私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

「井」について

2010-12-29 21:03:30 | Weblog

 昨日で持って今年の最後にしようと思っていたのですが、私のそれは何遍でも云う「最後」であって、「最後」でない「最後」のようですが、今日も、又又、3回目の「最後の」と銘打ったブログになります。

 と言うのは、全国各地の色々な、それこそ色々なる博学一般事について、細かく御研究をされていているお方からメールを頂いたからです。そのお方を、どんなことにも精通していらっしゃって、なんでも、よく知っていらっしゃるという意味から「難手摸」氏と、私は勝手に徒名しているのですが、そのお方から今回も、ご丁寧なる御教授を頂きました。
 それは「井」と言う言葉についてです。

 氏は言われるのです。
 「井」は、地名などに付く場合は、「むら・まち」を意味しているのだから、昨日の「福井」の「井」は水とは関係がないのではないかと。

 総社市にも「福井」と、呼ばれている地名があります。ここは、あの鬼の城(阿曾)近くに位置しています。そんな関係で、私も、此の福井は、もしかして鉄製品の作られていた所ではないかと思ったのです。筆敬氏も思い付きではあるらしいのですが、福井の井と鉄製品関連付けて推測されたようなのですが、この難手摸氏の御指摘のように、それがどうも一般化された説ではないようなのです。
 よく調べてみると、此の福井地域には、「福井新田公民館」と看板のある公民館もあります。これも推測の域を出ないのですが、新田、その昔と言っても、五世紀頃ではないかと思われますが、漢人が帰化して新しく開墾した土地「にった」ではなかったかとも思われます。黒尾なんて土地もあります。鉱山のある「まち」という事から福井と地名が付いたのかもしれませんね。

 色々な人からの御指導を受けながら、ああでもない、こうでもないと、暇にまかせてものを考えるという事も、結構、又、諸兄じゃあないのですが「楽しからずや」です。

 この一年を反省してみて、このように色んな人からのお教えを受けながら、「やっちもねえことを」と、家人からは何時も非難なされながらでも、書き綴る事が出来たという事は、私の今年の「十大ニュース」の一つである事には間違いありません。 


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