笑顔浴

優しい時間

不運

2012年10月24日 | Weblog

「当て逃げですか、赤い車ですね」

塗料を落としてもらった。

凹みを直し、色を塗ると5万円かかるらしい。

数時間では無理という。

「錆は大丈夫。見た目を気にするか、しないかで決めますか?」

とりあえず、へこんだままにします。

そのうち、新しいへこみを自分で作るかもしれない。

美しい車であると嬉しいけれど

車が安全に走れば、それで私は満足です。

 

こうなることを知っていれば、違う場所を選んだのになあと後悔するけど、

もしかしたら、もっとひどい目にあっていたかもしれない。

運が悪いときって、どっちみち避けられない気がする。

 

被害者となれば なんで私が?と 納得しがたい。

罰を与えられるほど、悪しき行いをしていないから

生命や大切なものに関わるような略奪を許すものか。

事故 事件 災害 戦争 感染症・・

想定外の理不尽な被害を「不運」では、とうてい片付けられないけれど

悲しいことに、

毎日、世界のどこかで起きていて

そこから、人生を、やり直している人がいるんだなあ

 


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転ぶ

2012年10月24日 | Weblog

出かける直前に水遣りをして、ベランダで転倒した。

右膝に内出血 右肘に擦り傷 右のおでこにたんこぶ

いったいどんな具合に転んだんだか・・・

衣服が濡れて冷たい、鉢がワゴンから落ちて割れてる

やばい約束の時間に遅れるかも! 

後悔~反省~イテテ~

そういえば、前の転倒では、ドクターから

膝の血を抜いてよいかと聞かれて断って帰ってきた。

足底に高さ1cmの血たまりが現れて驚いたけれど

慣れて忘れた頃に消えていた。

 

人生でも、時々、思いがけない場所とタイミングで転ぶ。

痛テー!ととしばらく、そこでうずくまるが

立ち上がり そして、忘れる。

 

傷の痛みが消えないうちは、傷に触らず

関心を外に向けるのがよい。

脳は多くのことを同時に処理できない。

痛みに関心を持てば、痛みは倍増する。

痛み以外のことに関心を持てば、痛みは半減する。

痛いの痛いの飛んでゆけ~と

さすってもらうと痛みが減るのは、関心がそちらに移ったからだ。

 

人前で転ぶと恥ずかしくて、慌てて転ばなかったことにする人がいる。

痛みは「しばらく待て」と行動を止める役割がある

しばらく痛みを味わう方がよい。

痛みを味わいながら、体のコンディションが整うのを待つのだ。

自分が想像してるほど

周囲の人は転んだ人にさほど関心を持たない。

誰でも転ぶから、恥ずかしいことでもない。

心が怪我した場合も、傷を感じながら 

同じように治ってゆくのだと信じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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批判的

2012年10月23日 | Weblog

批判的に考えたり、対話したりすることを

悪いこと、してはいけないことのように考えてきた。

本当にそうなのか?

と疑うなんて、失礼ではないか!

と感じるのは、自分の考えこそが正しく、

最良のものであるという自負から

相手のアラサガシをして傷つけてはならないと思うからであった。

しかーし。

本当に自分の考えこそが正しいか?

というと、そうでもない方が多いかもしれない。

だとすれば、

批判的に相手の話をよく拝聴し、己の誤りを正すチャンスを

逃していたことになる。

多分、それはお互い様だと思うので

対話することによって、互いに補完し合えるかもしれない。

 

いつも「?」を忘れない。

わかったつもりにならない。

これは、相談の基本姿勢。

 

 

 

 


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勇気付ける

2012年10月21日 | Weblog

落ち込んだ人の、努力してるところを認め

失った物よりも、得ているものに焦点を移動し

労い、褒めても、まだ足りない。

 

「大丈夫、私がついてるじゃないの!」

頼りない私だけど一緒に考えるという勇気付け。

私が素晴らしい提案をしなくても

じわじわと本来の実力が復活してるから不思議。

 

 

 

 

 


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シンプルに伝える

2012年10月12日 | Weblog

スーパーでお肉を選んでいると

「私は、料理を全然しらないので教えてください」

と、きれいな高齢の女性に声を掛けられました。

ちょっとした違和感を感じつつ、でもさっと流しました。

TVで、鳥の胸肉が身体によいときき、簡単な料理方法が知りたいとおっしゃるので

簡単な料理方法を提案しました。

 

①胸肉をステーキのように切って、塩コショウしてフライパンで焼く。

②器に酒と肉の塊を入れ、電子レンジでチンして酒蒸し風にしたら、

 手で裂いて、酢味噌やゴマドレッシングをかける。

③鍋にたまねぎと肉とめんつゆと砂糖をいれて煮て、卵を入れて、卵とじ。

 「あなたの話はわかりやすいから、できそうな気がする」は、何よりの褒め言葉でした。 

でも、手順は伝えたけれど、量を省略してるし

メモして渡さなかったので、初めて試行する人に不親切だったと反省。

もう一度お目にかかれたら、お渡ししたいです。

 

母に情報を伝える時は、許容範囲をこえると「もう、わからん」と聞く耳もたずです。

そんなときは「話が長~い!」と自分にツッコミを入れております。

物事をシンプルに伝えるには、練習が必要だと切に思っています。 

 


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お礼

2012年10月12日 | Weblog

長らく、更新していないブログに

いつも訪問くださりありがとうございます。

 

昨日は10時から病院ボランティア室で図書管理の打ち合わせ

13時から学会事務局で作業をして、15時~21時まで相談業務

その隙間時間に、お礼状。

感謝してお礼状を書けるということは、とても幸せな行為です。

 

昨年の12月から事務局の庶務をした学会が10月の3連休で終了し、

今週は残務処理の段階になりました。

何か予期せぬトラブルが起きるのではないか?

私の作成した書類に不備があるのではないか?

嫌な緊張感から解放されていく嬉しさがジワーとこみあげてきます。

 

しかし、考えてみれば、こうした不安や心配は

他の仕事でも自然に持つもので

学会の裏方作業も同じはずなのですが

大きな違いは、私にとって初めての作業内容だったことです。

慣れている作業は、ゴールまでのイメージができているので

こんなに疲れません。

たぶん、次に任されたら、今回よりは余力を残せると思うのです。

 

入社した、昇進した、出向になった、リストラされた 定年になった

家出した、結婚した、離婚した、介護で家族が増えた、家族を失った・・・

どんな人でも様々な新しい環境への適応に、ある程度の時間が必要です。

時間をかけてマイペースを調整できるまでは、心労がつきもので、

ストレスチェック表でも上位にランクしています。

どうか、環境が変わった時に情けないと自分を責めたりなさいませんように。

また、周囲の人への見守りも、時間の余裕を持ち見つめてあげてください。

漠然としたイメージができると、大丈夫。

 

 

 

 


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