笑顔浴

優しい時間

反省は短く、対策は素早く

2018年05月30日 | Weblog

 

エンドウの鞘から豆がコロコロ・・

丸々と育った豆は、勢いがあって、嬉しくなります。

 

過保護と過干渉の違いについて

なんとなく、わかったつもりだったけど

いざ説明しようとすると、混乱するから

よく理解できてないってことです。

 

調べてみると、違いはシンプルでした。

過保護は、本人の意思を最優先し、

過干渉は、私の意思を最優先する。

 

もし、自力でプリントを仕上げたい学生がいて

皆よりも遅いからと、世話をやき

先回りして正解を伝えるのは、過保護ですね。

益々、自分でできるチャンスを奪うから。

 

もし、本人は全く希望してないのに、補習に来させて、

そんな答えはダメ、こうでなくちゃ!と厳しく管理したら、過干渉ですね。

益々、勉強を苦痛にさせるから。

 

成績が芳しからず、それでも

受験するのは本人だから、本人がやるしかないわけで。

優れた先生は、過保護と過干渉の中間あたりで

見守ったり、やる気を高めておられるのでしょうか

 

<反省は短く、対策は素早く>のスローガンを掲げて

葛藤している暇があったら、小テストを考えるか、

授業に使う小道具を作るといたしましょう

明日は、良い事が起きるかもしれません。

 

 

 

 

 

 


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20180526笑顔浴

2018年05月26日 | Weblog

 

昨日は、4か月ぶりに笑顔浴を開催できました。

23名の参加者で、にぎやかでした。

笑顔を浴びる笑顔浴(笑顔を浴びせる笑顔浴)

<今だけ、ここだけの かがやき実行委員>さんたちは

どの方も 精一杯、初対面の参加者に親切にしてくだり

本当にありがたいことです。

 

12:00 過ぎに集合しはじめ

会場設営・会場へのご案内・ドリンクサービス・会場片付け

を担当くださったのは、ダンボクラブ青年部の皆さんです。

礼儀正しく誠実で、積極的で、頼もしい存在です。

時々、ニコっと笑ってくれると、凄く可愛く感じます。

「皆さんのおかげです、ありがとうございました」

と、反省会の場でお礼を申し上げました。

 

第1部:

松山リハビリテーション病院えこまちOBの皆さんによる読み聞かせでした。

(え:愛媛 こ:コミュニケーション ま:(う、思い出せない)ち:チャレンジ)

絵本 ピーターラビットを英語で読む(和訳つき)

歌 スキダマリンカ (CDに合わせて歌って踊る)

絵本 「あな」 谷川俊太郎

歌 カントリーロード(生ギターに合わせて)

読み聞かせに集中している間は、他のことは一切忘れてしまいます。

 

第2部:

カタルタカードをつかった自己開示

カタルタカードは、接続詞・副詞が書いてあるカードです。

名前をいう、私の好きなことは○○です。(カード)・・・

私はTVが好きです(一方で)読書も好きです

私はつりが好きです(実は)今日も早朝に釣りに行って来ました

うっかり「パスもありです」をお伝えし忘れたのですが

その心配なく、全員がみんなの前でお話しできました。

皆の視線が集中するので、対人恐怖のある人には

少し勇気が必要なワークかもしれません。

沈黙しても せかすことなく

あたたかく見守ってくださるのが嬉しいです。

 

第3部 ドリンクサービス お茶会

私が想像していた以上に、どの少年・青年も

積極的に「何になさいますか?」と声をかけて、

間違うことなく、ジュースをサービスしていました。

作業が終わると「他に何をしたらいいですか?」と

質問しに来る態度も立派で、ソーシャルスキルが完璧です。

「ありがとうございました、

 次はご自分の好きな飲物をどうぞ召し上がれ」と案内しました。

 

障がい者と障がい者を雇用したい会社をマッチングしておられる

野本氏が参加くださり、お茶会の時間に興味深いお話を拝聴できました。

両手を失い、筆を加えて描いた絵に勇気をもらったのが、きっかけだったそうです。

いかなる人の人生にも、運命的な出逢いが用意されているのでしょうか。

隣では、プレバトがきっかけで俳句に

大いに はまっている話で 盛り上がっていました。

好きなことで話のキャッチボールをしていると、

自然に素敵な笑顔になるんですね。

 

誰でも小さな成功体験を重ねるたびに、

自己肯定感が強くなることを、笑顔浴で学んでいます。

 

 

 


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ブラックバイト相談会

2018年05月18日 | Weblog

 

「今日は「ブラックバイト」の被害にあわないよう、

 愛媛労働局と県労働委員会が共同で開催する

 セミナーが愛媛大学で開かれるそうですよ。

 皆さんはブラックバイトしていませんか?」

と、呼びかけても反応が無いので、

大丈夫なのかと安心して授業を始めたのですが。

 

教室内を歩くと

「俺バイトで死にそう~」

「笑い事じゃないんで!本当、死ぬわ」と訴えが。

1ヵ月のバイト代が12万円位と聞くと

時給800円の計算なら、推定150時間・・

授業中だから詳しく聞けなくて

なんで、そんなことになってるんやと

内心、穏やかではいられない。

 

