菊姫というお酒を夫が買ってきてくれました。
私は小学生のころに読んだ安房直子作「ハンカチの上の花畑」という本が好きでした。内容は今考えてみるとちょっと怖く、教訓めいてもいるのですが児童文学の名作だと思います。
主人公は酒屋のおばあさんから「菊酒を作る壺」を預かりました。「出ておいで出ておいで菊酒作りの小人さん」と歌うと小人の一家が出てきて、小さなハンカチの上でお酒を作ってくれるのです。読みながら、その歌に自分で勝手に節をつけていました。
私は家で機嫌がいい時に、適当な歌を歌っているそうなのですが(夫談)、ある日「菊酒作りの小人さん、小人さん、小人さん(勝手にリフレイン)」と歌いながら掃除をしていたそうで。夫は「数十年たってもそんな歌を歌うほど印象に残っているなんてどんな本だろう」と「ハンカチの上の花畑」に興味を持ち、私の実家に行った時に読んでいました。
そこで「菊酒」はないかと探してくれ、重陽の節句に・・と菊酒ならぬ菊姫を買ってきてくれました。華やかな香り、すっきりした甘さで美味しいです。どんどんいけてしまいます。
重陽の節句だからと食用菊まで探してきてくれたのですが、大きいのしかスーパーになかったそうで、またあまりにきれいな大輪なので、上の写真のように丸ごと飾ってみましたが、本当は下のように花びらを数片お酒に浮かべていただくものです。
菊酒を飲んだ夫も私も長生きできるといいな~
菊姫に合わせたお料理は後ほど。
重陽の節句には、京都の上賀茂神社ではイベントがあるそうです。
遊びに来てくださいましてありがとうございます。”おいしそう”と思っ
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↓まだアマゾンで取り扱いがあったなんて・・・感激。
ハンカチの上の花畑 (日本の創作児童文学選) | |
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