笑顔浴

優しい時間

指示

2009年08月28日 | Weblog
数日前、夜を徹して自宅前の配管工事が続いていました。

「反対よ」「反対じゃが」「反対言よろが クソ馬鹿があ」
「殺すぞ ボケ」という声が道に響いて、
 すっかり目が冴えてしまいました。

本人の口癖かもしれないけれど
殺すといわれながら働く職場は、安全な職場とはいいがたく
イマドキの言い方でいうなら、パワハラ。(パワーハラスメント)

おっちゃん、それはあんまりよと思いつつ
「殺すぞ」と似たいい方として・・・
「なにしよん!」「ちがうやろ!」「何かんがえとん」
こんな言い方、日常でよく耳にしませんか?
「もう・・」とため息、「あーむかつく」と独り言・・
こんな態度で、何か言おうとする人も。
感情的で具体的な行動の指示がありません。

私が言われたらどうなるかしら?
怖くてビビッて緊張して、どうすればいいかもわからなくて
作業の途中で固まっちゃうかも。

「反対に移動させるお前は、駄目人間」
「反対に移動させる行為は、駄目な事」


「反対だから待て」「仕事を一旦中断しろ」と
どうしたらいいかを伝えて
行動の主体となる本人を責めない方が
作業がスムーズに進みそうです。

めちゃくちゃ怒るおっちゃんの
仕事に対する誠実で一生懸命な気持ちも感じるから
もったいないなと思いました。











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涼しい

2009年08月25日 | Weblog
朝や夜は、肌寒いほど爽やかな風が
部屋を通り抜けるようになりました。
そろそろ夏が去って行くのでしょうか・・

実は、私 細木数子氏の六星占術によれば土星人。
9月~11月は12ヶ月間での殺界月!!
特に細心の注意が必要な3ヶ月です。
石橋さえ 見て、たたいて、安全確認です。

それでも予期せぬ不都合がおこったら・・・
仕方がない!潔くあきらめて、
殺界は辛いよ~!とがっかりする予定です。

亡くなった父に、船酔いの予防法を伝授してもらいました。
波の揺れに抵抗すると、気分が悪くなる。
波の揺れに積極的に合わせると大丈夫。
波の一部になるイメージかしら!

トラブルが起こったら、慌てて解決しようとせず
しばらくヒエ~と漂っていてもいいかもしれません。
すぐ解決できないからこそ、トラブルと呼ぶんですもの。

いづれ
よいアイデアが浮かびます
よいタイミングが訪れます




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2009年08月21日 | Weblog
10年前から「医療はコミュニケーション」の風が吹き始めましたが
20年前には「医療はサービス」の風が吹いていました。
「患者様」と呼び始めたり、急に待合室が豪華になったり、
 患者の丸椅子が高価なモノに変わりました。

「接客・サービス業なら、学ぶ場所はやっぱりホテルでしょう!」
と、ホテルのオープンスタッフに応募し、なんと採用されて、
オーナーにわがままをきいていただき、8月31日に薬局を退職、
9月1日にホテルに入社し、その秋は予約係で働きました。

フロントのリーダーだったNちゃんと
今日は本当に久しぶりのデートでした。

あの頃、
オープン直後でどの部署も不手際続き。
他人のミスも私のミスも全部まとめて
来る日も来る日も
お客様から叱られたり怒られてばかり!

それさえ慣れてしまったある日
人手が足りずフロントでNちゃんとスタンバイしてると
「このホテルは、親切な人が多くて気持ちがいいなあ」
とご高齢の男性が声をかけてくださいました。
そんな言葉をきいたのは、多分、オープンしてからはじめて!

「ありがとうございます」とお礼をいったとたん
ぽろぽろと涙が溢れて、
顔が上げられなかった共通の思い出を持つ私達。
嬉しい時に止まらない涙は
苦労した後でないと味わえない特別の涙ですね。

Nちゃんは数年前から原因不明の体調不良を悩んでいたので
やっと病名がついたのよと喜んでいましたが、
全身が痛みでこわばる「線維筋痛症」・・・
時々、声が詰まるような辛いお話でした。

「腕が痛いくせに!いいよ」
「かまんのよ、持つけん、かして!」
私の荷物を奪い合ったあと
ジリジリと夏の日差しの強い中を
二人で駅までとぼとぼ歩きました。

いつか、
彼女の嬉しい涙がこぼれる時を
首を長くして待っている私です。






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あ !!

