信濃の国

信濃の国合唱　歌詞と解説付き


「信濃の国」は長野県の県民歌です。

１８９９年（明治３２）に、
長野師範学校教諭の浅井冽（きよし）が作詞、
翌１９００年に同校教諭の北村季晴（すえはる）が作曲。

昭和４１年に県章やシンボルを決定した際、
「信濃の国」を県民意識の高揚の為に、
県歌に制定してはどうかという気運が盛り上がり、
昭和４３年５月２０日に「信濃の国」が県歌として制定された。
こうして長野県民の殆どが唄えると言われる県歌が誕生したそうです。

今から１５年くらい前だったか？
テレビを観ていたら、番組内で何をきっかけにしたのか？
「信濃の国」が突然唄われる事になり、
その場に居たお笑いタレントとか数人が、
一斉に胸を張ってこの歌を、朗々と唄い出したのです。

それにはビックリし、度肝を抜かれました。
あの（アホタレント）達が本当に、意気揚々と唄い出したのです。
いつものアホを抜きで、胸を張って真人間をやり出したのです。


ハッキリ言って胸を打たれました。
故郷を持つ人っていいな～、羨ましいな～っと、
心からそう思ったのを覚えています。

私は東京の生まれ、育ちです。
言葉は東京弁しか知らず、話せず。
故郷は有りません。

若い頃、沖縄独り旅で彷徨っていた時、
現地の祭に出会いました。
何処でもそうですが、地元の人達、若者たちは、
地元の言葉で話しています。

それをはた目に異邦人である私は、ただ指をくわえて眺めているだけ。
いくら仲間に入りたくても、それは絶対にあり得ないのです。

羨ましかったな～。
故郷を持つ人が、心底羨ましかった。

最初は関西弁を話す女性に憧れ、
次に沖縄の女性に憧れ、
結局は中国人と結婚し・・それって故郷が無いのと同じじゃんか。
その妻とも離婚し、再婚した相手（エリカさん）は川崎育ち。
故郷と言える場所ではなかった。

結局、私の故郷願望は一生、無しで終わってしまいました。

そういった意味で、
県歌を持ち、それを県民の殆どが唄えるって、
本当に羨ましいね～。

写真展に行ってきました

昨日は「師弟による東日本大震災」の写真展に行って来ました。

肝心の写真展会場の写真を撮らなかったという大チョンボ。
所沢市役所の真っ只中という会場で、
壁板一枚の向こう側では、市役所業務そのものでした。

会場に行ったら友人の山崎が居たので、早速の挨拶と見学。
先生の姿が見えないので不思議に思っていたら、
さっき受付に座っていた老人が、かの先生だという事でびっくり。
４０年も経つと分からないよ～。
山崎は、私が先生の前を素通りしたので、それにビックリしていたとか。



さて、先生は一体誰だ？
みんな、いい歳こいたオヤジになっちゃって、
誰が誰やらもう分からんね。
正解は、座っている男性が、安達浩先生（８１歳）でした。

話が４６歳でいきなり逝ってしまった（周平）の事になると、
彼と最も親しかった山崎は涙ぐんでしまい、
こいつは本当にいい奴だなと思いました。
左から２番目、白ヒゲの隣の禿げ頭が、山崎です。

早くに行ったので、所沢航空公園を散策しました。
日本の航空発祥の地という事ですが、綺麗に紅葉していました。



航空公園駅の前には、ＹＳ－１１が展示されています。
私は沖縄で一度だけＹＳ－１１に乗った事があります。

















記念館にはこんな飛行機が展示されていました。



所沢という場所は、私には全く縁の無い場所で、
どのくらい時間がかかるのかと不安でしたが、
バスを使うと意外と近いのでビックリしました。

友人たちは何度も逢っているので全然違和感はありませんでしたが、
先生はというと・・やっぱり４０年の歳月はね～・・・