河童の歌声

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ボート乗りが大好き

2022-06-05 07:52:22 | 日記


私は子供の頃からボート乗りが大好きでした。
泳げないし、水は恐いくせにボートに乗ると平気でした。
因みに高い所は、3000メートルの穂高の断崖も平気で歩きます。





小学校の頃は家から1キロちょっとの洗足池に行っては一人でボートに乗っていました。
最高で5時間ぶっ通しで乗っていた事もありました。
なのでボートの操縦はかなり上手いんです。
急ブレーキやその場での急な方向転換もすぐに出来ます。

写真学校の友人とも、洗足池でボート乗りをしました。
その友人というのが私のFB友達でもあるのですが、
洗足池でボートに乗る前に、あるホームレスの男から声をかけられました。
「兄ちゃんよ~、タバコあるかい・・」
そう言われた彼は、
「タバコですか、ハイッ」と言ってホームレスに1本の煙草を渡し、
「煙草切らした時はお互い様ですからね」と火を点けてあげたのです。
私は口をアングリとして、つくづく彼の顔を見つめてしまいました。
全く信じられない男だよ、あいつは。



大人になってから目黒区の碑文谷公園でも数回乗ったな~。





そう言えば小学校低学年の頃、
母親と姉と一緒に電車で丸子多摩川の土手へピクニック。
お昼ご飯を食べていた時、私はトンデモないものを見てしまいました。
多摩川には取水の為の堰堤があるのです。
現在はその近くに行く事は禁じられていますが、
その頃は自由にボートで行く事ができました。
堰堤の近くは波が立って危険なんです。
そこに2隻のボートが居たのですが、
その2隻のボートがぶつかり合って、船体が揺さぶられてしまいました。
1隻のボートに乗っていたのは2人の若い女性。
その中の1人が驚いて立ち上がってしまいました。
バランスを大きく崩したボートから2人の女性達は転落、
川に流されてしまいました。

女性達が川に落ちた瞬間を見た私は、思わず「アッ!」と声を上げて立ち上がりました。
彼女らは流されるままで、それを見た渡し舟(当時は渡し舟があったのです)が、
彼女たちを追いかけたのですが、結局は追い付く事は叶いませんでした。
翌日の新聞に彼女たちの死が載っていました。
まだ10代の乙女でした。
あれは本当に可哀想だった。





2011年に知り合って間もない妻と、伊豆、下田方面へドライブへ。
その時、一碧湖でボートに乗りました。
わざとボートの底が乗り上げる浅い場所へ行ったりして面白かった。



数年前には井の頭公園にお花見に行った時に、
足で漕ぐスワンボートに乗りましたが、
あれは融通が悪くあまり好きではありません。
やっぱりボートは手漕ぎがいいですね。
ただし、欠点は後ろ向きに漕ぐのでそれが面倒。

でも水面を水すましみたいに進む感覚はやっぱり大好きです。


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