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河童の歌声

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キャンプライフが劇的に変わった物

2020-11-02 05:11:05 | キャンプ
煙が出ない!? 焼肉グリル やきまる CB-SLG-1 イワタニ


キャンプと言えば「焼肉」という一面はありますよね。
私達のキャンプでも勿論何度もやっています。
しかし、それをするグッズに決定版というのはありませんでした。





日本が世界に誇るキャンプグッズ(七輪)
最近はキャンプ用に、こういった金属製が多い。
その七輪に炭火を起こし、上に鉄板を乗せて肉を焼く。
しかし、まず炭を起こすのが面倒くさいし、
キャンプ場では水平になる事の方が少ないので、鉄板が傾くのです。
そうすると鉄板に引いた油が低い方へと偏ってしまうのです。

おまけに七輪は円形。
鉄板は四角形ですから、隅っこに火が行かず理想的ではありません。
そして、鉄板というのは使っているうちに(反り)が出てしまい、
いつも、あれやこれやで理想とは程遠く、難儀していました。



炭火を起こすのが面倒だからとカセットコンロでもやりましたが、
鉄板の真ん中だけに火が行くので、やはり無理があります。
鉄板も肉厚が厚い方が有利なのは分っていますが、
そうなると重さが半端ではなくなってキャンプには不向き。
七輪やカセットコンロの円形に合わせたサイズの鉄板もいいのが無く、
いつも中途半端で不満から逃れられなかったのです。



しかし、そういった不満をいっぺんに吹き飛ばすグッズがありました。
イワタニの「やきまる君」です。
これを発見して買ったのはまだ昨年ですが、
これによって今までの不満、不安は全部なくなりました。

水平が保てない場所でもOK。
鉄板に油をひく必要が無いのですから全然気になりません。
鉄板の様に油が飛び散る事も少なく、安心して焼肉が出来るのです。
火力は炭火や薪と違ってスイッチひとつで簡単に出来るし、
もう、キャンプ場での焼肉の不安は一切無くなってしまいました。

又これは家庭内でも使えるらしいのですが、
私達はこういったキャンプ道具はいつも車に積みっ放しなので、
家庭内で使うという事は、今のところありません。

困った事は、七輪の登場場面が減ってしまった事です。
これからは寒い日に、テント前で暖房用にくらいしか使わなくなるのかな?
七輪の炭火で(サンマの塩焼き)用には使うと思うのですが。

何だか、イワタニプリムスの回し者みたいになってしまいましたが、
本当に凄い物が出来て良かったと感謝しています。




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キャンプ用品で一番無駄だった物

2020-10-24 14:46:39 | キャンプ
キャンプ道具は試行錯誤の連続で、実に無駄が多い趣味です。
その中でも、私が最も「これは無駄だった」と思うのが、
いわゆる(ツーバーナー)と言われる調理器具。
つまり調理用のガス台です。



ツーバーナーと言うと最も有名だったのが、
この、コールマンのガソリン式ツーバーナーでした。
この燃料はホワイトガソリンという物で、前にある赤いタンク内にガソリンが入っていて、
タンクの右側にあるポンプのねじを緩め、
ポンプノブを引っ張り出して、ペコペコと押したり引いたり(ポンピング)して、
タンク内に空気を送り込んでガソリンに圧力をかけ、
その圧力でガソリンを噴霧させて点火するのです。
昔はキャンプ場の朝晩のセレモニーの様に、
このポンプをペコペコやっている風景をよく見かけたものです。



キャンプ道具で(火)を使う物に、このコンロと、
電灯の替わりをする(ランタン)の2つがありますが、
コンロはガソリン、ランタンはガスと、
2種類を使い分けるのは、あまりお勧めでなく、
出来ればどっちか1つに統一するのが理想形です。

私はキャンプ道具を買い揃える最初から、
自分はガスでやると決めていましたので、
コールマンのガソリン式ツーバーナーは全く選択外でした。



それで私が選んだのは、イワタニプリムスのガス式ツーバーナーでした。
これの燃料はOD缶(アウトドア缶)と言われる黄色いガスボンベで、
ガソリンの様にポンピングをする必要がなく、
ガスのノズルを開けてカチっと点火するだけの簡単さが便利でした。

このツーバーナーコンロを買った時はとても感激し興奮もしました。
「さぁ俺のキャンプライフが始まるぞ~ッ」
ツーバーナーという、如何にもキャンプだというグッズは、
それらしさを演出する為の必需品であると信じてもいました。
しかし、じきに気がつかされました。
2つのガスを同時に使う事など殆ど無いという事を。

