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河童の歌声

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EV(電気自動車)なんてよく買うね

2022-01-15 14:37:25 | 自動車
世界の流れとして、あと10年、15年とかで、
いわゆる化石燃料車は絶滅するのだという。
本田宗一郎が少年だった時代、彼はガソリンエンジンの排気ガスの匂いが好きで、
自動車の後を走って追いかけたという、あのガソリン車。
その気持ち、私もよく判ります。
あの魂を揺さぶられる排気音の響き。
そういった郷愁は過去の遺物として、消えゆく運命にあります。

だからと言ってねアンタ。
いきなり電気自動車はないだろ。
HV(ハイブリッド)車なら、まだガソリンエンジンは積んでいる。
いわばガソリンと電気との合体、複合エンジン車だ。

それがEV(エレクトリック・ヴィーグル)電気自動車になると、
ガソリンのガの字も無い。
完璧に電気(要するにバッテリー)しか積んでいないのだ。
情け容赦の無い、味も素っ気もない、ガソリンなど知った事か!
そういった動力源が世界中を席捲する日は間近に迫っている。

世界で最も電気自動車が普及している国はノルウェーです。
その普及率は65%にもなるという。
では我が日本は・・まだ1%もありません。

EV車の体験動画がかなりアップされていますが、
それを観ると、とてもじゃないが、あんな車には乗れません。
東京から名古屋までに行くにしても、
絶えずバッテリーの残量を気にしながらのドライブ。
ガソリンエンジンだったら名古屋どころか車種によっては九州までだって行かれるのに。





こういった充電スタンドが、何処にでも心配なく在って、
その場所や存在を気にせずとも走れるならいざ知らず、
「どうも〇〇のスタンドはやってないみたいだ」といった心配があって、
絶えずバッテリー残量を見ながら、心そこに非ず状態。
おまけに充電中の車がいると、それが終わるまで30分とか待たされ、
自分も1時間といった時間で充電しても満タンにはならずなんですね。

本場ノルウェーでは、スタンドの数は多いみたいですが、
順番待ちの車がずっと並んでいて、
充電が完了するまで、下手すりゃ2時間待ちとかみたいです。
これがガソリンスタンドだったら、たった5分もあれば終わりなんですから、
話しになりません。

おまけに買える車種は限られるし、
最大のメーカー。アメリカのテスラの車は・・・





高いし、色気もエロスの欠片もない、まったくつまらないスタイル。
こんなの買う気にもならないし、これを持つ喜びも全く感じない。



やつらの床下を引っ剥がすと、
まるで無機質なバッテリーの塊が鎮座するのみ。
これじゃ、世界大戦中の潜水艦と同じじゃないか。
昔気質の修理屋さんなど、電気知識が無い人は怖くて触れない。
下手に触ろうものなら感電死してしまうのだから。





昔からの栄光に包まれるガソリンエンジン。
単気筒。2気筒。4気筒。6気筒。V8気筒。V12気筒。
良かったね~。
私のは直列6気筒エンジンで、燃費は悪いけど静けさがいいんだよね。

このブログをもし、若い人が見たなら、
「お~、年寄りがヤダね~」って馬鹿にするんだろうな。
「ウルセーヤイ、お前らなんか目じゃないやい」
「俺達はな~、素晴らしい時代を知ってんだぞヤイ」
「電気なんかで喜ばなきゃならん、お前らなんか、あっち行ってろ」

ガソリンエンジンで、高速道路を酔っ払い運転で走ってた俺。
ど~だ、参ったか。ザマ~ミロ。
電気自動車がナンボのもんじゃッ!






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参っちゃうよな、この威圧感

2021-12-10 09:16:26 | 自動車


トヨタのミニバン、アルファード。
最高ランクだと700万円近くの高級ミニバンです。
ライバルである日産のエルグランは、アルファード大人気の為に、
すっかり負け犬になってしまい、見る影もありません。

しかし、このアルファードのコワモテ顔は、本当に恐いですね。
こんなのに真後ろにくっ付かれたら私は逃げ出したくなります。



アメリカにハマーという四駆車があります。
この車は横幅が2メートルにもなる大型車で、
その威圧感たるや半端ではありません。
その為か、これを愛車にする人物も、どちらかと言えば、
「俺が俺が」ソレーそこドキやがれという人物が多いみたいです。
私が最もイヤになる車です。



更に彼等の車のハンドルに、
こういった白いカバーがかけてあったら、
その車の前を走らない方がいい。
彼等はことごとく、前車を煽る様な走り方をしますから。

日本の車には、こういったコワモテ、威圧感まる出し車が多いですね。
何でもっと優しい顔の車を造れないのでしょう?



