
私は艦船が大好きなんですが、
いわゆる豪華クルーザーといった船には殆ど興味を感じません。
写真のクルーザーは20億円とかするらしいのです。

加山雄三が所有していた光進丸(3代目)は、全長25,6メートル。
上の豪華クルーザーに比べると、最新設備、豪華設備と言う点では見劣りしますので、
20億円などという高価格ではないのですが、
何しろ加山雄三自身が設計した船なので、思い入れは並大抵ではなかったと思います。
その光進丸も消失してしまい彼の喪失感を思うと、気の毒になります。
さて、そういった具合で、私は鉄の船が好きなんです。
その値段というのは、一体どのくらいするのでしょうか。
一般の船に比べ軍艦は機密事項が多く価格も高くなるようです。

海上自衛隊の潜水艦。
潜水艦という艦種は他の軍艦に比べても機密事項が多く、
その為か価格も550億円くらいだそうです。

これも海上自衛隊のイージス艦「金剛」
全長161メートル。7250トン。価格は1500億円。
これはイージスシステムが高価格な為なのでしょう。

これは海上保安庁の巡視船「ひだ」1800トン。
価格は79億円。

軍艦として、世界最高額なのは、アメリカの空母です。
価格は5000億円。

日本の豪華クルーズ船「飛鳥Ⅱ」5万トン。
価格は600億円くらいみたいです。


しかし世界は広い。
世界的な大富豪が所有する豪華ヨットには、
飛鳥に匹敵する、あるいはそれ以上の贅を尽くしたヨット(と言えるのか?)があります。
全長も150~180メートル。
船内には小型潜水艇や、ヘリコプターまでも積んでいたり、
その船を操るクルーは50人以上も乗っていて、
それでいてゲストは20~30人程度というのですから、如何に贅沢か。
その価格も500~800億円という途方もない物。
持ち主はアラブの王様。石油成金。ロシアの新興財閥とか・・・

でも、私が最も知りたいのは、
世界一美しい軍艦。ドイツの戦艦・シャルンホルスト。
全長230メートル、全幅30メートル。32000トン。
この軍艦の復元版です。
といっても厚さ30センチの鋼鉄の胴体を持つ必要はなく、
重量は2万トンくらいになるのか?
攻撃構造を持たないのでかなり軽量化されるでしょう。
で、これって、いくらするの?
それが知りたい。
いえね、それを知ったからといってどうにもならないのですが、
毎日、家の中で精密模型のシャルンホルストを眺めているより、
海に浮かび、時によっては出動する雄姿を眺めたいと夢で思うのです。
その(お値段)を知ればより具体的な夢になるんですけどね~。
どなたか世界的大富豪が間違ってそれを実現しないかな~?