それでも、キャンプという演出には絶対的に欠かす事の出来ない物。
それをまだ信じて捨てきれなかったのです。
しかし、ツーバーナーという奴はとても大きいし、
車を走らせていると箱の中で部品が踊ってガチャガチャと喧しいのです。
何年間かは演出小道具として、しがみついていましたが、
いよいよ「こりゃ意味ないわ」とポイッしました。
せいせいしたもんですワイ。



バーナーが無いと調理ができません。
替わりに買ったのが、家庭用のカセットコンロ。
キャンプでしょ!
こんな色気も演出もその気配すらない家庭用で、ど~すんだよ!
でも、これで充分、ひと口のガス台があればもう何の不足も無いのです。
ただ演出効果はゼロ、しかし実用性を優先すべしですね。



それどころか、こういったので調理をやってる人もかなり居ます。
私も何度もこれで湯を沸かしたりしています。

今ではキャンプ場で、ツーバーナーはあまり見かけなくなりました。
あれは大きな割りには、その無駄さ加減にみんなが気づいたのでしょうね。
まして、コールマンのツーバーナーでポンピングなどしてる人は皆無。
そんな事やってたら、子供に珍しがられてしまいそうです(笑)





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西湖のキャンプ場

2020-10-22 06:28:27 | キャンプ


私達夫婦は何度か、西湖自由キャンプ場を利用しています。
ここの良さはとに角料金が安くて良心的なのです。
私達は人間が2人で2000円。それに車一台1000円の合計3000円で1泊できるのです。
これが2泊になると+2000円の5000円。
ただ、予約が出来ないので、キャンプ当日の開場朝8時を待つしかありません。
週末の天気予報が良かったりすると、
ゲート前には開場待ちの車が隊列を組んで待機しています。
中には深夜の0時から待機したなんて人もいます。
8時の開場になると順番に一斉に自分の好みのサイト確保に目の色変える事になります。
ただ、お目当てのサイトがあっても前日からの泊り客が居ると、
どうにもならず、他の場所を探すしかありません。







そして、西湖の湖面側から見ると間口が広く、奥行きはあまり深くありません。
つまり沢山の方がお目当ての湖岸でのキャンプが出来るのです。



このキャンプ場には風呂もシャワーもありません。
というのは、すぐ隣に「いずみの湯」という大きな温泉があるからです。
キャンプ客は割引券を貰えます。



さて、その西湖自由キャンプ場のすぐ横に、もうひとつのキャンプ場があります。
西湖キャンプビレッジ・ノームというキャンプ場です。
この2つのキャンプ場はすぐに隣り合っているので、
最初は同じキャンプ場と勘違いを起こしそうになります。
しかし、近くでよく見ると境界線があるのです。



ここは、あのキャンプ界のカリスマと言われる、
元ファッションモデルの木村東吉氏がプロデュースしたそうです。
彼は河口湖畔に家族と共に住んでいるのですね。
私もノームの管理棟に居る木村氏を見かけた事があります。

それはいいのですが、
お隣の自由キャンプ場に比べるとかなり料金が高いのです。
それでいて、湖面側からは間口が狭く、その分奥行きが長くなっています。
つまり皆が行きたがる湖岸にテントを張れる人は少なく、
多くの人達は湖面から遠い木々の間の林間サイトと言われる場所でのキャンプになるのです。

しかも湖岸には多くの木が生えていて湖面が見えにくくなっています。
そんな邪魔な木は切ってしまえ、なんですが、ここは国立公園なので、
きっとそう簡単には行かないのだと思います。

このキャンプ場にも風呂もシャワーもありません。
やはり(いずみの湯)へ行くのですが、
隣の西湖自由キャンプ場に比べると距離は少し遠くなります。
ここで驚いたのは、トイレが綺麗とは言えない事。
隣の自由キャンプ場のトイレの方が全然綺麗なのです。
安くて綺麗、高くて汚い。
これは客側からは納得いかないと思います。

そして林間サイトも何処が仕切り線かが分かりづらくハッキリしないのです。
これの何処が木村東吉氏プロデュースなんでしょうか?
だから、先日行った時も自由キャンプ場にはかなりのキャンパーが入っているのに、
ノームのキャンパーには誰もいませんでした。
知らないでノームに行って、さて隣の自由キャンプ場を知ったら、
もう二度とノームには行かないと思いますね。