ドキュメンタリーで見たブラックバイトは

コンビニ店長が、ずっと働いていた。

シフトのバイトが見つからず、

依頼しても断られ、自分がシフトに入るしかない。

ところが、その店長も学生である。

過労で倒れるまで24時間営業の店内にいた。

店長を助けていた学生も過労で倒れた。

 

学生相談室主催のブラックバイト相談会が必要だと思う。

 

 

 

 


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母の日2018

2018年05月14日 | Weblog

 

 

真紅のカーネーションを持って母に逢いに行く。

母は1輪挿しに水を入れて、待っていたけど

90歳のお祝いもかねて、店で一番大きい鉢植えにした。

「おかあさん、ありがとう」を言える幸せを想う。

今年も元気に暮らせるといいね。

 

見上げると、枇杷の実が小さく膨らんだ。

<枇杷の葉茶>を作ろうと母が思いつき

父が裏山から小枝を持ち帰り、庭に植えて数十年がたった。

20cmほどの枝が元気に育って、今では 葉も実も手が届かないや。

 

天気もいいし、元気そうだから

銀行ATMへ 記帳しに行こうかと誘った。

必要な作業があると、動かざるを得ないので

デブショウな母を家から連れ出す 良い口実になる。

 

暑くてアイスクリームを食べた。

フルーツの入っている氷菓「白くま」である。

満腹中枢が刺激され、ランチは食べられなくなった。

 

ご飯は「給食」が届くし、

ヘルパーさんが買物代行くださるので

母のショッピングを楽しむチャンスは減った。

カートを押しながら、

ふきやソラマメを眺めては、季節を感じ

おはぎと桜餅を探しに、いそいそと進む

そして、ひまわりの苗を1ポット買った。

明日は、庭仕事する意欲もあるらしいのが嬉しい。

 

 


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適応力

2018年05月11日 | Weblog

 

5月病があちこちで発生するゴールデンウイーク明けは

毎年、ちょっと心配します。

昨日は5人も休んでいて、まさかの!?・・

どうも、嘔吐下痢症が流行しているそうです。

今頃ですか?

 

2年生の就活が始まっています。

早くに決まる人、最後まで決まらない人

卒業後の職場が決まるまで、

国家試験勉強に集中できないかもしれませんね。

 

授業では、ちょうど恒常性について学びました。

生理的適応 免疫的適応 精神心理的適応

環境への適応力を私達は持っている事を話し合いました。

 

たとえば生理的適応の例では

暑い夏、汗を流して体温を下げる

寒い冬、震えて筋肉で熱をつくり、体温を上げる。

汚い埃だらけの場所では、埃が肺に入らぬよう 

鼻毛が増毛してフィルターになる。

 

「さて、このクラスへの精神的心理的適応は、どうすりゃいいですか?」

「はい、みんなが喜ぶことを考えます!」

いいですねえ~私が変わることで、適応しようとするところ。

自分の思い通りになる事は、圧倒的に少ないのですから。

 

 

 

 

 

 


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不特定多数の信頼

2018年05月06日 | Weblog

 

私は高校生まで、ブロック塀の内側で暮らした。

学校と寮が渡り廊下でつながっており、この敷地内で現金は要らない。

生活のすべてが、この中で完結した。

 

小学校低学年の頃、私達はよく校門から外界を眺めた。

正確には、校門の5m先に小さな店があり、

近隣の子供達がアイスクリームを食べている姿を、

羨望のまなざしで見つめていた。

親子連れが通ると、姿が見えなくなるまで目で追った。

 

たまに 通りがかった中学生が、自転車から降りてきて

「気持ち悪い~」「ばーか、ばっかり!」「クズ人間」

「一生そこから出てくるな」と悪戯の標的にするので

オーム返しで応戦しつつ じわじわと後退した。

漫画「進撃の巨人」で、巨人から塀で守られている人間の村が描かれているが

奴らも、空き缶を投げるが、門扉を乗り越えてまでは侵入しなかった。

もしも敷地内を<安全地帯>だと勘違いしたら、中学卒業後は<恐怖>でしかない。

 

私が希望と共に卒業できたのは、

何の根拠もなく、信頼できる人がいると期待できたことと

たぶん私達は「クズ人間」ではないだろうと自然に思えたおかげである。

 

たとえば・・

校長先生の「ライオンズクラブの皆さんにお礼を伝えましょう」の合図で

私達は「ありがとうございます」と一斉にお辞儀した。

どれほどありがたい事なのか、よくわからないままである。

今思えば、

入園料や大型バスのチャーター、お弁当やお菓子の費用負担などに加え、

例会では作業計画を話し合い、貴重な休日の早朝から 荷物を運び込み

園内では、ハイキングシートを設置し、お茶と弁当を配り、

ゴミを片付け 階段で車椅子を持ち上げ、

抱っこして乗物に乗せ、おんぶしてトイレにダッシュするという、

教員のお手伝いも、さぞお疲れだったに違いない。

小学生だから、嬉しさもワクワクも、その場限りだし

不平不満しか言わない輩もいて、本当に申し訳ないけれど、

それでも、その日のオジサン&オジイサン達の姿が 

鮮明に浮かぶのは、私はじっと見ていたということで。

 

