私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

吉備の中山、秋の只中

2007-11-17 18:19:57 | Weblog
 
明日は、水攻めの高松城址で「まほろば祭り」が開かれます。今朝準備に行って来ました。昼前に終わり、その帰り道から見た吉備の中山は、ようやく深い秋色を顕にしだしました。その中、特に、夕陽の中山が、今、一番きれいな時期です。
 その美しさのいくらかでもと思って写真に写してきました。



 
 ちょっと話は飛ぶのですが、江戸の文化年間に、谷文晁が描いた「日本名山図会」という本があります。全国の88の名山が描きこまれています。どの山も500m以上の山ばかりです。しかし、その中に、37000mの富士山と伍して、唯一つ160mの低い山が、堂々と描かれています。
 そのお山が我;「吉備の中山」なのです。
 それほど、昔からこのお山は有名な気高い山であったのです。「山は高きが故に尊とからず」です。気高さが一番なのです。