私がこのキャンプ場をプロデュースしたなら、
真っ先に綺麗なトイレに造り変えます。
そしてサイトの仕切り線を明確にします。
そして、これが決め手かな・・・

大き目の家族風呂を3つくらい造ります。
隣のキャンパーが(いずみの湯)に行くのはいいのですが、
それは家族がバラバラでの入浴なのに比べ、
自分ちでは味わえない、家族が一緒になって入れるのは、凄い魅力です。
また子供たちが遊べる遊具施設を充実させます。

そういった風に安くて景色のいい、お隣さんに勝つ為には、
ここでなければという特色が無い事には残念なままなキャンプ場でしかありませんね。
折角、プロデューサーが居るなら、もっと考えない事にはね。
このままではキャンプ界のカリスマ、木村東吉の名が泣くと思いますが・・・




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キャンプの為に山を買う

2020-10-16 11:33:14 | キャンプ
キャンプ好きの芸能人として、最近とみに有名になったヒロシ。
彼は自分だけが心置きなく、いつでもキャンプする為にと山を買った。
そういうニュースがキャンプ好きを刺激し、
我も我もと真似っこする人がかなり出て来たのだとか。



山というか、いわゆる荒れ地というのは、
一般的な宅地などと比べると信じられないほど安く、
1ヘクタール(100メートル四方)が平均50万円とかで買えるらしい。
2ヘクタール(140メートル四方)でも100万円。
3ヘクタール(173メートル四方)だと150万円。
元々、どうにも使い道の無い荒れ地なので、そういった価格なのだと思います。
そんな無意味な土地を所有していた地主から見れば、
無から有を生む、みたいで嬉しくなってしまうのかも知れません。

私もそこそこのキャンプ好きですが、
昨今のそういったブームを見て、バカみたいとしか思いません。
色々な専門家などが言ってますが、
一旦所有すると、それを手放したくなっても、容易には出来ないらしく、
税金ばかりを払い続けるといった現実から逃れられなくなるのですね。



買ったはいいけど、そこで念願のキャンプが出来るかと言うと、
そうは問屋が卸してくれません。
荒れ放題の木々、伸び放題の草原を整地しなければ歩く事もできません。
その為にはチェーンソーを買い込み、
草刈り機も買わなければなりません。
そして、それらを動かして作業をするのは自分だけ。
トイレはどうするの?
誰も居ないのは分かり切っているんだから、何処でも勝手にすればいい。
といっても、ある程度は処理しない事には使い物にならない土地となります。

その土地を管理するのは自分だけしかいないのですから、
何が困るとか言ったって、自分が全てを解決するしかありません。
泣き言など言ってはいられないのです。

やっとキャンプが出来る状況を造っても、
チョッと目を離すと、すぐに雑草に覆いつくされてしまいます。
そして、そういった誰の目も気にせずにキャンプが出来る様になった所で、
いっつも行く度に同じ景色しか無いのです。
「やれやれ又あそこか、他の景色も見てみたい」と思っても後の祭り。

それに嫌気がさして他のキャンプ場に行けば、
こんな事なら山なんか買うんじゃなかったと後悔するばかり。

遊びの為の土地・山を買うくらいの金があるのなら、
そして誰にも邪魔されないキャンプをしたいのなら、
自分が行く日のキャンプ場を借り切ってしまえばいい。
金さえ払えば、条件の良い場所で綺麗なキャンプが出来ます。
トイレの処理など考える必要もなく、風呂もあるかも知れません。

他の景色の下でキャンプがしたかったら、いくらでもキャンプ場はあります。
そこも借り切ってしまえばいいのです。
まあ、100万円程度では、数か所のキャンプ場にしか、
行かれないかも知れませんが、
その辺は考えよう、有り様があるでしょう。

買ったが最後、逃れられない法律的責任、重圧。
そんな重荷を背負ってまで、自分の山を買いたいのでしょうかね~?
私は、いくらお金があったにせよ、そんなのはお断り。
完全に自由でありたいですね。


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キャンプブームって本当なの?