2009年08月21日 | Weblog
お盆すぎに新車を注文しました。
あと1ヶ月後に改造車が納車されます。
そんなわけで、8月は電車とバスのお世話になっています。

外出のたびに地図で歩行距離を確認し
歩けそうにない距離でも
ぽてぽて休みながら歩いてみると
あら、歩けてました。

それが嬉しくて頑張っていたら
今日は腰や膝や背中が筋肉痛で、座っているのも辛い状態。
機能訓練も過ぎたるは及ばざるがごとし。


一昨日も電車に乗りました。
私の隣に座ったご高齢の女性が
「私の孫に似ているから声をかけるんじゃけど。
 おこらえよ。足はどうしたんぞな?
 いつからそんなになったんぞな?
 かわいそうになあ。いっぱい苦労したんじゃろう。
 結婚はできたんか? 貯金はあるんか?・・・」

なんだか私も自分のおばあちゃんと話をしている気持ちになりました。
10分ほど愛情を感じるいたわりや励ましをくださって
電車が駅に止まった時に、さようならと言う代わりに
バッグの中の飴を3個私の手に握らせて
締まりかけたドアにぶつかりながら降りてゆかれました。

嬉しくて、息が詰まりました。



 

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押すか引くか

2009年08月15日 | Weblog
この夏、調剤薬局事務取得講座の講師を引き受けたので、
梅雨の頃から2008年3月改定の
新しい薬価計算にいそしんできました。

自分が試験を受ける勉強は興味本位でたのしいのですが、
他人を試験に合格させるための勉強となると難しい~!
自分がわかることと、相手が理解することは別物ですね。

優秀なインストラクターを目指して
学習意欲を高める工夫や、
休憩時間の取り方やタイミングに気を使い
専門用語を平易な言葉に言い換えたり
参加者の暮らしの中のエピソードを利用して
居心地のよい場を提供できるよう努力しています。

しかし・・・
もっと説明して欲しいという態度の人
疲れたから休ませてという態度の人

「もっと詳細に」を希望する人
「全然わからない」が口癖の人

70名の参加者の参加動機もさまざま・・・
「どうしても合格したい」と積極的な人
「無料だし、なんとなく・・」と参加目的のはっきりしない人
「とにかく何か資格を取れ」と強要された人

会場の空気を読みながら駆け引きしています。

20代は実家の学習塾で家事手伝いをしてたのですが
「熱心な先生」だと思われたくて一生懸命勉強しました。
成績があがる=幸福 
高学歴こそ、将来のシアワセにつながると信じて
勉強を好きになることを子供達に押しつけていました。

最近は、「不熱心な先生」だと思われることもいとわず
準備してきた学習資料が無駄になろうと
求めてない相手には、押し付けません。

もちろん面白さや必要性や関心を引く話題を提供しますが、
相手の様子を見て、自分の想いを「押す」
それに加えて「引ける」のは、
我ながらすごいぞ!と感心しています。

幸福には、私が思いつく幸福以外に
たくさんの形があることを知ったからでしょうか?
本人が勉強したくなる「その時」を
静かに待てるようになりました。




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臥薪嘗胆

2009年08月10日 | Weblog
明日は日本が第二次世界大戦に負けた記念日です。

『十八史略』によると、
紀元前6世紀末、呉の王闔閭は、越に侵攻したが敗れた。
後継者の夫差に必ず仇を取るように言い残して病死した。

夫差は軍備を充実させ、
自らは薪の上で寝る痛みでその屈辱を思い出した(臥薪)。
まもなく夫差は越に攻め込み、越王勾践の軍を破った。

勾践は夫差の馬小屋の番人にされ苦労を重ね
許されて越に帰国した後も民衆とともに富国強兵に励みつつ
苦い胆(きも)を嘗めて屈辱を忘れないようにした(嘗胆)。

呉の王になった夫差はおごり、国力を疲弊させた。
越王勾践は呉を攻め夫差は敗北し自殺した。

過去のエピーソードの連鎖が現代も再現されています。
「このうらみ、はらさでおくべきかあ」と
自分が不幸だという確認で 怒りを呼び覚まし
特定の何かに向けて憎悪する。

国家間の戦いの勝ち敗けは、個人レベルの勝ち敗けとなります。
誰の心の底にも家族や親しい人を殺されたり
希望を奪われたら復讐心が芽生えるのは自然なこと。
中東でもアフリカでも子供達が、
見てきた殺人の様子を絵に描き
家族の敵討ちを心に誓っているそうです。

