昨日、論語の『三省』についてのメールを頂いて、それを書いたのですが、今日も、また、他からメールをいただきました。
世の中には随分と私みたいな暇人がいるのだなと、しきりに感心しながら有難く読ませていただきました。 その人も、また、友人である私の漢文の先生同様、しきりに今の政治家について、品格がないと歎いておられます。
このメール「おらん」氏は、
「論語の中に子貢と言う人が言っておる。私の先生『孔子』様は、温、良、恭、倹、譲という5つの徳を御持ちになっておられた。だから、どこへ行っても政治の指導者として迎えられたのだ。
・温とは、あたかみだ。
・良とは、すなおさだ。
・恭とは、うやうやしさだ。
・倹とは、ひかえめだ。
・譲とは、ひとをさきにたてることだ。
この五つの徳があってこそ真の政治家というもんだ。今の政治家には、この徳の一つでもあるもんがおらん。どいつもこいつもろくなもんはおらん。大体、物を知らん。『用を節して人を愛す』なんていうことすら知りおらん。自分のことしか思っておらん。なってはおらん」
と。
メールは、「おらんおらん」の行列でした。
この論語について、高尚先生の言うとおりい名著なのでしょうね。(9・11)