2020-10-13 05:09:54 | キャンプ
私が初めてキャンプに行ったのは30代後半だったか?
つまりキャンプデビューは遅かったのです。

20代後半から登山にはまり、ずっと登山ばかりでした。
そういったアウトドア趣味の延長で始めたのがキャンプでした。
母や姉、甥2人の5人で丹沢の麓の河原でやったのでした。
まだキャンプ場などという概念はなく、
登山の時に歩いて見ていた河原でやったのです。
丹沢は全山キャンプ禁止なのですが、
まだその頃はそんなに厳しくなかったのかも知れません。

車はレンタカーで商業用のワンボックスカーを借りて、
後部の荷室が大きいのにまかせて、何でもかんでも放り込んで、
と言ってもキャンプ道具など殆ど持っていないのですから、
多分テントもレンタルだったのかも知れません。



結婚して子供が出来てから初めて行ったのは、
信州の(みやしたヒルズキャンプ場)でした。
何でそこだったかと言うと、レンタル用品が多いみたいだったからです。
キャンプ用品らしい物など殆ど持っていないのですから、
レンタル用品だけが頼りでした。

テントはキャンプ場備え付けの物。
食器なども持っていないので家から茶碗やお椀などを持って行きました。
回りのファミリーキャンパーがテーブルで食事している中、
私たちだけは地べたにシートを敷いての食事ですから、
とても恥ずかしかったのを覚えています。

最初に恥ずかしい思いをすると、
目はキャンプ用品ばかりになってしまい、
その後は徐々に道具を揃える方にと走って行きました。
でも最初から上手く品揃えなど出来る筈はありません。
まだまだ恥ずかしい思いをし、試行錯誤しながら段々と道具は増えていったのです。

ですから、いざキャンプに行くと周囲のキャンパーが、
どんな物を持っているのかを横目で見ながら散歩をしました。
大体そういった風に胡散臭い視線で、見てないよ見てないよと、
極めて怪しげな目線でチラ見しながら皆も歩いていましたね。
そうやって皆は腕を上げて行くのです。



そういったチラ見から大ヒットしたのにこの網かごがあります。
これは最初は釣りも趣味とするキャンパーが持ってきたのが最初です。
そこに洗った後の食器を乾かすのに都合が良かったのです。
「あれいいな使えるな」とみんなが真似っこし始め、
それに目を付けたキャンプ用品メーカーがたちまち製品化したのです。
私達も速攻で買ったのですがじきに廃棄しました。
洗った食器などそれほど多くなかったからで、かえって邪魔になったからです。



こんなのも流行りましたね。
テントの足元に風車を立てたり、ロープに飾りを付けたり。
こういった実用性の無い物は最初にやった人が偉いんで、
誰も彼もがやってからでは、時すでに遅しで間抜けになってしまうんです。

皆さん、結構こういった具合に、
自分とこは凄くカッコイイキャンプしてるぞ~、
そんじょそこらのキャンパーとはひと味違うぞ~っと主張してるんですね。



ここ数年で流行りとなっているのに、
このティピー型テントがあります。
アメリカインディアンスタイルのテント。
このテント最大の良さは、テント内で火が炊けるという事なんですが、
実際にそういった使い方は出来ない構造になっています。
つまり天井に煙抜き用の隙間が無いのです。

私はこのスタイルのテントを使いたいとは全く思いません。
テントの中心に邪魔っけな柱が立っているのですから、
それってかなり使いにくいと思うのです。



かと思えばこういったスタイルでのキャンパーもたまに見かけます。
テントの中にストーブがあり、煙を逃がす煙突があるのです。
これだったら寒い日でもテント内はぬくぬくと温かいのでしょうね。
ストーブの上では調理も出来るし。
でも、あまり欲しいとは思いません。
何故なら私は寒いのは大の苦手で、冬キャンプはしないからです。

キャンプもあまりにも大がかりとなると、
そんな大きな物体を持ち込んでのキャンプなら、
最初からキャンプなんぞに行かないで家に居た方がいいじゃないかと思ってしまいます。

キャンプブームという言葉を聞く様になってから、
かなり日が経っている気がします。
かなり以前からそういった言葉は聞かされていました。
そして、今でもそれはよく聞きます。

確かに予約が取れないでイライラする事は普通になっています。
では昔はどうだったのかと言うと、
確かにそんな不便な思いはしていなかった様に思います。
だとしたら、やっぱり本当にキャンプブームなのかな~?
そして、最近は女子のソロキャンプなどという動画をよく観るし。
私は女性が単独でキャンプしているのを見た事は一度もありません。

男のソロキャンプは何度かは見かけていますが、
本当に女性のソロキャンプなんてやっているんでしょうかね~?

でも〇〇ブームとかになると、
心無いキャンパーが迷惑をまき散らす事が間違いなく起こるし、
あまりブームなんかになって欲しくないんですね。
私は普通にキャンプが出来ればそれでいいんですから。




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