息苦しい不幸せワークを復讐達成のモチベーションに利用せず
「戦争」そのものを憎んで、平和へのエネルギーに変換できたら
どんなに嬉しいでしょう。

個人の間の戦いは平和な暮らしの中でも起こります。

戦闘はなくても、暴力や虐待が存在しています。
精神的暴力に傷つき、いじめられたら居場所を失います。
道理に合わず納得できないことも
理不尽さを許せないことも。

私情に駆られて暴走できないように
「武器」「権力」「強い軍隊」を所有してない私を喜びます。
暴走を静止させるスーパーバイザーがいる安心感を喜びます。






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思い込み

2009年08月09日 | Weblog
アップルマンゴーは、
りんごのように皮が赤くなるから名前にアップルがついたそうです。
なんの根拠もなく、瞬間的に思いこんだまま
今日までずっと「りんご味」だと信じてきました。

「根拠のない思い込み」に関心がわいています。
暮らしやお人柄が垣間見えて面白くて。

夜中に爪を切ると親の死にめに会えないと言われると
親と死別するまでは、昼間に爪を切る私です。

生卵の殻が、きれいに割れるとめちゃくちゃ良いことが起こる!とか
信号のある交差点を5つノンストップで通り過ぎたら、
大好きな人と偶然逢えるとか
ほんとう~??

気持ちがシアワセになるための「思い込み」を
たくさん教えてもらったら、せっせと試します。





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お礼

2009年08月08日 | Weblog
心配してくださって、
本当にありがとうございます。
お気持ちに感謝しています。

そろそろ私の足となる新車の
車種を決めないといけません。

再び事故に遭うと怖いなあ~と珍しく消極的な私です。
よく考えると・・・
「運転暦30年間でたった1回の車の不具合」の確率なのに
同様の不具合が頻繁に起こる気がするのは
ちっとも合理的ではありません。
それこそが「恐怖心」の後遺症。

それに気がついている私ですから
過度の思い込みに、そろそろ合理的な考え方で
決着をつけなければなりません。

悪いことは何度も繰り返す。
嬉しい事はもう二度とない。

と多くの人が考えて不安に陥りますが、
なんだか偏りすぎて変ですね。
悪いことも嬉しいことも、等しくある程度の頻度で
繰り返すと考えたほうが、人生を楽しく暮らせそうです。

再び悪いことが起こっても、ま、仕方がない。
怖がってばかりいては、人生がもったいない。
次回、走行中にエンジン停止したら
少なくとも、
今回以上の冷静さで危機をかわせるよう頑張ります。

ご心配、ありがとうございます。
だんだん平常心に戻りつつあります。

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晴耕雨読

2009年08月05日 | Weblog
お天気になったら畑に出かけて、雨が降ったら本を読もうなんて
どちらかにこだわらず、両方楽しめる人がシアワセですね。

歩けるうちには、不便な場所も訪ねて行き
歩けなくなったら、車椅子でスイーと動ける場所に行く。

健康な時は、好物を積極的に飲食し
病気になったら、病人食を好きになろう

生命があるうちは、肌や声でふれあい
死んでしまったら、魂で触れ合おうか

置かれた状況の中で、笑顔になれることを探しましょう・・・



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車の不具合情報

2009年08月04日 | Weblog
国土交通省の「車の不具合情報ホットライン」

http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/hotline.html

を見ると、マーチでも走行中のエンジン停止が報告されていました。

そのほかに突然の火災事故
(駐車場に戻ったら燃えていた)(走行中に燃え始めた)
スピードが加速して止まらないという事故も報告されていました。

いつもは意識していませんが
トラブルの発生はどの車にもいつでも可能性がありそうです。
高速道路で加速が止まらなくなった人は、エンジンを一旦切って
かけなおしたそうです。すごい・・・。

飲むべきか、飲まざるべきかジレンマに陥るお薬の副作用情報も、
薬の開発過程では発見されず臨床で使い始めてわかる情報
患者さんの疾病や他の医薬品との飲み合わせの情報
が蓄積されています。

車にも整備不良や原因不明のトラブルがつきものですから
体験情報を見て、私も模擬体験して、そのとき、
どうしたらいいかを学びたいと思います。

車だけでなく、自然災害 犯罪 あるいは戦争
おっと、広がりすぎ!

昨日から始まった裁判員裁判の最初の被告人は、
「猫よけのペットボトルが倒れた」ことで殺人事件を起こしました。
嫌いな隣人とも気持ちよく付き合えなかったことや
殺人にいたる感情の制御不能は、
心のメンテナンス不良と考えることができます。
嫌いな隣人の話を愚痴る相手がいて
孤独感や疎外感が軽減できていれば、口げんかで終わったかもしれません。

理不尽な精神的暴力で攻撃されたときに
おだやかにかわそうと思ったら心に余裕が必要です。
心のメンテナンスも忘れないようにします。

生命の危機を運ぶのは、車だけとはかぎりませんもの


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