笑顔浴

優しい時間

笑顔を注ぐ2

2010年03月31日 | Weblog
3月29日は四国癌センターの会議室で
ボランティアふれ愛の月例会がありました。
病院長からの昨年度の活動に対する感謝状をTリーダーが受け取りました。

四季の花壇で病院に来る人々の心を癒そうとする「グリーン」係
受診に来た人々のご案内でサポートする「ガイド」係
移動図書で入院生活の中でも楽しみを提供しようとする「図書」係
緩和ケアで交流の場をサポートする「ティーサービス」係
緩和ケアにはお裁縫をされる係りもいらしゃって
「肌触りのよいお帽子」はこれから抗がん剤で治療をはじめる方に
「可愛い袋」は様々なものを包んで
病室が冷たく機械的にならないように使っていただいています。
図書の入力係募集中です~。


病院の玄関横で
「ここの医者がボロじゃけん癌が治らん。都会の病院じゃないと治らんのよ」
「治療代が高すぎる!金がないもんは死ねということよ、患者の足元みおって」
男性の憤りをバスを待つふりをしてしばらく聞きました。
怒りと嘆きに心を占領されていらっしゃるようでした。
黙って話を聞く奥様が小さくみえました。

それでも、ああどうか、足元の花を蹴らないで。
サイモントン療法をお試しくださいませ。

癌を強く治したいと願うには「失いたくない何か」が必ずあるはず。
もっとそれを見つめてくださいませ。~癌はあなたに呼びかけています~



サイモントンジャパン
http://www.simontonjapan.com/


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笑顔を注ぐ

2010年03月31日 | Weblog
3月28日(日曜日)は、
大街道第二回四国一長いフリーマーケット会場に居ました。
「居ました」と書いたのは、立っているだけで
搬入も搬出も、販売も、お客の呼び込みも、陳列も、
何んにも手を出さず、ああしたら、こうしなさいと指示もせず
ただただ、そこにぼーと居るだけの責任者でした。

大人の力を借りずとも「僕らでできるやん!」という
誇らしい小さな成功体験を感じてくれたら、嬉しいぞ。
これが私の愛情表現なんだな~。
来年はフリマ責任者も青年の中から選べるんじゃないかしらん。

麦の家の先生方や相談者のご厚意で寄せられた品物には
「品数が少なくて肩身の狭い思いをさせないように」というお心使いや、
「がんばってね!」の応援のお気持ちがこもっており
直接目には見えないけれど、皆さんから愛されたことへの
感謝の気持ちは、安堵の後にゆっくり育まれてゆくことでしょう。

自分で選び、値段を考えて、持参した商品が売れた喜びと
わずかでも販売利益を手にしたワクワク感って特別な感激ですよね。
Nさんの進行で事前準備の値段付けや荷作りや提案・意見交換は
ずいぶん活発だったとHさんからうかがいました。

当日は、数々の予期せぬハプニングが続く中、
よく考え、よく働き、助け合った彼らは、よく笑いました。
ほどよくヒヤリとしたり苦労があると団結力が高まるのですね。

お昼に「楽しんでますか?」と
H先生のメールがNさんの携帯に入ったそうです。
労研饅頭を差し入れてくださったHさん
ドリンク類をさしいてくださったHさん
ご家族の皆さん、友人の皆さん、
I先生の呼びかけで見に来てくれたサポートステーションのみんな
ブースを訪ねてくれて、どうもありがとうございます!!

「サクラ」効果になったのでしょうか、
「なんで、このブースにはこんなに人があつまっとるんよ」と
私の前を通り過ぎた人が何人も戻ってきては商品をのぞくので
おかしくて、そして、胸がいっぱいになる私でした。




麦の家
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/6112/


(絵手紙:公民館のU先生の作品)

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いのちは時間

2010年03月27日 | Weblog
「今夜の夕食が、人生最後の夕食だ」と思って食べる人は少ないと思うけれど
結果として最後になる人は、多いかもしれない。

日野原先生が「いのち」の授業を小学生になさったときのこと。
はじめに「いのちは、どこにある?」と質問なさいました。
多くの子供が「ここ」と心臓を示しました。
「そこは、血液を送るポンプにすぎない」
「?????」

いのちは、目で見ることができない
 時間も、目で見ることができない
いのちとは、時間のこと

君たちが、生きているということは
君たちが、自分の時間を使えるということ

「ちょっと哲学的だったと思うが、それでも
小学生は理解したようだった」と
しっかりした語調で語っておられました。

自分の時間をどう使うかについて
ありがたいことに私の自由度は大きい。

使える時間をもっと延長させるより
使える時間をもっと充実させるほうが、私の課題です。



写真は、高速道路を降りて大洲市内で食べた芋アイスで
(アイスの中にあたたかい薩摩芋ペーストが入っています)
「よし、これで満足!」とレストランを出ました。
美味しかったので、もう一度食べたいものです。