かなり前にあった、ドイツのフォルクスワーゲン。



同じ時代にあった、フランスのシトロエン。
日本でもこれらの車を模した形に改造した車を見かけます。
やはり、優しい気持ちにさせられる車は、みんなが好きなんですね。







何年か前の箱根駅伝で、
たまたま走者と一緒になる形で、日本中の注目を浴びたアンパンマン車。
これなんか良かった。
単に赤い円形版を貼り付けただけの単純改造が、
これほど絶大に劇的に変身するとはね。

もっと、こういった優しい顔の車で世間を和ませてよね、
車屋さんよ。

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消えゆくガソリン車

2021-11-06 15:25:51 | 自動車


2003年創業のアメリカの自動車メーカー、テスラ。
テスラは自動車だけを造るメーカーではないのですが、
そのCEO、イーロン・マスク氏(50歳)の資産が、
世界トップとなり、その額は30兆円なんだとか。





テスラの車を見ると、個人的には全く好きになれません。
まるで面白さも色気のカケラもない、没個性としか感じない。
人によっては、テスラを車として認めないとすら言う人もいるらしい。
しかし、それが売れているから世界トップの億万長者になれたのだろう。

これらの車は電気自動車。
世界はいよいよ化石燃料車から離れつつあるのが現実。
大体2030年代半ばから2040年にはガソリンエンジンは無くなるらしい。
あと15~20年後には全部が電気自動車になるのでしょう。





物凄い爆音を轟かせ私達の胸を躍らせたカーレース。
これからは音のしない電気レーサーでやるのでしょうか?
あれって爆音があるからワクワク・ドキドキするんじゃないの?

2040年には、私は生きていないでしょうから、後は野となれ山となれなんですが、
それにしても、何か一抹の淋しさを感じます。





もう、こういった価値観にそっくり返っている時代は終焉になるのですね。
現在では、信号待ちになるとエンジンは強制的にストップするし、
でも、それは車にとって負担が大きく故障率が大きくなるという事で、
最近はそのシステムは止める方向になっている様です。

路線バスの運転手で、信号に引っかかると、
待ってましたとばかりエンジンを切る方がいて、
私は3分足らずの信号待ちにエンジン停止をやると、
エンジンを再始動した時に余計にガスを喰って、空気も汚すし、
無意味どころか逆効果だと思ってイライラしていました。

そういった世界的にクリーンが求められるご時世ですから、
電気自動車になるのは、もう止めようがなく、
まあ、それが正解なんでしょうけど・・何だかな~??

私の乗っている車は燃費が悪く不経済なんですが、
今のうちにアクセルを目いっぱい吹かして空気を汚して、
ガソリンの臭いをまき散らしてウップン晴らしをやろう。

後は野となれ山となれだ。




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首都高速・山手トンネル

2021-09-20 12:35:38 | 自動車


首都高速に山手トンネルが完成したのは、2015年3月7日でした。
1992年に工事着工ですから、23年かかったのですね。
その全長は18,2キロ。
これは、自動車トンネルとしてそれまで最長(約11キロ)の、
関越自動車道、関越トンネルを抜いて、日本最長となりました。
これは世界最長、ノルウェーにあるラルダールトンネル(24,5キロ)に次いで、
世界で2番目に長い自動車トンネルです。

私達が府中に住む様になってから、
路線バスで羽田空港へ行った事がありますが、
それまでの都心環状線まで行くのに比べ、
その手前(西新宿JCT)からいきなり羽田方面へ行ってしまうのですから、
あまりの速さにビックリした事があります。





以前は千葉の久留里の歌声喫茶に行く為に、
やはり山手トンネル経由、東京湾アクアライン経由で何度も行きました。
しかし、毎回思うのはトンネル内が暗く、安心感とは無縁の、
ハッキリ言うと、あまり通りたくないトンネルなんですね。

完成する前の皆さんの最大の注目点は、
東名高速から高架部分を都心目指して走って来た道路(首都高3号線)を、
山手トンネルの地下へ、どうやって乗り換えさせるのか?でした。