初夏の頃には、山の小学生が「蛍」を持参してくれた。

20×20×30cmの大型の木製の虫かごは 寮の各部屋に配られた。

水の器と葉っぱや小枝が入っていて、夜になると私達は大騒ぎした。

谷あいの小学生達が、どうやって たくさんの蛍を集めたか

お手製の虫かごを、どなたが作ったか

昭和40年代の往復路の交通手段がどれほど困難であったか、

想像も及ばなかったけど。

ただ、嬉しかった、そして、すぐに忘れる。

 

婦人会からお菓子が届けられ、農協から果物が贈られて

女子高校生のお姉さん達が文房具をプレゼントしてくれた。

そのたびに食堂に集合してお礼を言う。

どこの誰だか知らない、一期一会の出会いなのに

ぼんやりと、他者への信頼が育った気がする。

私も地域の大人として誰かを喜ばせるお手伝いをしなくちゃ。

 


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苺の大人買い

2018年05月05日 | Weblog

 

いちご狩りに行ったつもりで、苺を大人買いしました。

「しばらく、苺はもう見たくないほど 食べちゃう!」

少し残ったので、ヨーグルト用に苺ソースも。

願いごとが叶い、なんて私は幸せなんだろうと大満足。

 

私の幸せは大変具体的なので、数えられます。

苺の大人買いを 1か月に 1回 2回 ・・

友人との食事会を、1年に 1回 2回 ・・

読みたい本を購入、1冊 2冊 3冊・・

優しい声をかけて貰った 1回 2回 3回

好きなTVを見た  1回 2回 3回

 

私の不幸や怒りや不安もできだけ、具体化します。

もやもやと包まれる、得体のしれないガス状態では 管理が困難すぎです、

とりあえず今日は、ここに、これだけを収納しておこうなどと

取り扱えるのも、固形だからこそ。

二酸化炭素を凍らせて、ドライアイスにするようなもんですな

 

 

 


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ヨモギ

2018年05月03日 | Weblog

 

母と同じ年頃の女性が

手押し車の傍にしゃがんで、よもぎの新芽を摘んでいました。

ゆっくり伸ばした手指が、リウマチなのでしょうか

しょうがの塊のように変形して、痛そうに見えました。

猫背の小さな背中をぽかぽかと 陽光が暖めていて

麦わら帽子のリボンが時折、揺れていました。 

<お楽しみ>でありますようにと願います。

美味しい牡丹餅か、お焼か・・なにができるのかな。

 

 

2018年4月3日のニュースで紹介されましたが

日本とアメリカと韓国と中国の高校生8480人を調査した結果

<私は価値のある人間だと思う>と答えた高校生の割合が

日本は45% 他の3国は80%以上。国立青少年教育振興機構発表

 

相変わらず、低い数字が継続しています。

どうしてでしょう?

私と出逢う学生の半数は、

ご自分に自信がないと想定して

自己肯定感を高めるワークを体験してもらいました。

4月21日の薬学入門(1年生)約130人分、

4月28日のコミュニケーション交流学習(2年生)約140人分 

提出されたワークシート&レポートを読ませていただき、

過度に自己肯定感が低いと感じた学生に

勇気づけのコメントを添えました。

悩みを自己開示されると、私も考えさせられるし、

白紙提出が一人もおらず、真面目に取り組んでくれて

ありがたいなあ~と嬉しいです。

 

ところで、

出席番号順に並べ替えるだけで、どれほど時間がかかったことか。

私の単純作業能力の低下と共に、時間の速度は反比例して

その結果、1日が、ピュン!

1日1仕事ですな。

明日は、私も牡丹餅つくりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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生きる価値

2018年05月02日 | Weblog

 

 『七年前に圧迫骨折をしてからは、絵も文字も書けなくなり、
 ベッドの生活が長く、昨日よりも今日、老いて行く自分を
 なるほどと 対話している毎日ですが、

 それにしても、
 生きる価値も意味もない人生で終わりたくはないと思いながら 今日を迎えました。』

 ”米寿の祝いをかねて”   という市川ユリ子さんの絵画展が 
 身体障がい者福祉センターで開催 期間は4月2日(月)~4月28日(土)

 

得るものよりも喪失するものが増すと感じるのは何歳からだろう

追い打ちをかけるように、圧迫骨折や脳梗塞や癌や難病で、

自由を奪われる無念さを想う時

人生100年という寿命の長さが 嬉しいような、嬉しくないような。

 

成長の最後に 不都合な状態を 誰もが迎えるならば

それに耐えるメンタル強化の仕組みも

私の遺伝子に組み込まれているはず。

来たるべき時のために 今日を粗末に生きてはならぬよ。

 

 

 


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