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春の海

2010年03月27日 | Weblog
御荘町に到着するまでに
山をいくつもこえて
そのあとは、海岸に沿って
海を眺めながら走ります。

観光名所の道路の路肩の駐車スペースから
海の広さをうかがいます。
夕暮れになるともっと美しい眺めになります。
昨日も強風警報が出ていて
白波が立っていました。


南レクのホームページに、まだまだ
知らない場所がたくさんありました。

http://www.nanreku.jp/ishigaki/index.html

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春の山

2010年03月27日 | Weblog
身体の3m四方しか見ない生活がつづくと
おりのように心の表面がくもってきます。

雪が怖くて1月をパスしたため、4ヶ月ぶりに
愛南町の契約先へ向かってドライブしました。
自然の大きさに、心が洗われます。
だんだん、この往復の行程が好きになりつつあります。

最近、お花見弁当のチラシが入るなあと思っていたら、
もう里の桜は満開でした。
校庭の桜も、お地蔵さんの近くの桜も
町並みのはずれにある橋の桜も
華やかに春の光を反射していました。
道の両側から張り出した桜のトンネルをいつくもくぐって
山を見上げると、山のてっぺんのほうまで春の山でした。


写真をクリックすると大きく見えます。

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簡単ポテト

2010年03月23日 | Weblog
我が家の中で、玄関が一番寒いので
<野菜置き場>に指定しています。
さっき、袋の中をのぞくと、
ジャガイモから芽が伸びているので
おっといけない、今夜は簡単ジャガイモ料理

レンジの「根菜野菜をゆでるキー」でチンして
ゆでたジャガイモの上にミートソースをかけて
チーズを乗せてトースターで焼くと
コーヒーを入れてる間にできました。
熱いからフーフーして食べましょう。

3月28日(日曜日)の第二回四国一長い大街道フリマに、
「麦の家」の若者たちと11時~16時に参加します。
あたたかい日でありますように。

そろそろフリマで売れそうなものを探さなくっちゃ!
何を選ぼうか、いくらで売ろうか、
伊予商人の卵達も迷ってる頃だろうなあ~

「去年は年配の人が多かった」
というマーケティング情報がありますので
私だったら何をフリマで購入するか考えてみます。







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好きこそ、ものの上手なれ

2010年03月23日 | Weblog
Yちゃんがホワイトデイのお飾りです!といって
作品を届けてくれました。
小さな木の実がぎっしり詰まっていて
どれも消毒され色まで塗られています。
飾ってみると、白い壁によくはえました。

花粉症の彼女が、完全防護服やめがねにマスクで身を固め
この季節に花粉舞う森の中で木の実を拾っています。
彼女の拾う木の実は、老人ホームで提供する園芸療法の
材料として、1年間に消費されます。
お年寄りの費用負担を抑えるために、
彼女は知恵と身体をフル回転で駆使します。
園芸療法の参加者の笑顔を見ているのが大好きなんですって。




昨夜はBさんのお誕生日イブのお祝いに「カラス」でお食事
主婦をしてお勤めをして休日にはお母様のお見舞いのあと
ダンスを習っていらっしゃいます。
逢うたびに指導内容のの難度が上がるので
それだけ上達している証拠と感心しています。
来るべき、アルゼンチンタンゴの発表会には万難を排して
応援に行くことを誓います。

Bさんのお母様は、元気な頃から
肌ざわりが良いガーゼ生地がお好きだったそうです。
肌着に寝巻きにタオルに彼女はお母さんの肌にふれる
あらゆるものをガーゼで揃えてあげました。
お部屋に花を絶やさず、枕元をいい香りでつつみ
お顔を拭いてあげたあとは、保湿クリームを
手の甲で温めてから塗ってあげるんだそうです。

「時間があれば母の喜ぶことを、本当に一生懸命考えるの」
と聞いて、思わず涙がでそうになりました。
Bさんは、お母さんが大好きなんです。







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仕事の達人

2010年03月17日 | Weblog
なんで、そんなことをいうんよ~とか
なんで、そんなことするんよ~とか
誰かの言動を責めたくなるのは、その人が悪いというよりは
その結果、
(私の評価が下がる)(立場が悪くなる)といった私の不安が原因です。
私が怒りの感情にシフトする場合は 多くの場合(心細さ)を感じています。


先日、高速道路で前の車から空き缶が飛び出してきた時は
めちゃくちゃ腹がたったけれど、
あれは(車に当たると私が危ない!)という恐怖です。
「高速道路でポイ捨てするか、バカヤロー!」
~であるべき、~しなくてはならないという考え方も、
私がいい気持ちで過ごせるかどうかが、大きく影響しています。


仕事が集中するとイライラしますが、頼んだ人が悪いのではありません。
そのココロは、
「すべての人を満足させたい」
「時間が少ないから断りたい」の二重拘束で
「対応したいのにどうしよう」という個人的なパニックです。

いっそ「責任感」から自分を開放して
(すべての人に)を→優先順位で(せめてお一人には)
(満足させる)を→(引き受けるだけ)にハードルを下げる。
満足するかどうかは、もとよりその人のご自由ですから。