それが、これです。
大橋JCT(ジャンクション)の大きな丸いループ状の構造物です。
そこを走ると、一体何回グルグル回されるのか、
道路は中心に向かってかなりの傾斜が付いていて、目が回りそうです。
ビルの3階か4階はあるだろう首都高3号線から、
いきなり地下数十メートルまで下げるという無理やりな造りです。
その高低差は71メートルだそうです。
道路の横の壁には(横転注意)の文字が書いてあります。
せっかちな奴で横転した奴も中にはいるのかも知れません。



2018年1月22日。
山手トンネルでそれまで最大の障害が起こり、大ニュースになりました。
10時間を超える大渋滞が発生し、道路は完全にマヒしてしまったのです。



その日、東京は豪雪でした。
西新宿JCTの上り坂でチェーンを巻いたトレーラーが立ち往生し動けなくなったのです。
その上り坂は、地下の部分は雪とは無関係なので、問題なく登れますが、
一旦外に出た途端に雪で、そこからまだまだ続く上り坂、
いかにチェーン装着でも上り切る事は出来ませんでした。
これは車の責任ではなく、明らかに欠陥道路です。


あの暗く長いトンネル内で立ち往生してしまった人達は、凄く大変だったと思います。
以前、私達も久留里からの帰りに渋滞に遭い、困った事があるのです。
何が困ったのか? トイレです。
トイレが保たないのです。
ワゴン車みたいに目隠しが出来る車体の人達は、車を壁にして用足しをしていました。
やっとトンネルを抜けて新宿線に入った時には、
直近の出口で降りて、目指したのは人気の無い暗い場所でした。
女性はそうもいかず、本当にあの雪の日の大渋滞に巻き込まれた人は大変だった筈です。

何しろあのトンネルにはトイレも休憩所も何も無いのです。
入ったが最後、無事に出られる事を祈るしかありません。
ですから、私達はあのトンネルに入る前にはトイレを済ませておく様に注意する事にしました。
その大渋滞は10時間以上も続き、社会問題になりました。
解消したのは翌日になってからだったんですから、それはひどかった。

皆さんは、車には簡易トイレを用意しておくのが正解でしょう。
それにしても、エライ欠陥道路ですね。



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絶滅恐竜・デコトラ物語

2021-04-10 16:09:49 | 自動車
【デコトラ】入場→カウントダウン→あけおめ(哥麿会カウントダウン)


最近はほとんど見かけなくなった、デコトラ。(デコーレーショントラック)
こういったギンギラギンのド派手下品仕様のトラックを見かけた時代もありました。









私はここまでに改造され尽くしたデコトラを見た事はありませんが、
まあ、一応デコトラ合格点だろうなというのは見た事があります。
しかし、本当に最近はこういった(度肝を抜く)のはまるで見ません。



デコトラにはそれなりの歴史があるみたいですが、
何でも、鮮魚市場に出入りしていたオート三輪が、
鮮魚から流れ出る塩水と海辺という事の潮風とで、
早くに車体に錆が出てしまうのを防ぐ意味で、
クロームメッキ(鏡みたいにピカピカしている)にしたんだとか・・

しかし、1975年から1979年まで、
合計10本の作品で映画化された「トラック野郎シリーズ」
これの影響は大きかったみたいですね。

私は1本も観た事はありませんが、
現在の妻のエリカさんが住んでいた青梅市小作付近では、
よくこの映画のロケが行われていたそうです。
菅原文太と愛川欽也のコンビは、トラック仕事の方々には
かなりのインパクトを残したのですね。

バブルの頃などはかなりな存在感で、その威力を見せつけたのでしょうが、
現在では、その威圧感が反社会的というレッテルを貼られ、
市場や配送所から、出入り禁止となってしまった様です。
あんなのにウロチョロされると、自社のイメージが損なわれると。

それに第一、車検に受かりません。
2年毎の車検時に、ド派手パーツを取り外し、
車検が終わったらまた元の姿に戻すのでは、大変な金額がかかってしまいます。







デコトラには有名な、哥麿会(うたまろかい)という同好会があります。
きっと、ここに所属していない奴はモグリとか言われていそうな・・







仕事先から締め出されようが、車検に受からなかろうが、
何が何でも俺はこの路線をやる、やるとなったら絶対にやるッ!
っといった方々には、大丈夫。
誰から何と言われようが我が道を往く路線があります。
デコチャリ。
何の法的束縛とは無関係の「独立独歩路線」です。

しかしね~、私は根が上品な男性ですので、
こういった〇〇は、どうもね~

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