います。
優雅で豊かで潤いに満ちた人生を送りたいと、誰だって思います。
それが先進国であろうが、途上国であろうが、みんな人間なんですから。
私が生まれた時から、たった70年で世界人口は3倍以上。
これから先、いったい人類は何倍になるのでしょう?

動物の世界で、圧倒的に数が多いのは人間です。
人間以外の動物で、人間以上の数なのは、昆虫だと思います。
しかし、昆虫は地球の温暖化を狂わせる生物ではないでしょう。
人間も、原始時代の様に、食物の栽培といった事をせずに、
自然の成すがままであったなら、これほど地球の生態系を壊す事はなかった筈です。

昔、一緒に中国語を習っていた年配女性が言ってました。
「赤川さん、人間って貴方が考えている以上に、有能で素晴らしい動物なのよ。
人間はきっと人口爆発を超える考えをきっと持っている筈よ」と。
しかし、それは間違いだと今もって思うのです。
人間はあまりにも己に酔い過ぎた、過信し過ぎたと思うのです。

昔は思わなかったのですが、
人類滅亡は意外に早く、意外にも内部崩壊すると私はみています。




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