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来年は100回記念の箱根駅伝

2023-01-05 07:35:01 | 箱根駅伝
毎年、首を長くして待ち続けている箱根駅伝も終了しました。
今年は、青山学院の牙城が崩され駒澤大学に凱歌が上がりましたね。

箱根駅伝の話題は、今日5日になっても絶える事なく続いていますが、
あの「紅白歌合戦」は、3日に視聴率発表があっただけで、以後は何の話題にもなりません。
私は「絶対に観ない」と言っていたのですが、
実は観たのです。
観てしまったのです。
妻が何かの番組を観ている時のCMタイム。
「チョッと紅白観てみようか」と言ったのは私。
ですから観た時間は1分間程度です。
あ~、やってるやってる、原色が乱舞する舞台で、
全く知らない女性歌手が、全く聞いた事もない歌を唄ってた。
「あ~、いやはや」世も末じゃの~。
NHKはこんな事、来年もやる気なんでしょう~かね~?
もういい加減におやめになったらいいのにね~。

それに比べ、私は今年の箱根駅伝、1分たりと目を離さなかった。
いつもは酒に負けてウトウトする瞬間などあったのですが、
私は毅然として立派に見続けていました。
(まあ、私がいつも毅然としてるのは、皆様ご存じと思いますが)ベーッ。



で、来年は遂に箱根駅伝が100回の大台に乗るのですね。
100年というとんでもない数字に圧倒されるばかりです。
この99年間に箱根を走った選手は、いったい何人いたのでしょうか?
出場チームが平均15校として、単純計算すると、
15×10ですから毎年150人。
それを99倍すると、14850人という計算になります。
しかし、最近は毎年20校とか21校とかになっていますから、
15000~16000人は走った勘定になっているのでしょうか。
その中で既に亡くなられている人は5000人を超えていると思います。
本当に気の遠くなる歴史に、私達は頭を下げるばかりです。

来年の100回記念大会では、いわゆる関東枠を超えて全国区になるのですね。
ですから、例えば関西の有名校、同志社とか立命館が出場するんでしょうか?
大学駅伝には3つあって、箱根、全日本、出雲が、三大駅伝と呼ばれます。

その歴史は、箱根(1919年)全日本(1969年)出雲(1989年)ですから、
もう圧倒的に歴史が違いすぎです。
箱根以外の2つでも、出雲駅伝の優勝校は全部が関東校です。
全日本では、福岡大学が3回の優勝。京都産業大学が1回優勝の4回だけで、
殆ど全部と言い切っていいほど、関東勢が占めているのです。
ですから、箱根が全国区になったと言っても、大勢に変化はないと思われます。
箱根はもっと前から全国区に解禁すべきだったと私は思います。
100回以後がどうなるのかは知りませんが、
11月第一日曜日開催の(全日本)などは、
その2か月後には箱根があるのですから、箱根の前哨戦的に考える大学も多く、
その存在意義すら問われかねません。



本当は全国区になって、関西や九州の強豪校としのぎを削る姿とかが見たいと思うのですが、
箱根駅伝参加校だけが、全国区の駅伝を制している現在となると、
そういったスタイルは夢物語ですね。
でも、関東以外の大学で常勝校とかが出る様になると、
箱根に出たいが為に、はるばる東京の大学まで行く必要がなくなる訳で、
地方に住む高校生の親御さんたちは、ホッと胸を撫でおろすかも知れません。

3大駅伝と言っても箱根だけは別格で、
正月という日本中がお休みしている最中に、2日間に渡ってテレビに映るというのは、
陸上競技の選手たちにとっては一世一代の晴れ舞台。
全日本や出雲じゃテンションが上がらないというのが人間の本質。
沿道のギャラリー数だって箱根だけは桁違いだしね。

100回以後は、箱根も全国区となって、今以上に私達に感動を与えてくれる事を願ってます。
来年、早く来ないかな~、楽しみ~。





コメント
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