河童の歌声

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加山雄三と光進丸

2021-02-02 15:20:44 | 船舶
加山雄三と言えば、光進丸。
光進丸と言えば加山雄三、というくらい日本人には有名な船です。







写真は3代目となる、最後の光進丸です。1982年製造。
全長25.6メートル。全幅6.61メートル。104トン。910馬力×2基。
速力14ノット(26キロ)定員18名。



しかし、加山雄三の分身の様な存在だった、
3代目・光進丸は2018年4月に火災で失われてしまいました。
既に81歳となっている加山雄三には、
もう4代目の光進丸を造る余裕は無いと思われます。
それだけに、光進丸を失った時の彼の落ち込みは激しいものでした。


加山雄三が大の海好きである事を知らないという人はまず居ないでしょう。
彼は小学校の時の家庭教師が、東京商船大学の学生で、
海や船の話を聞いているうちに、
「自分でも船を造りたい」と思う様になったそうです。

自分で船を設計したのは10隻くらいあるそうで、
光進丸も彼の設計による船でした。







初代・光進丸は1964年の完成。
映画「海の若大将」に登場しました。





これは2代目の行進丸。
1969年(昭和44年)完成。
全長15.35メートル。全幅4.12メートル。36.35トン。
速力24ノット(44キロ)定員12名。
初代に比べてスピードアップが凄いですね。
「光進丸」の歌のモデルになったのは、この船だそうです。

私が若い頃、江の島ヨットハーバーで見たのは、
この船だったと思います。
沢山のファンが眺める中を、加山雄三がデッキを歩き回ったりしていました。

2016年10月に妻と西伊豆旅行に行ったのですが。
堂ヶ島には「加山雄三ミュージアム」がありました。





雄ちゃんと一緒の記念写真だったのですが、ひたいが眩しかった(涙)



彼は4代目の行進丸も設計し、試作モデルも造っていたみたいです。
しかし、この船の完成はまずあり得なくなってしまいましたね。

しかし、加山雄三というスターは凄い才能の持ち主ですね。
俳優・歌手・船の設計・作曲・絵画・・出来ない事はありません。
男と生まれたからには、こういった男になりたいと・・・
そりゃみ~んなそう思っていますけどね、現実がね(笑)


コメント
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