茅の輪くぐりすが、これはある時、牛頭天王が「蘇民将来」と言う人に
「これから世の中に疫病が流行するだろう。その時は茅の輪を作って腰に着けておけ。するとその病から免れるだろう」
と教えたのです。それが伝わって現在の茅の輪を越える神事となって残ったのだそうです。
又、形代ですが、大祓の時、紙で作った人形に自分の災難を祓へて、水に流します。すると一年間、自分の災難を、この人形が身代わりになって引き受けてくれるのです。それを小川に流します。
家隆の「ならの小川の夕暮れは」の歌は、此の風景を読んだものです。なお、「なら」ですが、奈良ではありません、京都の上賀茂神社の境内を流れる小川なのです。
この吉備津神社でも、ならの小川にならって、誠に人工的な溝としか言いようのないような掘をつくっています。
なお、この時に使われる「幣]は麻を切り取って作られるのだそうです。
3種類の和歌をそれぞれ3回唱えて後、茅の輪ぐぐりを参加者全員で行うのですが、その一回目に唱える歌は
思う事 皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓ひつるかな
これは和泉式部の歌です。
「これから世の中に疫病が流行するだろう。その時は茅の輪を作って腰に着けておけ。するとその病から免れるだろう」
と教えたのです。それが伝わって現在の茅の輪を越える神事となって残ったのだそうです。
又、形代ですが、大祓の時、紙で作った人形に自分の災難を祓へて、水に流します。すると一年間、自分の災難を、この人形が身代わりになって引き受けてくれるのです。それを小川に流します。
家隆の「ならの小川の夕暮れは」の歌は、此の風景を読んだものです。なお、「なら」ですが、奈良ではありません、京都の上賀茂神社の境内を流れる小川なのです。
この吉備津神社でも、ならの小川にならって、誠に人工的な溝としか言いようのないような掘をつくっています。
なお、この時に使われる「幣]は麻を切り取って作られるのだそうです。
3種類の和歌をそれぞれ3回唱えて後、茅の輪ぐぐりを参加者全員で行うのですが、その一回目に唱える歌は
思う事 皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓ひつるかな
これは和泉式部の歌です。
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