上手くできない言い訳や文句を考える時間が減り、
仕事にだけ時間を費やせると早く片付けられます。
すっきりした頭が快調に働くので、余裕も生まれます。
仕事の量は同じなのに、軽く感じるのはどうしてかしら?
仕上がりを喜ばれたりして、本当に興味深いことです。

先輩方を眺めていると、
仕事の達人ほどニコニコしていらっしゃいます。
スケールの広さ、とらわれの低さ
きっちり成果を残して、自慢することもありません。
まるで風に揺れるネコじゃらしのよう。

モデルにしたい先輩方と出逢えることに感謝です。


(絵手紙:公民館のU先生の作品)

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天に任せる

2010年03月14日 | Weblog
参加しても今は集中できないと判断し、
参加費がもったいなーい!と残念がりながら
金曜日の夜も土曜日の午後もそれぞれの研修会を欠席し
たまりにたまった作業を(ちぎっては投げ&ちぎっては投げ)片付けております。

ようやくゴールが見えてきたので作業を中断し、
今日は午前中に「こころの健康フォーラム」で山本昌知先生(こらーる岡山)の
ご講演「精神障害者のねがい」を拝聴してきました。
精神科医の立場からのお話に加え、お人柄がにじむあったかいお話でした。
たくさん「なるほど!」をいただきました。


精神的に落ち込んだり、へとへとにまいってしまう時って、
他人からの悪い評価を気にしている時に多いものです。
直接本人に確認していないのに「絶対嫌われた」とか「無能だと思われた」とか
「みんなで私を無視している」「笑いものにしている」等の被害妄想で苦しむことは
程度の差こそあれ、
病気の有無にかかわらず誰にでもあるんじゃないかしら?

そんな時の山本先生のアドバイスは
「人の気持ちをいちいち想像せず、
かといって無視せず、
全部、天に任せなさい」

相手がどんな気持ちになるかを天任せにして、
私は私の気持ちに正直に、優しく生きればよいのです。
それで、その人と別れても、次に新しい出会いが待っていますから。


ある患者さんの話・・・
幻聴や妄想を比叡山に行ってお坊さんに話したら
「そうですか」「それで」と40分間 聞いてくださった。
家に帰ってその話をすると、幻聴・妄想に家族が驚いて病院に連れて行った。
病院のドクターは症状が悪化したと判断して薬を増量した。

患者さんは、それからも比叡山に通って話を聞いてもらった。
だんだん調子がよくなって回復してきた。
家族も医者も、薬がきいたと思っているけど、
本当はお坊さんのおかげだったと患者さんは告白したそうな。

入院を繰り返す患者と入院しない患者の違いは
家族や友人や作業所やその他の仲間による情緒サポートネットワークの違いだとか。


講演の後で「人形劇による統合失調症講座」を観てきました。
ウサチャン、トンちゃん、かえるのイケメン先生、そして
統合失調症の患者さんが4名登場して
体験談を聞かせてくれたり、会場の質問に答えてくれるのも
主催が社会福祉法人ならではの興味深いものでした。

「どう接したらいいかわからない」という質問に対して
「統合失調症でも、普通に接してもらって大丈夫です」
というコメントを返しておいででした。
特別に気をつけることがないと聞き、安心できました。
私の肩に力が入っていたのかもしれません。

「ビタミンC」などと言わずに食べたまえ。
 みかんはみかん、りんごはりんご。

「●●病」などと言わずに付き合いたまえ。
 A君はA君、BさんはBさん。

 山本先生の最後のお話が甦ってきました。



PS:
バザー会場の芝生で餅つきが行われ、
つきたてのお餅は2個入り150円で販売されました。
スゴーく美味しかったです。



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祝500日

2010年03月13日 | Weblog
今日はブログ開設から500日めです。
こうして元気で生きていることに感謝します。

昨日は火災保険(地震)手続きが完了しました。
「5年後に更新ですので、またその時に」
「5年後に私が死んでいたら、この電話番号通じないですね」
「え?ご予定があるんですか?」
「予定はないけど、今日外出先で事故に遭うかもしれないし」
「・・・・」
「ごめん。一ヵ月後には多分入金できると思うし、何が起きても
 後始末がスムーズに進むよう伝言メモも作っておきますから」
「・・・・あのう。連絡が取れない場合、どなたに連絡したらいいですか?
 実は義父が先日突然なくなりまして、前日まで普通に話していたのに
 葬式さえ誰を呼べばいいかわからず大変でした。(人間は死ぬんだ)と思いました」

生命保険では、私が痴呆になった場合の連絡者を登録することになりました。
将来は今日と同じような日々だと考えがちですが、そうではないようです。

「備えあれば、憂いなし」私の生きる指針ですが
不安を感じたら、具体的な手段を考えて解消しましょう。

ブログ開設1000日めを意識して目指しませんが
たまたま1000日めになったら、よう生きとったと感謝するでしょう。


(絵手紙:公民館のU先生の作品)

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